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少年は荒野をめざす(文庫版)(4) 集英社C文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2003/03/17 |
| JAN | 9784086180245 |
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少年は荒野をめざす(文庫版)(4)
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少年は荒野をめざす(文庫版)(4)
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商品レビュー
4.6
5件のお客様レビュー
10年以上ぶりに読んで、買い直してよかった、と心底思った。 本作以上の名作漫画に人生で出会えるのだろうか… この時代の少女漫画は本当にレベルが高いとおもう。 近年の漫画に比べると文法も解釈も難しい。これまで何度か読んだはずなのに、今回1巻目は読むのにほぼ1日費やしてしまった。 女...
10年以上ぶりに読んで、買い直してよかった、と心底思った。 本作以上の名作漫画に人生で出会えるのだろうか… この時代の少女漫画は本当にレベルが高いとおもう。 近年の漫画に比べると文法も解釈も難しい。これまで何度か読んだはずなのに、今回1巻目は読むのにほぼ1日費やしてしまった。 女性視点で書かれた、ほぼ哲学書なのではと思うくらいの濃密さで、何度読んでも古びない。 4巻のアラスカから父親が陸を訪ねてきて呼びかけるシーンは泣いてしまった。 以前読んだ時は狩野しか見えていなかったけれど、歳をとってから読み返したら、陸の人生がどの人物より暗くて重く感じた。 自分に好意を向ける人物たちから引っ叩かれても刃物を向けられても反撃しない陸の、人間存在全体への諦めというか、一般に想定される「親密さ」とのギャップと悲しさが突き刺さった。 彼の複雑な家庭、父親ひいては自分の存在否定が陸を周りの人と圧倒的な距離を作っている。 周囲の(おせっかいな?)必死の干渉があってもその距離は最後まで詰めさせず、4巻のラストは遂に1人で旅立ってしまう。 ずっと陸は1人で走っていたし、これからも1人で彷徨う。だから「気が向いたら」戻ってくる父親に共感したのだろう。 菅野や小林や他のキャラクターはみんな親しみやすく描かれているが、最後まで陸だけが遠く、独り荒野をめざしている。 陸自身はラストで1人で歩くことを肯定できたから、よかったのかもしれない。 ところで戦後の香りが残るような時代の漫画(白土三平とか、花輪和一とか、鈴木翁二とか)を読むと、よく陸に通じる深い孤独を感じるけれど、今は失われつつある感覚なのだろうか。 なぜ吉野朔実はここまで精緻に、現代に接続する形でこんなキャラクターを描けたのか不思議でしかない。 このコミック版で一点だけ不満があるとすれば、1〜3巻の解説はあれだけ素晴らしいラインナップだったのに、なぜ4巻はケラさんなんだろうということ。 知り合い枠?時代の雰囲気は伝わるけれど、彼の視点だけ全然響かなかった……有頂天も劇団健康もすばらしかったけどさ……本作品の解説をしてほしかった。
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- ネタバレ
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完結巻。ただただ、凄い。知恵熱が出そう。笑 夢から覚めたふたりは、無限に広がる荒野を走っていく。 大人になるというのは、なにかをやり続けねばならないことなのかもしれない。 「会えてよかった」と言える人たちが、私には何人いてるだろうか。 日夏さんはあいかわらず日夏さんでホッとした。笑
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描写が丹念で美しい。 本当に丁寧。 キャラクターが観念的。よく言えば純文学風。 文庫版コミックス4巻は長いと思った。
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