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本をすすめる の商品レビュー

4.2

20件のお客様レビュー

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2026/05/09

「愛の深さで読者は買う」 作品の好みは人それぞれであり、自分が薦めた書籍が必ずしも受けいれられるわけではない。それでも、誰かが惚れ込んでいる作品は読んでみたくなるもので、仮に自分の好みでなくとも購入したことを後悔しないものだ。 読者は熱量があるところに不思議と集まってくる。 数...

「愛の深さで読者は買う」 作品の好みは人それぞれであり、自分が薦めた書籍が必ずしも受けいれられるわけではない。それでも、誰かが惚れ込んでいる作品は読んでみたくなるもので、仮に自分の好みでなくとも購入したことを後悔しないものだ。 読者は熱量があるところに不思議と集まってくる。 数々の実績ある著者が、長期的トレーニングを含めた具体的なテクニックを提供するとともに、厳しくも熱い言葉で書評を書く者の背中を押してくれる。

Posted byブクログ

2026/05/08

本を人にすすめるための「書評(批評)」を書くためのテクニックだけでなく、書く前の準備や読書法についても著者の実例をもとにその極意を紹介している本です。 本書では【書評】は「プリズム」であり、自分の解釈通して屈折させ、七色の新しい光を生み出すことだと説いています。一方、【感想文】...

本を人にすすめるための「書評(批評)」を書くためのテクニックだけでなく、書く前の準備や読書法についても著者の実例をもとにその極意を紹介している本です。 本書では【書評】は「プリズム」であり、自分の解釈通して屈折させ、七色の新しい光を生み出すことだと説いています。一方、【感想文】は読んだ内容をそのまま反射させる「鏡」。自分の個性を出さず、型通りに量産する際はこれを目指せばOKと言っています。  本書を読んで、書評はテクニックだけでなく、「自分の軸をもつ」「視覚以外の感覚で感じたことを意識する」といったオリジナリティの土台のうえで書いていくものだと思い知りました。書評という「本をオススメ」する活動は、コピペライターが片手間では書けない本気の技術なのだという、著者からのメッセージが滲み出ていました。 私も年間200冊読書するなかで、感想文の作成はだいぶAIに助けられています。本書では「自分の汗で書かなければならない」という姿勢を示すために、あえて対極にある「考えない自由」という概念を最初に提示しています。私も極力「自分の言葉で」と心がけていますが、思考をAIに任せがちになっていたのでドキッとさせられました。 特に印象に残ったのは「誤読とは誤解とはちがう」。その本の著者でさえ「そんなつもりで書いたのではなかった。でもそうとも読めるかも、面白い」と唸るような誤読。読者の解釈が作品の意味を拡張するという現象に、あらためて読書の奥深さを感じました。 読書法に関しては、フレーズを抜き出した膨大なメモを作成している著者の手法は自分には難しそうですが、なんかいいなーと憧れます。あとで読み返すのがいい。私もブクログがそのメモのような知の蓄積のようになっている気がします。 また、起き抜けに難しい本を読む習慣をつける。難しい本はどうせいつ読んだってわからないんだから、寝ぼけまなこで読んででしまえ〜い!という理屈です。スマホで時間を溶かすなら、たしかに古典を読んだほうがいいよな。 本書は書評を書く技術だけではなく、自分の「本気で考える」というAI時代に人間がすべき活動を教えてくれる本でした。

Posted byブクログ

2026/04/18

書評を書くための本。 「ブログで書評を書きたい」と思っている私にはハードル高めだったかも。 本気でライターを目指す人向けの内容。 一番印象的なのはその「読書術」。 ・傍線 ・ドッグイヤー ・抜き書き 真剣に読んでこそ、書評が書けるというプロの矜持を突きつけられた気がします。 ...

書評を書くための本。 「ブログで書評を書きたい」と思っている私にはハードル高めだったかも。 本気でライターを目指す人向けの内容。 一番印象的なのはその「読書術」。 ・傍線 ・ドッグイヤー ・抜き書き 真剣に読んでこそ、書評が書けるというプロの矜持を突きつけられた気がします。 内容はストイックで真剣そのものなんだけど、著者とペギーの軽妙な掛け合いで話が進むので、読みやすい。 「なんとなく読む」から一歩踏み出したい人へ。 文章術だけでなく、本との向き合い方を教えてくれる一冊です。

Posted byブクログ

2026/04/14

書店で見かけて購入。「評者は前にしゃしゃり出るな、あんたの踊りが見たいんじゃない」という言葉にひかれた。かなり硬派の書評指南書で好み。ほぼ同意できた。自分はブクログに読書感想文を書くだけだが、それでも参考になった。  思ってもいないことを書くのは当然ダメだが、思ったことをそのまま...

書店で見かけて購入。「評者は前にしゃしゃり出るな、あんたの踊りが見たいんじゃない」という言葉にひかれた。かなり硬派の書評指南書で好み。ほぼ同意できた。自分はブクログに読書感想文を書くだけだが、それでも参考になった。  思ってもいないことを書くのは当然ダメだが、思ったことをそのまま書くのもダメとわかった。しつこく自分に聞いて掘り下げる。これを読んでしまうとうかつに文章を書けなくなる・・・。まあその方が良いか。ギアを下げて力強い文章を書く方が良い。    ・手あかのついた表現はいらない (p251) ・「すごい」「感動した」を封印する (p60) ・「疾走感」を感じてもいいけど、それを「疾走感がある」と書かない (p42) ・「疾走感」なんてありきたりな言葉を使わず、もう少し自分にしつこく聞け(p43) ・「ほっこりした」だの「思わずニンマリ」だの、粗雑なオノマトペを連発されると、評者の神経というか、美的センスを信用できなくなる (p252) ・「本が好き」といっているのに新刊本ばかりあげる人が多い (p65) ・ほんとうの本好きは、新刊ばかり読んでる人ではない(p65)

Posted byブクログ

2026/04/10

本を紹介しているから、参考になるかと思いますって言われて貸してもらったこの本 私がこんな風に書けたらなぁって思ってることが書いてあったり…… 本を読んでこのブクログやインスタで感想を投稿していて、特にインスタでは自分の体験と交えてその本のことを書いている キャプションの一番最後...

本を紹介しているから、参考になるかと思いますって言われて貸してもらったこの本 私がこんな風に書けたらなぁって思ってることが書いてあったり…… 本を読んでこのブクログやインスタで感想を投稿していて、特にインスタでは自分の体験と交えてその本のことを書いている キャプションの一番最後に一文を紹介していて なるべくキャプションはその一文に沿ったものでありたい そう思っているものの、ズレたりするんですよね しかも、けっこうな確率で それに歯がゆさを感じつつ、上手く書けない 本を紹介したいけれどあらすじだけ書くのは、そんなのちょっと調べればどこでも出てくる だからこそ、自分の体験を絡めて書いていく方が自分らしさが出るかな、そう思ってその書き方をずっと続けています なかなか難しいこともあるけれど、その紹介の仕方が良いって言ってくれる人もいるのでこのままの路線でいいのかなと思ったり お金をもらうわけじゃないし、これで食べていきたいわけでもない これからもゆるりと続けて、好きな本を好きなように紹介していけば、私はそれでいいのかな?

Posted byブクログ

2026/04/09

読書の手法の本は多々あれど書評に限定した本は珍しいと思う。書評を書くために本のエッセンスを抽出する努力、技法。ここまで築き上げるための労苦が偲ばれる。 読書の方法論としても得るところの多い一冊だった。

Posted byブクログ

2026/04/04

書評を書く、もしくは人に本を勧める。 これが自分の目的ではない事が分かりました。 今まで書評というものをあまり読んだ事がなく、関心も持った事がありませんでしたが、やはり文章を書く、それも読み手の心に突き刺さる文章を書くには勉強と修行、そしてそれを昇華させる熱量が必要なんだ、と。学...

書評を書く、もしくは人に本を勧める。 これが自分の目的ではない事が分かりました。 今まで書評というものをあまり読んだ事がなく、関心も持った事がありませんでしたが、やはり文章を書く、それも読み手の心に突き刺さる文章を書くには勉強と修行、そしてそれを昇華させる熱量が必要なんだ、と。学びて時にこれを習う。いやー、、、無理ですわ。 私は沢山の本を読みたい。ただそれだけなんだ、という事に気がつきました。感謝です。

Posted byブクログ

2026/03/26

書評を書くことだけではなく、読むことと書く前の準備的な所まで、タイトルには「技術」とあるがそれに止まらないことがこの本には書かれている。「技術」だけ見ると後半にある秘伝マニュアルだけで知るでも良いのかも知れないけど、そもそも書評とは何か、なぜ書くのか、その心構えや抜き書きの手法な...

書評を書くことだけではなく、読むことと書く前の準備的な所まで、タイトルには「技術」とあるがそれに止まらないことがこの本には書かれている。「技術」だけ見ると後半にある秘伝マニュアルだけで知るでも良いのかも知れないけど、そもそも書評とは何か、なぜ書くのか、その心構えや抜き書きの手法などこれからこうしてブクログに書く時にも意識したいことが沢山あった。 簡単そうでいてしかししっかりと続けて築き上げたものはちゃんと自分の糧になっていくということ、本を読むことで本と本同士が繋がっていきそれが血肉になっていく感覚に確信を持つことできた気がする。秘伝マニュアルに近しいことはしていたもののデジタルでやっているのでアナログに変えてみようと思った。

Posted byブクログ

2026/03/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

書評の書き方について、著者が書評を書きたいライターの質問に答える形で書かれている。 長期的トレーニングのやり方、本の読み方、書評におけるいい文章とは何か、そして書評の書き方、と実践的なアドバイスが列挙されている。 それ以上に、本にとどまらず、音楽、映画、農作業、猟といった著者の幅広い視野が示され、「自分のウィングを広げる」ことの大切さが語られている。 それにしても、書評を書くには、時間と労力が必要だと再確認させられた。気になるフレーズをブクログに登録してはいるけれど、まず手書きの抜き書き帳を作ってみようかな。

Posted byブクログ

2026/03/22

私も密かに師匠と思っています!(出版業界関係でないけど)。 書評を読むのが好きである。 地方新聞の日曜版本の紹介、見開き2ページが1ページに縮小されて憤慨していたところである。 書評なんて書けるものではないと、はなから諦めている。 文章を書くこと自体、本当に難しいのである。 ...

私も密かに師匠と思っています!(出版業界関係でないけど)。 書評を読むのが好きである。 地方新聞の日曜版本の紹介、見開き2ページが1ページに縮小されて憤慨していたところである。 書評なんて書けるものではないと、はなから諦めている。 文章を書くこと自体、本当に難しいのである。 ただ毎回、この迷える私にほんの少し救いをくれるのである。といいながら、年度末に溜まった報告書に頭を悩ましているのである。 もういちど、数々の著書本を読み直すつもりである。

Posted byブクログ