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日本人の顔 図像から文化を読む NHKブックス501

山折哲雄【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本放送出版協会
発売年月日 1986/05/01
JAN 9784140015018

日本人の顔

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2017/02/18

 宗教思想史家である著者による「新しい日本文化論」だが、発行されたのが1986年。何しろこの本を手に入れたのが「知のワンダーランド」神保町の古本屋だからさもありなん。  顔を見ると文化が見えてくるとは興味深い。「東京人の眼が怖くなっている」では、昭和五年、柳田国男が「明治大...

 宗教思想史家である著者による「新しい日本文化論」だが、発行されたのが1986年。何しろこの本を手に入れたのが「知のワンダーランド」神保町の古本屋だからさもありなん。  顔を見ると文化が見えてくるとは興味深い。「東京人の眼が怖くなっている」では、昭和五年、柳田国男が「明治大正史―世相篇」と言う本を書いた。そこで、東京人の眼が怖くなったと書いていると著者が紹介している。今は、どうなのかとふと思った。  世界で有名な日本人の表情がある。それは微笑だ。謎めいていて何を考えているのかわからないモナリザのような微笑、「モナリザ・スマイル」だ。あの笑いは、薄気味悪い、軽蔑しているといったような誤解を招く。  土偶と埴輪、優しい翁と怖い翁、オカメと般若、江戸時代の女の顔と貴族の顔など、様々な事例を挙げて説明している。  著者が挙げている例を見ていくと、顔一つでいろいろなことが読み解けるだなあと思った。とはいっても刑事コロンボ並みの観察眼が必要だな。誰か21世紀番を書いてくれないかな。  

Posted by ブクログ

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