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そいつはほんとに敵なのか の商品レビュー

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13件のお客様レビュー

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2026/04/19

実家の家族との距離感。友人関係の継続性。パートナーとの関係。支持政党が全く違う人との会話。筆者の碇さんの人との真摯な向かい合い方に胸がキュッとした。 近い関係の人ほど感情をぶつけてしまいがちだけど、やっぱり協力モードでいたいし、考えが違う相手ともフラットに話をする姿勢は持ってい...

実家の家族との距離感。友人関係の継続性。パートナーとの関係。支持政党が全く違う人との会話。筆者の碇さんの人との真摯な向かい合い方に胸がキュッとした。 近い関係の人ほど感情をぶつけてしまいがちだけど、やっぱり協力モードでいたいし、考えが違う相手ともフラットに話をする姿勢は持っていたい。味方と敵、加害者と被害者というような分断を作り出す発想からできるだけ自由になるためのヒントをもらった気持ちになった。 ついつい共感を求めて、安易に味方を探してしまうけれど、そんな時にちょっと自分にストップをかけられるようになりたい。 55ページ 痛みをさらけ出せば、誰かが共感してくれる。共感されると自分は間違ってなかった、と心強くなる。でも、それがなんなんだ、と思うようになった。

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2026/04/18

自分が絶対に相容れないと思っていたもの(=敵)が、意外とそうではないのかもしれないと気づいたとき、心の奥底にある何かが解けていく。 あまり共感できる部分はなかったけれど、自分が支持しない政党に投票した人に会いに行くエピソードは興味深く、面白かった。色々な人と対話をしてみたくなる。

Posted byブクログ

2026/04/18

面白かった。仕事との距離の取り方や、友だち、パートナーとの付き合い方など自分も今まさに悩んでいる内容が多く、興味深く読んだ。相手を理解したり、なぜそんな態度を取るのか?を言い当てたりすることは難しいけど、自分自身の考えのクセを自覚することはできるなあと思った。

Posted byブクログ

2026/04/17

恋人に対して、冷たくなる。はい、私です。 よくないということを頭ではわかっていても、心が嫌だと思っていることを抑えられない。でも、それも悪いことではないと思う。それが私の個性だから。人と人は違うからこそ面白くて、人生を豊かにしてくれるのだ。全く同じだから全て楽、なんてことはない。...

恋人に対して、冷たくなる。はい、私です。 よくないということを頭ではわかっていても、心が嫌だと思っていることを抑えられない。でも、それも悪いことではないと思う。それが私の個性だから。人と人は違うからこそ面白くて、人生を豊かにしてくれるのだ。全く同じだから全て楽、なんてことはない。碇さんも、人と違うことを受け入れることで自分を客観的に見つめ直し、生きている。かっこいい。

Posted byブクログ

2026/04/13

日々の暮らし、映画、政党、パートナー、結婚。その一つひとつには関連はないが、どこかに脅威となる「敵」が現れる。でもそれはほんとに敵なのか? 自問しながら緩やかに語るエッセイ集。被害者意識、恨みつらみの積み重ね、整理出来ない事はいくらでもある。

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2026/04/09

タイトルと“はじめに”が良すぎる。敵ってなんだ。友人ってなんだ。恋人ってなんだ。 加害と被害のあり方は流動的で、わたしは加害者であり被害者だし、あなたはわたしでわたしはあなただ。固定化した「敵」なんて、そもそもいるんだっけ?と。 人から影響を受けやすいことは、別に悪いことじゃ...

タイトルと“はじめに”が良すぎる。敵ってなんだ。友人ってなんだ。恋人ってなんだ。 加害と被害のあり方は流動的で、わたしは加害者であり被害者だし、あなたはわたしでわたしはあなただ。固定化した「敵」なんて、そもそもいるんだっけ?と。 人から影響を受けやすいことは、別に悪いことじゃない。怒りも八つ当たりもするけど、だからこそ見られる景色もあるのかもしれない。

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2026/04/05

タイトルの吸引力つよし。 装丁もテーマもキャッチーで、現代だからこそ触れておきたい内容だった。 筆者に対しては、つい目を逸らしたくなる自分の浅慮さなどの気まずい部分からも逃げずに分析を続けていて、尊敬の念を抱いた。 だが、2025年の参院選での投票先や選択時の優先順位を知って、...

タイトルの吸引力つよし。 装丁もテーマもキャッチーで、現代だからこそ触れておきたい内容だった。 筆者に対しては、つい目を逸らしたくなる自分の浅慮さなどの気まずい部分からも逃げずに分析を続けていて、尊敬の念を抱いた。 だが、2025年の参院選での投票先や選択時の優先順位を知って、自分的には引いてしまった。この感情こそ、筆者が参政党に抱いたものなのだろうと思うと、本書の理解度が上がることになって苦笑してしまった。 そもそも、これまであまり政治に対する自分の考え方を、専門書以外で提示する著作に触れる機会がなかったので、新鮮に感じた。

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2026/03/28

人との関わり方に関するエッセイ集。最初の「喧嘩がしたい」で人との距離感とか色々ヤバすぎると引いていたけども、終盤の「自分が支持しない政党に投票した人に会いに行く」などはとてもいい落着。面白かった。

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2026/03/18

繊細なヤクザという表現が最高に好き わたしもまさしく繊細なヤクザ、自ら静かにばれないように敵を作りまくって生きてきた気がする 多様性だけじゃ片付けられないラインも、それでも相手を知ることでわたしが敵とみなしていたことに気づくことも、碇さんの文章はいつもやさしく冷静に寄り添って語り...

繊細なヤクザという表現が最高に好き わたしもまさしく繊細なヤクザ、自ら静かにばれないように敵を作りまくって生きてきた気がする 多様性だけじゃ片付けられないラインも、それでも相手を知ることでわたしが敵とみなしていたことに気づくことも、碇さんの文章はいつもやさしく冷静に寄り添って語りかけてくれる。 装丁もかわいい、好きです。

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2026/03/11

不思議なタイトルとかわいいぬいぐるみの表紙、「SNSを捨て、喧嘩を始めよう」と書かれた物騒な帯、出版社の紹介文に〈喧嘩入門エッセイ〉。 見かけるたびに気にかかり、家の近くの書店にて購入し読み始めた。 「喧嘩がしたい」と言いつつ実際に喧嘩をする訳ではなく、具体的な敵がいるということ...

不思議なタイトルとかわいいぬいぐるみの表紙、「SNSを捨て、喧嘩を始めよう」と書かれた物騒な帯、出版社の紹介文に〈喧嘩入門エッセイ〉。 見かけるたびに気にかかり、家の近くの書店にて購入し読み始めた。 「喧嘩がしたい」と言いつつ実際に喧嘩をする訳ではなく、具体的な敵がいるということでもない。 できれば喧嘩を避けて無難にやり過ごしたいと言いつつ、色々な敵に対する苛立ちを感じ、けれどそれは「自分のことをもっと知りたい」、「濃密なコミュニケーションをとりたい」という欲求の言い換えだと冒頭の「はじめに」ネタバレしている。 「はじめに」で書かれているネタバレの通り、この本は著者が敵とみなした相手に対して感じたこと、それらを文章に書くうちに自分自身を見つめ直し、自分自身をもっと知りたいという考えにいたり、最後に敵とか戦うという発想をやめて旅に出たいと思うエッセイだった。 読んでいるうちに、自分自身も偏った視点や考えになっていないか、振り返ってしまった。 人を信じること、自分自身を信じること、違いではなく共通点や同じ考えが一つでもあるのであればそこを喜ぼう。そうすることでより良い楽しい生活になると思う。

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