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日本の就活 の商品レビュー

3.6

13件のお客様レビュー

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2026/05/10
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低評価の理由は著者の論じていることの対称性が低くお気持ち表明になってるから。筆者の思いは分かったけど本として出すならもう少しどちらの面も検証して論じてほしい。(就活生vs企業側なり、新卒一括採用vs通年採用なり) 終始、就活生側でなく採用側、もしくは送り出す教員側の視点にかなり偏った悪かどうかの判断になっているから。(就活生側に立ったら悪な面も多くあるけど現実難しいよね、大人にメリットあるもん!って言ってるなら理解できるがそういう立場でもないらしい) ここでは新卒一括採用に相対するものが通年採用であるとしていったん考えてみる。 第7章に新卒一括採用が悪か改めて考えてあるのでその章について述べたい。ちなみに企業からみて一括採用が合理的であるし今後も続くだろうという意見は同意である。 ・税収の喪失→そらそう。ほぼ一斉に就職するorしない、で考えると一時的に4月や5月の税収は減るでしょうよ。でもその後将来的にはどうなのか?それに変わるメリットはないのか?もし有償のインターンが行われるならどうなのか?検証もされていない ・若年層の失業率上昇リスク→失業率は働く能力と意思のある人のうち、職を探してる人の割合であるから絶対に上がることになるが、実質、学生時代は基本はこの数字に入っていない訳だから比較できないので意味がない ・企業の人材獲得が困難→その通り。なんならこの一点だけをもって新卒一括採用が現在もこれからも続いていくと思っている。 ・学生の負荷が増える→卒業後の就活が孤独であるという点については、むしろ一斉にしなければならない圧からの解放という面を一切論じていないのはわざとなのか?(どちらにメリットを感じるかは人次第なのでは) 奨学生などは経済的な面で卒業後就活だと厳しい、という点は卒業後or新卒一括の二択しかないのか?在学中に就活する人もいれば卒業後にする人もいる、という可能性は論じないのか。 新卒カードについては新卒一括採用がある限りこれは変わらないしそれは企業側の常態の方を正すべきであり、「未だに新卒カードが強いから」を新卒一括採用を是とする根拠とするならそもそも何も論じる必要はないのでは。 ・人材の多様性が失われる→これもここで論じられているのは企業側からの視点だ。確かに一括採用の方が企業側は多様な人物を獲得できるだろう。でも「多様化が失われる」というのは学生自身が多様化する可能性を潰しているということではないのだろうか。なので論点がズレている ・大学の魅力の低下→知らんがな。それで下がるならそもそもそれが良くない、って話しちゃうんかい、というツッコミ 著者は大学生が就活をして成長していく姿を間近で見てそれに大きな価値を感じているのだなというのがよく分かる。人が成長する姿を見るのは楽しいだろう、それは分かる。ただそれこそが筆者が述べる「強者の理論」であることは気づいているだろうか?本当にそんな人ばかりなのか?そうであるならば新卒一括採用は悪と言われる必要は何もないのでは? どこまで行っても噛み合わないと思っていたところで最も違和感を感じたのはこの部分だ。 普通に登校できた年は周りに刺激を受け黒髪にしリクルートスーツに身を包む学生たち。ところがコロナ禍は -「みんなは就活しているのか?」「みんなの内定状況はどうなのか?」などの相談が相次いだ。周りに仲間がいないことは精神的にストレスだったようだ- という下り。え?これをそうとるのか?と。 私の感覚としては「自分だけが皆においていかれてはないだろうかと心配で焦っている」ようにしか思えないのだが… 朝井リョウの何者とかを見てどう思うのかな?聞いてみたい

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2026/04/15

新卒一括採用の問題点 →多様な人材を採用できないこと →「惰性」で「合理的」ではない「当時の慣行」を引きずっている →学業よりも就活を優先させる点 しかし、これらの批判ポイントは事実誤認の部分もあり、新卒一括採用を廃止した際の副作用については無頓着 就活って、スーツ着てみん...

新卒一括採用の問題点 →多様な人材を採用できないこと →「惰性」で「合理的」ではない「当時の慣行」を引きずっている →学業よりも就活を優先させる点 しかし、これらの批判ポイントは事実誤認の部分もあり、新卒一括採用を廃止した際の副作用については無頓着 就活って、スーツ着てみんな同じ格好して、定型分みたいなこと答えて 私らしさって何処にあるんだろうって落ち込んで 大学名や定量的に測れる価値でばかり測られている感じがして 社会で必要とされてなくて、自分の存在をまるっと否定された感じが苦しかったけど ある意味で、みんな同じタイミングで就労のことに取り組めるというのは、易しいことなのかもしれないということが書かれていた とはいえ、問題点はある 結局、経済的に余裕のある人とスタートラインがそもそも違う 奨学金借りてる学生は、結局、バイトいっぱいするからインターンとか行ってられへんし 選択肢を増やす機会に恵まれない 格差をなくすためには、まだまだやれることはあるんじゃないかなあと思った でも、就活を在学中にやることで孤独感が和らぐという視点は自分にない視点だったので面白い発見だった

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2026/03/22

学生側、企業側、大学側 それぞれの視点から、 イマドキの就活が 立体的にうかびあがる。 とても参考になる本。

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2026/03/22

新卒一括採用は悪という風潮があるが現実問題としてお金がないと成り立たないし企業としても効率が悪いと感じる。 著者の主張はもっとも

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2026/03/10

配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01443381

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2026/02/27

学生のため、企業のためになっているか、その功罪を冷静に考え、本当に重要なことに現実的な視線を向けるよい本であった。

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2026/02/15

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO94394160T10C26A2MY6000/

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2026/02/02

▼東京外国語大学附属図書館の所蔵状況(TUFS Library OPAC)https://www-lib.tufs.ac.jp/opac/recordID/catalog.bib/BD13917771

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2026/01/25
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新卒採用は、在学中に選抜が行われる。外国にもあるが、割合は少ない。 1928年、採用は卒業後、という六社協定。破る企業が続出。1952年、就職協定。4年生の10月訪問開始、1月石膏開始。青田買いが横行して1997年廃止。2002年倫理憲章、2011改訂。3年生12月以降広報開始、4年生の4月以降選考開始、内定は10月。2016年から指針へ変更。3月広報開始、8月選考開始。 通年採用とは、実質的に早期選考とすり替わっている。 採用手段はメディア、エージェント、スカウト、リファラル。大学独自のスカウト型サイトもある。 エントリーが簡単になったため、絞り込みのためのハードルが高くなった。就職ナビがミスマッチを増大させている可能性もある。学歴フィルターの疑いがかかる。自分探しも迷路。選考プロセスの負荷が高い。 企業の求める人物像は、具体的な評価項目はない。 就職氷河期、リーマンショック、強い型コロナウィルスショックがあった。大学のキャリアセンターの整備も氷河期以降。就職氷河期は、構造的な問題。 リーマン・ショックでは、全体には落ち込んだが、企業規模、業種によって人気度に差があった。 コロナウイルスでは、影響は限定的だが、採用プロセスに大きな変化がおきた。 学校フィルターは表面上はないが、一部の学生には手厚い募集チャネルがある。 尊敬する人物は、思想信条に関する質問なのでできない。裏ワザで自ら話してもらう手段がある。「誰に相談していますか」など。 新卒では毎年45万人が就職している。一括採用がなくなると、これらが路頭に迷う。一時的に不安定になる。若年層の失業率の低下というメリット。なくすと負担が増える。 中途採用の強化で、新卒一括採用の欠点は是正されつつある。むしろ、就活に関係ない学習に専念できるメリットが有る。

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2026/01/22

新卒一括採用は悪なのか。たびたびSNS,マスメディアを賑わすこの話題に、筆者はさまざまなデータをもとに違うと断定する。新卒一括採用はたしかに大学時代の貴重な時間を多大に就活に充ててしまい、学業に支障をきたすと批判される。確かに一括採用にその側面があることは否めない。しかし、悪い面...

新卒一括採用は悪なのか。たびたびSNS,マスメディアを賑わすこの話題に、筆者はさまざまなデータをもとに違うと断定する。新卒一括採用はたしかに大学時代の貴重な時間を多大に就活に充ててしまい、学業に支障をきたすと批判される。確かに一括採用にその側面があることは否めない。しかし、悪い面にのみ焦点を当てて、良い面から目を瞑っていないだろうか。学生時代に何も就職活動をせず社会にいきなり放り出されて一体何人の人が職につけるというのだろうか。それは同質的な他者にコンタクトしにくい孤独な活動になる。企業にとっても若い労働力を安定的に採用できる。 この話題を上げると大学も批判することがあるが、大学にとっても就職実績は大学の魅力を伝える非常に重要なパラメータであり、批判していながらも本書ふうに言えば企業と「共犯関係」にある。 科学史研究者であった廣重徹さんの「科学史再考」のなかでも、大学が制度として取り込まれたからには社会に訓練された労働力を提供することが求められてきた。と主張している。主張が繋がって面白い。 著者は本書で「就職活動を通じて学生が驚くほど成長する。視野が広がる」と言っている。自分自身現在行っている研究を俯瞰して捉え、よく理解できるようになった。すごく共感できる主張。 以上のような良い面のある中で、やはり、著者も述べているように新卒一括採用で生じるメンタルヘルスやハラスメントの問題は無視できない。著者は新卒一括採用を「ダークヒーロー」のようなもので、倫理観に欠如する部分がありつつも、合理的な制度ゆえに現在まで残っていると考えている。言い得て妙である。 本書は全体通して面白く、納得できる内容が多かったが、さまざまなデータを引用するため、漢数字が多く、それらを把握しづらい。やはりアラビア数字の方が見やすいのでグラフとかつけて欲しかった。まぁグラフにするまでもない内容ばかりだったが。。。

Posted byブクログ