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ナニワトモアレ(1) ヤングマガジンKC
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2000/12/06 |
JAN | 9784063369168 |
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ナニワトモアレ(1)
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商品レビュー
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1件のお客様レビュー
全28巻読了。 ファブルが面白かったので他の作品も見てみたくなり読んでみた。 デビュー作ということで、最初の方は、自分の周囲の面白い友人をベースに、ボンクラ男の日常を描いていたのだけれど、ストーリーが後半になってくるにつれて、チーム間の抗争バトルモノになっていく。 バトルモ...
全28巻読了。 ファブルが面白かったので他の作品も見てみたくなり読んでみた。 デビュー作ということで、最初の方は、自分の周囲の面白い友人をベースに、ボンクラ男の日常を描いていたのだけれど、ストーリーが後半になってくるにつれて、チーム間の抗争バトルモノになっていく。 バトルモノ、自分はあまり好きではないのだけれど、なんとなくその魅力は分かった。 あと、キャラクターが魅力的だった。グッさん、マーボ、ヨネ、トモのだらだらした日常を送る男同士の交友であったり、ゼンという最強のキャラクターであったり、いそうでいない、なんか一緒にいたら楽しそうな、そういう連中ばかりが出てくる。 魅力的なキャラクターって別に良い人ってわけでもなくて、「近くにいたら嫌だなあ」みたいな性格でも、エピソード次第では魅力的に見えてくる。このキャラクター造形の能力がこの作者の魅力の一つだと思う。 でもこうして見ると1990年代というのは粗暴な世界だったのだな~と思う。飲酒運転も普通だったし、喧嘩もそこら辺で普通にやってるし、薬も出てくる。 連載初期はだらだらと四人でつるむ日常が描かれ、連載の半ば、ハジメ辺りは環状線のレースが中心になり、数巻にわたる長編の物語が組まれるようになり、後半になると、チーム間抗争が大きな物語の軸になっていく。画力の面でもそうなのだけれど、作者自身の成長が見られるのも面白い。 前半の印象と変わって後半のストーリーの構成力は高く、じっくりと土台を作って、クライマックスへ持って行く手腕もとても高い。前半のボンクラ男たちの平和な日常も良いのだけれど。
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