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未亡人姉妹 フランス書院文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | フランス書院 |
| 発売年月日 | 1986/11/10 |
| JAN | 9784829600856 |
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未亡人姉妹
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未亡人姉妹
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商品レビュー
3
1件のお客様レビュー
一族の欲と権力に塗れた義理の未亡人3姉妹
この作者にしては少数派と言える非相姦の話だが、まだ幼い我が子を後継者選びのレースに立たせることで嫁という外様な立場にも安寧を求める欲と権力に塗れた側面が女に潜むエゴを浮き立たせている作品でもある。 事業を成功させた創業者一族の御曹子3兄弟が事故で全員揃って一度に亡くなるのは...
この作者にしては少数派と言える非相姦の話だが、まだ幼い我が子を後継者選びのレースに立たせることで嫁という外様な立場にも安寧を求める欲と権力に塗れた側面が女に潜むエゴを浮き立たせている作品でもある。 事業を成功させた創業者一族の御曹子3兄弟が事故で全員揃って一度に亡くなるのはリアリティが全くない訳ではないものの、しかし随分と都合の良い大胆さを感じさせる荒技だなと思っていたら何と30年経った2016年にも同じ設定を用いた作品が出てきて驚く。それはともかく、3兄弟だった夫に先立たれた嫁ばかりなので姉妹と言っても血縁はなく、故に夫がいなければ不安定な立場でもあるために我が子への期待ばかりが高まる構図である。 話は突然の凌辱から始まる。理不尽な仕打ちだが3姉妹のうち2人が被害を蒙る。この影の首謀者が残りの1人だから呆れる話だが、元より資産のある家柄なので凌辱を請け負った男の目は眩み、当然とばかりに報酬の要求はエスカレートしていき、遂には手に負えなくなってくる展開である。味を占めて頼まれてもいないのに再度の交わりを望み、脅迫紛いにそれを果たすような下衆の中で官能成分も高まっている。 もっとも、屈してなるものかと意気込んでも感応度の高さですぐに我を忘れて自ら求めてしまういつものパターンなので、どちらかと言えばシチュエーションの卑猥さが目立つ描写ではあるが、男の巧みな手管に翻弄され、自ら望むように仕向けられ、さらに焦らされては遂に降参させられてしまう交わり自体は悪くない。また、余談ながら昂った際に発する「よくってよ!」に80年代の薫りを感じるところである。 手に負えなくなってきたのと同時に凌辱された1人は後々まで執着され、1人はかつての恋人との再会から逢瀬を繰り返すうちに悩みを打ち明けたことで3姉妹はほぼ同時期に男への報復を考え始める。このままでは骨の髄まで搾り取られそうだと危惧するのは自然な流れなるも犯罪的な発想に至るのは当時の作品らしくもあり、往年のサスペンスドラマのごとき様相でもある。 だがしかし、この企みは果たされぬまま呆気なく終幕する。代わりに真のボスが暗躍していたからである。これにより影の首謀者だった1人が逆に襲われたりもしている。報復しようとしたら別なところから報復された形である。 このボスは全編を通して実は探りを入れていて、最終的には3姉妹の行方を決める役割を担うのだが、この58歳の女性が(姉妹の1人が依頼したのとは別の)この暗躍に加担した男から迫られ、何と貫かれてしまうという驚きの官能場面が最後の最後に待っていた。55歳のヒロインが登場する2015年の作品に以前は驚いたものだが、それを黎明期の1986年時点で既に上回っていたことに「びっくらぽん」(死語)である。
DSK
