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陽の末裔(3) YOUC
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陽の末裔(3) YOUC

市川ジュン(著者)

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陽の末裔(3) YOUC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 1989/06/01
JAN 9784088620817

陽の末裔(3)

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2025/11/23

大正8年秋、没落した旧家の娘・南部咲久子と農家の娘・石上卯乃は 東京の紡績工場で働くために、東北から上京。才色兼備の咲久子は、 紡績工場オーナーの養女を皮切りに、上流社会へ進出。一方、 親友卯乃は、平塚らいてうの「青鞜」に書かれた「女性は実に太陽であった」 (タイトルはこの言葉か...

大正8年秋、没落した旧家の娘・南部咲久子と農家の娘・石上卯乃は 東京の紡績工場で働くために、東北から上京。才色兼備の咲久子は、 紡績工場オーナーの養女を皮切りに、上流社会へ進出。一方、 親友卯乃は、平塚らいてうの「青鞜」に書かれた「女性は実に太陽であった」 (タイトルはこの言葉から取られている)に触発され、勉学に励み 新聞記者の道を選ぶ。 市川さんが、大正・昭和時代の東京を背景に描いた「風と共に去りぬ」 だと個人的には思っている。 二人のうち、スカーレットタイプの咲久子が、決定的な悪役に思えなかったのは、 多分彼女自身の毅然とした態度にある。中でもノックアウトされたのが、この台詞。 「財産も地位もそんなものは道具でしかない そんなものでわたくし自身は揺るがない どこにいようと 何をしていようと わたくしは わたくしだわ」 こう公衆の面前で言って憚らない咲久子は、友達の少ない現実という マイナス面も受け入れる。 そんな彼女が「大災害にも景気にも貧富や時間や遠さにも どんなことにも 関わりない友だちがひとりいます」と言う相手が卯乃。 咲久子は孤高の道を行き、卯乃は仲間達と連帯しながら、ヒロイン二人が 実現しようとしているのは、「男だろうと女だろうと関係なく 自分らしく生きること」。 お互いを認めあっているから、性格ややり方が異なっても、彼女達の友情は決裂しない。 全編を貫く、彼女達が互いを思いあう心の強さが羨ましかった。 実在の人物、川島芳子、伊藤野枝や典雅な貴族令嬢、天才画家、放蕩貴族ら 架空の人物達が多数登場し、関東大震災、二度の大戦等に立ち向かう ヒロイン達の運命に、重要な役割を演じている。あんなに沢山の人達が 出てくるのに、猥雑にならず、現実の出来事と呼応させた彼女達の動きも 破錠してない。充分昼ドラの原作にもなり得る。 Office Youにて5年間の本篇の連載が終わった後、番外編で「陽の末裔」の登場人物達が洋食と出逢ったエピソードを綴った 「懐古的洋食事情シリーズ」が登場。こちらは本篇より軽めの仕上がり。

Posted by ブクログ

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