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マッハの恐怖 新潮文庫
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マッハの恐怖 新潮文庫

柳田邦男【著】

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マッハの恐怖 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1986/05/25
JAN 9784101249056

マッハの恐怖

¥605

商品レビュー

4.3

10件のお客様レビュー

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2021/04/30

1960年代の航空機事故を追ったノンフィクション。初めてノンフィクションの面白さを知った作品。航空システム、監視が行き届いた現在と違って、当時はアナログの世界だった。原因究明も事故機、レーダーの航跡と無線による音声記録だけが手掛かり。そういう状況において、どのように原因分析が進め...

1960年代の航空機事故を追ったノンフィクション。初めてノンフィクションの面白さを知った作品。航空システム、監視が行き届いた現在と違って、当時はアナログの世界だった。原因究明も事故機、レーダーの航跡と無線による音声記録だけが手掛かり。そういう状況において、どのように原因分析が進められたかがよく判る。 当時は航空ノンフィクションとして読んだが、今では航空事故の歴史書だ。日本の航空事故の歴史について知りたければ、一読の価値はあると思う。

Posted by ブクログ

2020/04/29

1966年に連続して起こった航空事故、全日空ボーイング727羽田沖事故、カナダ太平洋航空ダグラスDC8羽田空港炎上事故、BOACボーイング707富士山麓遭難事故、連続ジェット事故の原因追及をすることで巨大技術文明が生む歪みを問う。 いまや自動車より安全と呼ばれる航空機。米国国家...

1966年に連続して起こった航空事故、全日空ボーイング727羽田沖事故、カナダ太平洋航空ダグラスDC8羽田空港炎上事故、BOACボーイング707富士山麓遭難事故、連続ジェット事故の原因追及をすることで巨大技術文明が生む歪みを問う。 いまや自動車より安全と呼ばれる航空機。米国国家運輸安全委員会が行った調査では航空機で死亡事故に遭遇する確率は0.0009%となっている。それを支えているのが発生事故の徹底した原因究明と改善そしてFail Safeの導入にある。本書で描かれる航空局を始めとした関係者の現場検証、証言の取捨選択、科学的事実検証はそれら先人たちの努力ありそのプロフェッショナルな姿勢にはただただ頭が下がる思いだ。そうした厖大な事実関係を5年に渡って徹底且つ多面的な裏付け取材で体系的なドキュメンタリーとして仕上げた柳田氏。著者の鬼気迫る執念とともに、切れ味鋭い文章が臨場感を生み出し、多用される専門用語も気にならず読者を引き込む。 特に印象深いのが「断章その1」で語られるT航空会社Mと木村秀政氏との「ヒューマンエラー」に対する見解の違いだ。人為的ミスを「前提」とするか「排除」するか、機体設計や航空オペレーションに関わる本質的な非常に難しい問題であろう。 作中では著者は木村調査団長の調査姿勢に少なからず疑義を述べ、あとがきで本書を「無機質なものへの問い」としている。それから60年以上経った現代の人間社会は「無機質ありき」となった。人間と無機質の向き合い方を今一度再考するために読むのもよいかもしれない。

Posted by ブクログ

2018/01/17

ノンフィクションではあるが、客観的なものではない。 取り上げた事故に対して筆者は特定の見解を持っており、 その見解が「真実」であるかと思わせるように構成されている。 そのうえ、叙情的な創作と思われる部分を目にし、 ぼやかされている部分に引っかかりを感じ、 「書かれていないこと」...

ノンフィクションではあるが、客観的なものではない。 取り上げた事故に対して筆者は特定の見解を持っており、 その見解が「真実」であるかと思わせるように構成されている。 そのうえ、叙情的な創作と思われる部分を目にし、 ぼやかされている部分に引っかかりを感じ、 「書かれていないこと」は何かを考えると、 社会の木鐸を自負し、大衆を誘導するためなら 捏造をも辞さないマスコミの姿が透けて見える気がする。 また、被害者や目撃者の住所や勤務先の役職などまで記載しているので、 プライバシー意識のなかった当時の雰囲気を感じられます。

Posted by ブクログ

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