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配当 ハヤカワ・ミステリ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 1987/07/15 |
JAN | 9784150707200 |
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商品レビュー
3
7件のお客様レビュー
三回に一回は当たると…
三回に一回は当たるという驚くべき勝馬予想システム。そのプログラムをめぐって展開する争奪戦。このシリーズは競馬の好きな人ならより楽しめると思います。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
競馬シリーズ20作目。 前半と後半で主人公が変わる、という珍しい構成。 前半が物理教師の兄、後半が競馬関係の支配人の弟。 ある男が開発した競馬に勝つコンピューターシステムをめぐって、 脅したり、殴ったり、閉じ込めたり。 兄の話の方が面白かったかな。 オリンピック選手の腕前で電話の接続箱を狙撃したり、 システムを作った男の未亡人から話を聞き出したり、 殺人犯を逮捕させたり、 妻が監禁されたことから、仲が回復したり。 物理の授業のために銃をとりに行って教室に戻ったら、 生徒の一人がリンゴを頭にのせて黒板の前で待っていた場面も面白かった。 弟の話の方は、 復讐の鬼になった殺人犯が主人公になってしまったような感じ。 あとは、コンピューター関係の話がついていけなかったが、 勝ち続けていると賭け屋が引き受けてくれなくなるので、 あちこちにでかけていって賭けをしないといけないとか、 賭け屋が相手によってオッズを変えても良いとか面白かった。
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ディック・フランシスの競馬シリーズ。先日、亡くなられた俳優の児玉清氏が、初めて原書で読んだ作品だと知り、追悼の意をこめて読んでみました。三回に一回は当たるという確率の勝ち馬予想システムをめぐる戦い。それはそれで面白いのだが、主役(多分息子のフェリックスがモデル)の視点が途中で変わ...
ディック・フランシスの競馬シリーズ。先日、亡くなられた俳優の児玉清氏が、初めて原書で読んだ作品だと知り、追悼の意をこめて読んでみました。三回に一回は当たるという確率の勝ち馬予想システムをめぐる戦い。それはそれで面白いのだが、主役(多分息子のフェリックスがモデル)の視点が途中で変わる。その間十数年経過しているにもかかわらず、コンピュータのシステムが変化していないのはそちらに明るくない私でも不自然に感じた。
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