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銀座ゆうゆう人生 文春文庫
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銀座ゆうゆう人生 文春文庫

上坂冬子【著】

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銀座ゆうゆう人生 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 1986/03/25
JAN 9784167298043

銀座ゆうゆう人生

¥220

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2009/02/03

・カミサカさんが銀座で生きる人々を訪ね歩いた本。銭湯のオヤジ、靴磨きのおばさん、新聞売りのおばさん、置屋のおかみ、などとこの多彩さは銀座ならではか。これが歌舞伎町だったりすると、もうちょっと俗っぽく偏りそうでそこはさすが。 ・一番印象に残っているのはやっぱ靴磨きのおばさんだな。子...

・カミサカさんが銀座で生きる人々を訪ね歩いた本。銭湯のオヤジ、靴磨きのおばさん、新聞売りのおばさん、置屋のおかみ、などとこの多彩さは銀座ならではか。これが歌舞伎町だったりすると、もうちょっと俗っぽく偏りそうでそこはさすが。 ・一番印象に残っているのはやっぱ靴磨きのおばさんだな。子供が好きで戦後に浮浪児の集団に仲間入りした、自分は大人の中ではダメだ、なんていいながら、実は児童福祉の施設だか団体だかに寄付をしてたり、孤児に手助けをしよう、なんて背景があっての行動だってのが垣間見えたり。この人の人生追いかけたら1冊の本が充分書ける。 ・というか、そういうドラマのある人たちばかり。それぞれ10ページくらいに収まっているんだけど、もっと知りたいような人たちばかり取り上げているのはさすが。これもさすが銀座ってことなのか。 ・45年前に取材した内容なんだけど今読んでもめっちゃ楽しい。今同じ取材をしてもやっぱこういう人たちが沢山いるのだろうか銀座は。2009年の俺達が持っている銀座のイメージと、45年前の銀座って確実に違うものだったと思うんだよね。今の銀座ってちょっと影が薄いもんな。この頃は凄かったんだろうきっと。 ・この本のあとにバブルがきて、はじけて、っていう大きな動きがあったのに、それがまるで無かったみたいに読めてしまう。ちょうどいい時期に読んだのかも。

Posted by ブクログ

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