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天璋院篤姫(下) 講談社文庫
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天璋院篤姫(下) 講談社文庫

宮尾登美子【著】

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天璋院篤姫(下) 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1987/11/15
JAN 9784061840720

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商品レビュー

4.2

14件のお客様レビュー

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2010/05/28

人の上に立つ女性のあ…

人の上に立つ女性のあり方、江戸時代の日本女性の強さを実感しました。今の自分はなんてラクに生きてるんだ・・と反省させられ、読んでいる間は、しとやかな我慢強い女でいられたと思います。

文庫OFF

2010/05/28

過酷な人生を生きた女…

過酷な人生を生きた女性・天璋院篤姫の人生を描いた歴史長編。歴史の勉強にもなりました。

文庫OFF

2021/05/02

上巻を読んだ段階では篤姫は理知的な女性という印象を受けたが、下巻まで読んでみるとむしろ「信念の人」だと思った。 篤姫と和宮(あるいは江戸方と京方)とで道徳観・家族観が噛み合っていない感じがするが、篤姫が信じて疑わない儒教っぽい道徳観は、朝廷や公家社会においてはあまり重んじられて...

上巻を読んだ段階では篤姫は理知的な女性という印象を受けたが、下巻まで読んでみるとむしろ「信念の人」だと思った。 篤姫と和宮(あるいは江戸方と京方)とで道徳観・家族観が噛み合っていない感じがするが、篤姫が信じて疑わない儒教っぽい道徳観は、朝廷や公家社会においてはあまり重んじられていなかったのだろうか? 夫である家定の弱さに対しては理解しようと努力したのに、嫁の和宮に対しては過剰な期待をしては「裏切られた」の繰り返しなのは、篤姫のこの家族観ゆえか。 皇妹であることを抜きにしても、嫁に篤姫自身と同レベル以上の強さを求めるのは無理があると思うが… 島津斉彬の陰謀や慶喜の人物像など、どのあたりまでが史実に基づいているのだろう。 幕府が瓦解した結果として篤姫は自由を手に入れ、和宮とも親しくなれたわけだが、それでも篤姫にしてみれば徳川幕府が続いていたほうが望ましかったのだろうか。 最後に、雷嫌いの篤姫がかわいい。

Posted by ブクログ

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