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視る男 ハヤカワ・ノヴェルズ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 1986/08/15 |
| JAN | 9784152076359 |
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視る男
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商品レビュー
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『軽蔑』『薔薇とハナムグリ』に続き、3冊目は、『視る男』 覗き見をすることについて。 それを読んでるのも、また覗き見と似ている。 読んでたら、あぁ自分も覗いてる感じがしてくる。 『視る男』とは、主人公のドドのこと。 ドドは、核戦争について、終末について考え、不安がる。 黙示録を読んだりして、照らし合わせたりして、解釈して。 “無害で愛すべき現実が一瞬にして地獄に変わりかねない” “私を脅かすのは自然のある種の偽りであり、偽善である。” 物理学者の父親に勝てないドド。 男としてもイケてるらしい父親。 足を悪くして治るまでベッドでいる父親は、ドドの妻シルヴィアとも寝ている事実にたどり着く。 寝取られている。と言うか、シルヴィアが進んで寝たと言うか。 情けない男ドドの現実が書かれており、惨めだなぁドド…と、思ってしまう。 面白いので、どんどん読み進めるんだけど、カバーにレスプレッソさんは、こう讃辞している。 『われわれは本書により、世界の終末を見ることになる。』 …そうかな。そうなのか? 面白く読んだけど、そんな大層な終末論を読んだ気がしない。 情けなくて気の弱い男の話の方が強いのだが。 古い本だからそう思うんだろうか? とにかく、ドドがいろいろイジイジ考えてることが面白いんだけど、核とか原発危機とか、そのへんは、一般的に戦争が起こったら恐ろしいよね、終末きてしまうよね…って思われることが書いてあるだけだと思ったんだけどな。 あとがきで、この後にチェルノブイリ原発事故があり、予言的だったから、そうなったようだけど…チェルノブイリ原発がなかった時代に書かれたから、その点が強調されたんだろうな。 今なんて、福島原発事故もあったし、ウクライナとロシアは戦争してて、流れで、第三次世界大戦ってなってほしくない。 核を結びつける必要があったのか。 私は、寝取られ男の話はそれ単体で、核や原発をすごく不安がる男の話は、別の単体で徹底的に一冊書いてほしかったな。 視るというのは、未来を視るという意味も含まれていたのか? いずれにせよ、モラヴィアの小説はクセになるのだけど。 (予言的な小説と言えば、伊坂幸太郎さんの方が予言的というか、未来見れる人なのか⁈ってタイミングで小説出版されてきてると思う。先の予測ができるのかな)
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(1991.08.07読了)(1991.05.02購入) (「BOOK」データベースより)amazon 核の恐怖とセックス!覗き趣味の男を主人公に、妻と父親との三角関係、核をめぐる父親との対立を通して、世界の終末を予見する最新話題作。 ☆関連図書(既読) 「ローマ物語 Ⅰ」アル...
(1991.08.07読了)(1991.05.02購入) (「BOOK」データベースより)amazon 核の恐怖とセックス!覗き趣味の男を主人公に、妻と父親との三角関係、核をめぐる父親との対立を通して、世界の終末を予見する最新話題作。 ☆関連図書(既読) 「ローマ物語 Ⅰ」アルベルト・モラヴィア著、集英社文庫、1980.02.25 「ローマ物語 Ⅱ」アルベルト・モラヴィア著、集英社文庫、1980.06.25 「1934年」アルベルト・モラヴィア著、早川書房、1982.09.30 「倦怠」アルベルト・モラヴィア著、河出文庫、1983.10.04 「黒マントの女」アルベルト・モラヴィア著、集英社文庫、1988.11.25
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