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ミライザーバン(文庫版)(1) 講談社漫画文庫
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ミライザーバン(文庫版)(1) 講談社漫画文庫

松本零士(著者)

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ミライザーバン(文庫版)(1) 講談社漫画文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1999/11/01
JAN 9784062606257

ミライザーバン(文庫版)(1)

¥330

商品レビュー

4

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2017/01/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1999年刊(初出1977年~)。銀河鉄道999と同時期の作品。空間を移動しつつ経験を積み重ねていくのが999ならば、本作は、時間を遡行し、あるいは下るという時間旅行者を描く作品。しかも、一見類似の手塚作「火の鳥」と違い、主人公が一人であるため、この時間や記憶の積み上げに苦悩する描写が多い。そういう意味で男性版メーテルの如きだが、時の旅人というほど様々な経験を積み重ねていく物語とは言い難く、残念ながら「999」「火の鳥」より大分劣後していると言わざるを得ない。なお著者の本領ともいうべき幻想的描述は健在。

Posted by ブクログ

2005/11/15

1976年の作品。両親が実験中に事故死、という冒頭はここから1000年女王に引き継がれたんだなぁ。もっと前にもあったのかもしれないが。主人公はミライザーバン。過去と未来の自分の一族の記憶を全て持つことになってしまった彼が巨大組織に追われつつ自分の運命と対峙する物語。この作品で面白...

1976年の作品。両親が実験中に事故死、という冒頭はここから1000年女王に引き継がれたんだなぁ。もっと前にもあったのかもしれないが。主人公はミライザーバン。過去と未来の自分の一族の記憶を全て持つことになってしまった彼が巨大組織に追われつつ自分の運命と対峙する物語。この作品で面白いのが時間の概念。主人公たちは、時間は一つの輪であり、一番遠い未来とは今過ぎた過去であるという説にたどり着く。その輪の上を永久にたどることしかできないのではないのかと。しかし時間を越えて様々な時代のミライザーバンを見るうちにその仮説の矛盾に気づいていく。

Posted by ブクログ

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