ご近所物語(完全版)(1) 愛蔵版

矢沢あい(著者)

• 販売会社／発売会社: 集英社
• 発売年月日: 2005/09/16
• JAN: 9784087821369

商品レビュー

2024/07/19

全体的にテンポ良く冗長じゃなくて完成度高いけど、美和子がパーティー用の服着たい着たいって言って学校に着ていって汚すのなんかリアルで嫌だったな...
自分が親なら絶対イライラしてしまう

2023/10/14

昔すごく好きだったよな〜と手に取る。
何回も読んだのにやっぱりいい！
図書館でちゃっかり2巻も借りてきた！

2023/07/09

　かわいいー♡とにかくかわいいー♡
　ブクログさんに個人的に勧められた、矢沢あいさんの「ご近所物語」完全版。表紙の絵が可愛かったので、中古で即買い！
　手に取ってみたら、ホントに可愛い！！
　表紙カバーにはブランドのエンブレムみたいなのが、エンボス加工で施され、カバーの折り込んだ所は、まるでケーキの下のレースペーパーのようにオシャレにカットされている。紙そのものものの肌触りも“ツルッ“でも“ザラッ“でもなく何となく“ふんわり“している。
　カバーをめくると、本体表紙は無漂白のボール紙のような紙にレトロ感ある印刷。本体の背には、わざと「ゴキンジョモノガタリ　ヤザワアイ」と手書き文字で印刷所されているのも味がある。カバーの色彩は、強く生きたい女の子の「仮面」、本体表紙は繊細な女の子のすっぴんの心みたい。
　装丁は職人泣かせで有名人な祖父江慎さんと芥陽子さん。芥陽子さんはブクログにもご自分の作品の本棚を持たれていることを知りました。
　中の絵も可愛いの！さすがファッションの勉強をされていた矢沢あい先生。洋服や髪型にもキュンキュンくる。私が特に好きなのは、昭和のリカちゃん人形みたいに見事な外巻きヘアの実果子のママのヘア。漫画家さんなんだって。
　終業式だというだけで、みんな競って派手なオシャレをするデザイン系の高校。楽しそうだな！自分たちで作った物を何でもフリーマーケットで売っちゃおうという「アキンド同好会」の活動も楽しそう！！実果子は自分のブランドの服売るけど、新太郎君は自分で作った“ミニ埴輪“売るんだって。
　実果子はさあ、幼馴染のツトムの愛に気が付かないという、鉄板鈍感ヒロインで、洋服作りに夢中なわけ。「あたしには、恋する乙女ゴコロが分からない」と言いながら、ツトムがバディ子と付き合い始めたら、ショックで髪を金髪にするとか、考える前にそうやって弾けちゃうところ羨ましいな！
　高校生なのに、行きつけのバーのマスターに話を聞いてもらったり（お酒は飲まないよ）、北海道から彼氏を追って上京して同棲してたり、広いマンションで一人暮らししてたり、自分は免許持ってないのに彼氏に乗せてもらうために“カブ“を買ってあげたり…私や私の子供には絶対有り得ない生き方だけど、生き方も最先端というか、オシャレというか、とにかく何でもやってみるんだね。クリエイターになる人って！