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言葉と無意識 講談社現代新書871
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 1987/10/20 |
| JAN | 9784061488717 |
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言葉と無意識
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言葉と無意識
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商品レビュー
3.9
23件のお客様レビュー
丸山圭三郎。ソシュール研究の第一人者。戦前の生まれ。本物のインテリといった感じ。 中盤で例示されるものが、ラテン語の詩、墓碑銘、演劇論、百人一首から、歌謡曲まで…とてもじゃないが、ついていけない。 現代の知識人だったら、漫画とかアニメとかの例示をしがちだと思う… 「表層の言...
丸山圭三郎。ソシュール研究の第一人者。戦前の生まれ。本物のインテリといった感じ。 中盤で例示されるものが、ラテン語の詩、墓碑銘、演劇論、百人一首から、歌謡曲まで…とてもじゃないが、ついていけない。 現代の知識人だったら、漫画とかアニメとかの例示をしがちだと思う… 「表層の言葉には、深層・無意識の言葉の連鎖反応が現れる」というような部分は、フリースタイルラップを思い出し、理解が進む。 表層の意識が主体的に考えているのではなく、ライミングという言葉の連鎖のほうが、むしろ思考内容を牽引している。 そして、辞書で勉強して、意識的に仕入れた単語が、即興フリースタイルの場で、無意識を駆動させる。 この本の内容全般を通しても、おおむね、そのようなことを主張しているように思う。 これまで「無意識」という語を聞くと、なにかモヤモヤしたもののイメージしかなかった。 というか、頭の中で「言語化されてないもの」というイメージだった。「言語化されてない」がゆえに、思考の議題に上がらないもの。 この本のテーマの中核は、ざっくり言うと「無意識もまた、言語が生み出している」 異性の属性(職業など)に、性的な衝動をおぼえるのは、誰にでもよくある話だ。 しかし、これは明らかに、言語活動が生み出した欲望である。職業に発情する動物はいないのだ。 言語が、無意識を生み出している好例だ。
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多くの引用と共に、自分の考えが述べられているようである。 言分けという概念が、見分けという概念の対立概念として出てくるが、その定義が書いていない。言分けがもたらした文化の説明、言分けの説明に便利な逆ホメオスタシスの説明はあるが、その説明のどの部分が言分けであるかの説明がない。 ...
多くの引用と共に、自分の考えが述べられているようである。 言分けという概念が、見分けという概念の対立概念として出てくるが、その定義が書いていない。言分けがもたらした文化の説明、言分けの説明に便利な逆ホメオスタシスの説明はあるが、その説明のどの部分が言分けであるかの説明がない。 また、多くのフランス語やドイツ語などカタカナで書かれた語が出てくる、著者の博学ぶりが伝わる書き方がされているが、著者の言いたいことは伝わってこない。エピステーメーとして、ある分野においてははっきりと定義され共通認識がある語として確立しているからこそ、カタカナで示しているのだと思うが、哲学や精神分析学の門外漢たる私には、意味が分からない。ちゃんと説明をしてほしい。 同様にたくさんの論者を引用していて、多くの学者・哲学者・精神分析者・臨床心理学者の支持が得られる主張をしていることが分かる。ただ、それらの論者が、言葉を同じ意味で使っているのかについて、読者には知るよしもない。原著にあたってみないといけないだろう。彼らが何を根拠にそのような主張をしたのかについて、私はまったく知らないため、名前のすごそうな感じによって誤魔化されるか、あるいは、一旦根拠のない主張として受け取っておくしかない。根拠について語られることは、本書においては、ない。 著者は、本書のテーマとなっている無意識という語をフロイトの用いたそれとは違う意味で扱うことを宣言していて、それには定義や説明をしっかりとしている(だから、無意識について書かれている本として本書を手に取った人にとっては驚き、だまされたと感じることもあるだろう)。精神分析の立場で書かれた文章を引用するならば、それはかなり慎重を期さねばならなかっただろう。そうしているのだろうとは思うので、それは信用するしかない。 多くの引用が在り、たくさんのタームあるいはジャーゴンによって論が構成され、知的に深いレベルの議論がなされていることが感じられる。だが、それが人の生き方や考え方というレベルへと下りてくることが非常に希である。人が使う言葉と人の無意識についての議論がされているはずなのだが、それは言葉の上で示されるに留まることが多い。流動的に姿を変える、分節化しにくい私たちの一面を説明しているはずなのだが、言葉のみが上滑りしている印象を受ける。ロゴスにより表層構造をなぞるだけの本書は、深層構造にある分節化される以前の私たち人の本質に迫れているのだろうか。 「一般的に人は」と書かれる内容、著者の友人である会社経営者の言葉は、どれだけの人を納得させられるものなのかは分からないが、少なくとも私にとっては実感のない事例となった。そして、一般人に対する著者の理解は、確かめようと思えば確かめられることでありのだが(心理学の領域ではそれをしないで語ることは許されない)、確かめることはない。 ただ、ソシュールの人生の足跡と業績について書いた部分はすごく面白くて、ソシュールについてもっと知りたいと思わせる魅力があった。 以上を総括すると、新書として出すべき内容とは言えない。単体ではほとんど意味が分からないので、評価できない。被引用者について知っていないと、そもそもの主張を理解しがたいし、都合良くつまみ食いして自分の主張を裏付けている可能性を排除できない。ラカンやドゥルーズ、ソシュール、クリステヴァ、バフチン、フロイト、ユングといった大物をちゃんと理解している人が、丸山氏の一連の著作との関係において読むのが楽しみ方であろう。
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「言葉はどうやって習得されるのか」この本を読んで、改めて考えさせられた。 概念説明などはやや専門的でわかりにくいところもあるが、筆者が遭遇した電車内での子どものエピソードは実に微笑ましい。「ママ、デンシャって人間?お人形?」 こんな素朴な質問が言葉の概念の真髄を言い得ているので...
「言葉はどうやって習得されるのか」この本を読んで、改めて考えさせられた。 概念説明などはやや専門的でわかりにくいところもあるが、筆者が遭遇した電車内での子どものエピソードは実に微笑ましい。「ママ、デンシャって人間?お人形?」 こんな素朴な質問が言葉の概念の真髄を言い得ているのではないだろうか。「人間=動く、やわらかい」「人形=動かない、固い」、じゃ「動く&固い デンシャはどっち?」 という質問になるわけだ。幼い子どもの質問を意味のないこととしてしまうのは簡単だが、新しいカテゴリーの理解に困難を伴うというプロセスは語学習得を考える上で、必要な観点だと思う。
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