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火の鳥(角川文庫版)(2) 未来編 角川文庫
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火の鳥(角川文庫版)(2) 未来編 角川文庫

手塚治虫(著者)

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火の鳥(角川文庫版)(2) 未来編 角川文庫

定価 ¥704

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店
発売年月日 1992/12/08
JAN 9784041851029

火の鳥(角川文庫版)(2)

¥385

商品レビュー

4.6

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2026/09/09
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※このレビューにはネタバレを含みます

滅びかけた地球の地下深くに国を作った人類が、今で言うAIのような高度な機械の指示に従って暮らしている。 人々は「昔は良かった」と古いものに魅力を感じるようになるが、市長は「仕方ない。今の生活は合理化が徹底しすぎて無味乾燥で窒息しそうだ。」ということを言う。 何だか今の世界を見ているようだ。 この『未来編』が単行本になったのは1985年、初出の連載は1967〜1968年らしいから、先を見通す力がものすごい。 不老不死の存在として、過去から未来まで、とてつもなく長い時間を生きる火の鳥。 その火の鳥から永遠の生命を与えられて、滅んだ人類がもう一度生まれるまでの気の遠くなる時間を過ごす、主人公のマサト。 地球史、人類史を総ざらいするような描写が続き、最後にまた生まれた人類を見て、火の鳥は思う。 > 「でも今度こそ」と火の鳥は思う。「今度こそ信じたい」「今度の人類こそきっとどこかで間違いに気がついて…生命を正しく使ってくれるようになるだろう」と…。(p282 火の鳥) > この地球では、今は人類が支配していると言っていいと思うが、それもこの先どうなるか分からない。 この本の中にあるような「人知を超えた機械」は生まれかけていて、それに言われるままに動いている人もいたりする。 自分の頭で考えず、効率を追い求めて、合理的に振る舞う。 しかしその結果、豊かになったかと聞かれれば、果たしてどうか? 最近思う。 コスパやタイパを追い求めた先、圧縮した時間の先に、何があるのか? 本当は、無駄なことや、非合理的なことの中に、豊かさはあるのではないか? 今、雨の日に紙の本でこの『火の鳥』を読んでいて、こんな時間が豊かさであって、「生きている」と感じられるのは、ただ効率を求めるのではなく、こうして素晴らしい作品に触れたり、大切な人と話したりすることだと思う。 『黎明編』を読んだ後、続けざまにこの『未来編』を読んでいるが、「もしかしていま、とんでもない一連の作品の入り口に立っているのでは…」という感じている。 もっと早く読めたら良かった。 でも、子どもの頃にこれを読んでも、今のように考えられなかったと思うから、やっぱりいま触れられて良かった気もする。 すごすぎる。

Posted by ブクログ

2026/08/04

小学生ぶりの再読。 当時も面白いと感じたが、今読んでみると面白さと怖さを感じた。手塚治虫先生の先を見通す力は凄まじいなと思った。

Posted by ブクログ

2026/03/14

私は自分の死後を想像するのも怖いのに、この作品は人類の(主人公を残して)絶えた後の地球を描いていて感慨深いです。 生命体がどの様に繋がるのかと思ったら、まさか主人公の体が朽ちて繋がるとは。 想像力に感動しました。

Posted by ブクログ

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