- 中古
- 書籍
- 文庫
私の浅草 新潮文庫
定価 ¥396
330円 定価より66円(16%)おトク
獲得ポイント3P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 1987/11/25 |
JAN | 9784101291024 |
- 書籍
- 文庫
私の浅草
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
私の浅草
¥330
在庫なし
商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
沢村貞子の少女時代の…
沢村貞子の少女時代の、生き生きとした浅草の思い出。粋で活気があって、ノスタルジックな気持になります。
文庫OFF
1996年に亡くなった役者・沢村貞子が、生まれ育った浅草の風物、 家族の思い出等、下町の暮らしを綴ったエッセイである。 なんだろう、この人の文章の上手さは。気のきいた言い回しなどない のだが、すーっと気持ちに入って来るのだ。 下町の、貧しいけれども身の丈にあった暮らしを精一杯...
1996年に亡くなった役者・沢村貞子が、生まれ育った浅草の風物、 家族の思い出等、下町の暮らしを綴ったエッセイである。 なんだろう、この人の文章の上手さは。気のきいた言い回しなどない のだが、すーっと気持ちに入って来るのだ。 下町の、貧しいけれども身の丈にあった暮らしを精一杯生きた人々の 記憶でもある。ほろりとさせられる話もあるが、全編温かい気持ちが 伝わって来る。 ほんの少しいたんでいるみかんを「あたりみかん」なんて言うの、 いいねぇ。 読みながら大笑いしたり、ニヤニヤさせられたりする本はあるが、 本書は知らず知らずににっこりさせてくれる。 こんなエッセイを書ける人は、本業の文筆家でも少ないのではない だろうか。
Posted by
2ページから長くても5,6ページ程度。 出てくる人々がみな、生き生きとしている。 エッセイということだけれど、「パン屋のしろちゃん」や「秋田の女」などなど、それぞれが小説のようなひとつの「お話」として成り立ちそう。 白粉、物売り、髷、芝居に祭り、年中行事…。 古きよき浅草の、風...
2ページから長くても5,6ページ程度。 出てくる人々がみな、生き生きとしている。 エッセイということだけれど、「パン屋のしろちゃん」や「秋田の女」などなど、それぞれが小説のようなひとつの「お話」として成り立ちそう。 白粉、物売り、髷、芝居に祭り、年中行事…。 古きよき浅草の、風情や情緒に包まれてた1冊。 あの沢村さんの、つややかだけどしゃんとされた姿のもとは、ここにあるのかもしれないと思った。
Posted by