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沈黙の艦隊(文庫版)(16) 講談社漫画文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1998/09/10 |
JAN | 9784062604673 |


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沈黙の艦隊(文庫版)(16)
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商品レビュー
4.3
7件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
★4.3 おもしろかった 続きを読みたくなるドライブ感にあふれていた 核廃絶 世界政府樹立 理想主義にあふれている もちろん現在の世界を見るにそんなふうにはいかないのはわかるが なぜ人間は戦争をするのか? というシンプルな問いにいきついてしまう 為政者と軍需産業だけが戦争をしたがるのかといえばそうかもしれないが 一方で民衆レベルでも戦争とまではいかなくてもいろいろな諍いや分断 誹謗中傷など人が人を攻撃することは止まない それが人の性なのであれば国家を超えた世界政府樹立などは夢のまた夢なのか? なぜ誰もが平和な世界を望まないのか? 前半の原潜による戦闘の連続から後半は会議や議場といった陸の上での国家元首達による思惑の錯綜 世界政府準備機関へと進む国連 国家から独立した沈黙の艦隊の結成とその挙動 常に海江田と対立し続けたベネットとの関係などストーリーをドライブさせる要素が満載 そのなかでもやはりベネットの変化が見どころ でもベネットも実は核廃絶を希求していた 合衆国大統領として徹底的に現実主義者として振る舞おうとしていたが 実は海江田と同じ理想主義者だったということか 息子との会話で海江田と合うことを約束する そして実際に対面することに寄って彼の中の何かがスイッチとして切り替わったのではないか 最終回で深町は海江田は撃たれるために陸に上がったと思っていた 世界をひとつの理想に染めるには殉教者が必要なのか? 医者は意識の回復は99.9999%ないと言った ラストでそれが覆るような奇跡が起こらなかったのは作品としてはよかったというべきか ラストで初めて海江田の妻子が出てくる エアメールが届く 表札をかける=海江田家であることを隠す必要がなくなった=海江田が核テロリストなどではなく 世界に認められたということか? 大きな物語から一気に小さな物語に写っての終幕 なかなか味なことをするじゃないか 一方で軍需産業のボスが「我々が沈黙の艦隊と世界政府のスポンサーになる」と言ったままになったり 後半は大滝以外の日本人キャラクターたちがすっかり描かれなくなっていて=日本の存在感がまったくなくなっていて 最後に竹上首相に「これからの日本は大変だぞ」といきなり言わせてみたりと ちょっとバタバタと終幕した感もなくもないか といろいろとメモを書いてはみたものの では個人的にどうだったかというと うーむ おもしろかったしところどころウルッときたところもあったけれど そこまで深く感動したかというとそうでもない やはりそもそものテーマが刺さるかどうかというのが大きいのか 「アイの物語」のように自分の趣味嗜好とかっちりとチャネルが噛み合ったかというとそういうわけではない 読んで良かったとは思うが読み返したくなるかというとそうではない気がする このあたりがおもしろいところ
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「沈黙の艦隊」文庫版、全16巻、読み終わりました。 難しかったっ! でも、後半に差し掛かったら、結末が気になって、あっという間に読んでしまいました。 米軍との密約で生まれた日本初の「原子力潜水艦やまと」。その潜水艦が、「独立国」宣言をすることから始まる物語。 核の抑止力によ...
「沈黙の艦隊」文庫版、全16巻、読み終わりました。 難しかったっ! でも、後半に差し掛かったら、結末が気になって、あっという間に読んでしまいました。 米軍との密約で生まれた日本初の「原子力潜水艦やまと」。その潜水艦が、「独立国」宣言をすることから始まる物語。 核の抑止力によって保たれている世界の軍事力の均衡を問題にした物語でした。 最初は、「やまと」の艦長である海江田のやらんとしていることが全くわからなかったこと、彼の考えがまったく読めなかったこと、潜水艦のバトルは面白かったけど、世界政治の世界がなんだか難しかったこと、「沈黙の艦隊」っていう題名なのに、潜水艦が1隻ってのがどいういうことなのかわからない、などがあって、全然読み進まなかったんですが、後半になって、海江田がやろうとしていることが少しわかるようになってきたところ辺りから、俄然面白くなりました。 いやー、でも、難しかった。 でも、読んで良かった。
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連載当時に夢中で読んでいたときには、この結末には少し拍子抜けしたような記憶がある。やまとがニューヨーク湾にはいるまでの戦いに明け暮れた展開、次々にあらわれる壁をやまとが戦術的にどう打ち破るかを見守っていた読み方からすれば、最後のほうが物足りなく思うのは当然だったろうなと思う。 ...
連載当時に夢中で読んでいたときには、この結末には少し拍子抜けしたような記憶がある。やまとがニューヨーク湾にはいるまでの戦いに明け暮れた展開、次々にあらわれる壁をやまとが戦術的にどう打ち破るかを見守っていた読み方からすれば、最後のほうが物足りなく思うのは当然だったろうなと思う。 再読して印象が変わった。平和のための戦いというか、弱者が対等に言葉を交わすための戦いとか、そういうイメージが強く感じられる。そして、意志というか祈りというか、武力による戦いよりももっと静かで強いものの存在を感じさせるラストになっているように思う。そして、その意味において、勝ったのは海江田であると理解できるのだ。 全部で16巻。改めてぜんぶを読んでみると、古くなっている部分と今でもなお新しい部分、そしてまったく古びない部分があるように感じる。この10年で核に対する意識が大きく変わり、またテロという暴力が強い具体性を持ち、ネットワークや企業活動が国家の枠を越えてうごめくことが常識となっている。だからこそ、人が人である部分、人間の意志の強さ、美しさが再確認されるべきだ。 そういう点で、僕にとって全編通じて一番印象に残るのは、総選挙前のテレビ番組の中「考え続けます」という発言なのである。人類は、まだまだ考え続けなければならないのだと思うのだ。
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