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火の鳥(角川文庫版)(12) 太陽編(下) 角川文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 角川書店 |
| 発売年月日 | 1992/12/08 |
| JAN | 9784041851128 |

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火の鳥(角川文庫版)(12)
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商品レビュー
4.4
9件のお客様レビュー
13巻は付録的というか資料的な初期作品群なので(まあ読むんだけどね)、『火の鳥』再読ツアーもこの「太陽編(下)」でとりあえずおしまいか……。 この壮大な命の物語、自分がもう一度くらい読むときはあるのだろうか。 やはり、日本の神話世界と火の鳥の話は神話性が高くて面白い。近未来のSF...
13巻は付録的というか資料的な初期作品群なので(まあ読むんだけどね)、『火の鳥』再読ツアーもこの「太陽編(下)」でとりあえずおしまいか……。 この壮大な命の物語、自分がもう一度くらい読むときはあるのだろうか。 やはり、日本の神話世界と火の鳥の話は神話性が高くて面白い。近未来のSFチックな作品も面白いが、日本の古典を下敷きにした『火の鳥』のほうが好きだなぁ。 奥付は平成4年12月初版発行だから西暦1992年だ。今から30年以上前の感想(覚えてないけど)と現在の感想の違いは特にないと思う。自分が成長してないからだろう。 自分は『ブラック・ジャック』好きだが、『火の鳥』のボリュームを考えても、この2作品だけでも手塚治虫が真の天才だったことがわかる(私は信者じゃないけども)。 こまかな背景は虫プロのアシさんたちの力も大きいのだろう。こういう会社を倒産させちゃいけなかったんだよなぁ、とつくづく思う。 オーバーオーバーワークなのに原稿依頼を受けるほうも受けるほうかもしれないが、当時の出版社は手塚氏に依頼しすぎだ。消耗品扱いに思えてくるんだよなぁ。大事に仕事をしてもらって、あとせめて20年ご存命であれば『火の鳥』も完結したのでは?
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太陽編凄かった。 過去の未来の話が交差しながら大きなスケールで時空を超えて繋がっている愛の話。 宗教、戦争。。。 いつの時代も変わらずに憚る永遠のテーマなんだなと。 手塚先生の想像力、構想計り知れない。 自分が子供の頃に描かれた作品だと思うと震えます!
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年明けに「読んでいるモノを毎日ブクログかTwitterで記録しよう」と決めてから、一か月超。なんとか一日1記事upすることが出来ている。と同時に、「体調が悪い時はマンガか料理本」という図式も出来上がってしまった。お陰で、今のところ、一日も欠けることなく続けられているけど…。最近の...
年明けに「読んでいるモノを毎日ブクログかTwitterで記録しよう」と決めてから、一か月超。なんとか一日1記事upすることが出来ている。と同時に、「体調が悪い時はマンガか料理本」という図式も出来上がってしまった。お陰で、今のところ、一日も欠けることなく続けられているけど…。最近の料理本とマンガ本の登場頻度の多さよ(苦笑) もっと若い頃、ものすごく具合の悪い状態が続き、本もなにも読めなかったことがあった。それでもマンガだけは読める時もあり、「こんな状態でも、まだ出来ることはあるんだ!」と精神的に支えられた。字の細かい小説や小難しい学術書も好きだけど、マンガも私にとってなくてはならない存在。いまだに支えられていることを実感する。 手塚さんの『火の鳥』は、帰国してから一日一冊くらいのペースで読み続けている。どの巻も「圧巻」の一言だが、「太陽編」辺りからちょっと違和感が…。もちろん、これまでと変わらず、火の鳥を巡る物語を見事に描き切ってはいるのだけれど、なんとなく、なんとなーく、この頃から、話の作り方に粘り強さがなくなってきているような気がする。紙面から受けるタッチの印象も、以前と比べたら、格段に弱くなったような…?あまりに忙しすぎたのか、それともこの頃から、すでに体調に違和感を覚えていたのか。それともただ単に、新しい表現の模索の過程が表れただけであって、私がそれを先入観で勝手に解釈したのか…。いずれにせよ「創作物」というのは、これだけハッキリと、作者の意図や状況やコンディションを映し出すものなんだ、と改めて実感した。
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