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生徒諸君!(24) フレンドKC
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生徒諸君!(24) フレンドKC

庄司陽子(著者)

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生徒諸君!(24) フレンドKC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1992/03/01
JAN 9784061760240

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2014/08/11

 連載開始が1978年で終了が1985年という長丁場で、しかも作中の時間が現実の時間と同時に進行していたので、登場人物の成長もさることながら、時代背景の変化が興味深かった。70年代の潔癖さや生真面目さが、80年代になると軽佻浮薄に取って代わられていくなかで、作中人物はいずれも大勢...

 連載開始が1978年で終了が1985年という長丁場で、しかも作中の時間が現実の時間と同時に進行していたので、登場人物の成長もさることながら、時代背景の変化が興味深かった。70年代の潔癖さや生真面目さが、80年代になると軽佻浮薄に取って代わられていくなかで、作中人物はいずれも大勢に迎合せず潔癖さや生真面目さを押し通していく。同時期の「うる星やつら」が対照的に作中時間を静止させ(人間的成長を目標としない)、時代の軽佻浮薄を肯定していたことを考えると、おそらく当時としてもある種の「古さ」を読者に感じさせていたのではないか(70年代的熱血は嘲笑の対象にすらなっていた)。  当時においてさえ古いのだから、21世紀の今日では目もあてられない。現在の若い人には悲しいことにナッキーのようなキャラクターはもはや「ウザい」としか感じられないだろう。そんな寒い時代にあって本作は、二度と戻って来ないだろう真っ当なビルディングスロマンが社会的に受容された時代に愛惜の念をもつ者だけが、懐古しながら読むよりほかないと思われる。

Posted by ブクログ