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ヤマトタケル コバルト文庫
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ヤマトタケル コバルト文庫

氷室冴子【著】, 森田じみい【絵】

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ヤマトタケル コバルト文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 1986/03/01
JAN 9784086108201

ヤマトタケル

¥495

商品レビュー

4.4

9件のお客様レビュー

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2024/10/12

歌舞伎のヤマトタケルを観て、この本を思い出して再読しました。それぞれの人物の1人語りが面白くて、夢中になって読んだことを思い出しました。  今回の舞台と合わせてヤマトタケルの話の魅力に気が付く…

Posted by ブクログ

2023/05/21

私にとっての「ヒーロー」といえば、この作品のヤマトタケル。 何度読んでも、ヤマトタケルの勇壮さにときめき、大王の仕打ちに傷ついている繊細さに愛しさが募り、亡妻のオトタチバナヒメをこい続ける姿に切なさマックス、涙がとまらない状態になってしまう。 もう何度読み返したか分からないくら...

私にとっての「ヒーロー」といえば、この作品のヤマトタケル。 何度読んでも、ヤマトタケルの勇壮さにときめき、大王の仕打ちに傷ついている繊細さに愛しさが募り、亡妻のオトタチバナヒメをこい続ける姿に切なさマックス、涙がとまらない状態になってしまう。 もう何度読み返したか分からないくらい、幾度となく手にとっている作品。そして森田じみいさんの美しい挿絵も素晴らしい!相乗効果で作品の魅力を高めてくれている。 ところで、今回再読したのは、田辺聖子さんの「隼別王子の叛乱」の余韻もあって。両作品は古事記から題材を得ている点も同じだけど、登場人物の独白スタイルでストーリーが進んでいく点も同じ。私の中では兄弟作品として位置づけられている笑。 後書きによると、氷室冴子さんは、ひとり芝居の舞台を想像しながら執筆したそう。その通り、一文一文がそのままセリフになってしまう美しさと簡潔さで、スラスラと読めてしまうのも大きな魅力。 ヤマトタケルを題材にした作品は、黒岩重吾さん、漫画では山岸涼子さんの「ヤマトタケル」と手塚治虫さんの「火の鳥」を読んだけど、もっと色々読んでみたいです。小説・漫画・映画などで面白い作品をご存知の方、ぜひ教えてください!

Posted by ブクログ

2016/01/27

 高校時代、何度読んだか、そして何度泣いたかわからない作品です。読むのに体力がいる気がして、今はあまり読みたくないかも(笑)。  古本屋で最初見かけたときは、挿絵に「うわっ」と引いたけど、氷室冴子の本だし……と手に取り、家で読んで感動しました。こんなに悲しい話があっていいの? と...

 高校時代、何度読んだか、そして何度泣いたかわからない作品です。読むのに体力がいる気がして、今はあまり読みたくないかも(笑)。  古本屋で最初見かけたときは、挿絵に「うわっ」と引いたけど、氷室冴子の本だし……と手に取り、家で読んで感動しました。こんなに悲しい話があっていいの? と。  最初抵抗があった挿絵の絵柄も、あとがきに「濃艶な体臭たちこめる絵」と書かれていて、もうこの話にはこれしかないと気に入りました。当時珍しかったフルカラーなのも、いちいち匂い立つようで良いです。  この本と銀金の影響で、私は短大の卒論テーマを古事記にしました。

Posted by ブクログ

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