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森はいのち エコロジーと生存権 有斐閣人権ライブラリイ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 有斐閣 |
発売年月日 | 1987/08/20 |
JAN | 9784641030633 |
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森はいのち
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1987年出版だからかなり古い本だけれど中身は古びていない 自然界のやり取りを宛がい扶持のルール(解釈による駆け引き) と言い切るところには疑問が残ったけれど それはそれなりの価値観として受け取ればいいのだろう 私なりには自然界の競争といわれている部分を 嘘の無い切磋...
1987年出版だからかなり古い本だけれど中身は古びていない 自然界のやり取りを宛がい扶持のルール(解釈による駆け引き) と言い切るところには疑問が残ったけれど それはそれなりの価値観として受け取ればいいのだろう 私なりには自然界の競争といわれている部分を 嘘の無い切磋琢磨としてとらえ納得し合った秩序と思いたいし ルールやシステムが先にあるのでなく自然界を構成しているものたち自体が その都度刻々と取り交わしていく情報と共に流れているのだと思うのだけれど 我々のつくっている現代社会の常識に照らせば ルールであり競いであると判断するのが当然なのだろう ましてや学問の世界で通用させるには限界があるのも当然のことだ それはそれとして無機物を含めた命の世界がシームレスに巡り巡って循環し 多様性の中を落語の「風が吹けば桶屋が儲かる」のごとくに すべてがネットしあっていることを懇切丁寧に例を挙げて解いている 人間を含む自然界全体を管理しようとする画一的規制のために 人工的な合理性に基づく教育システムや経済システムを持ち込んで 支配しようとして自分の首まで絞めてしまうことを順序だてて説明している 若干センテンスが長いことで主語がわかりにくくて読みにくいけれど ゆっくり読めば専門家だけでなく誰にでもわかるように書かれている 持続可能な社会を維持発展していくには自然界とどう付き合うべきなのか 損して得とる視野の広さと長さが大事なことを訴えてもいる 森をベースにして社会のあり方・家族のあり方・政治のあり方など 心の問題にまで踏み込んで考えさせられる内容となっている
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