志記(一) の商品レビュー

髙田郁(著者)

2025/12/02

遠い夜明け ～祖父 教随～
授けられた灯 ～父 恵明～
春の傷 ～暁～
高々と灯を掲げよ ～美津～

江戸で出会った二人の娘は
蔵源美津と高越暁
美津は代々藩医を務める家系に生まれ
医師を目指す
暁は刀鍛冶の一族に生まれ
刀匠を目指す

女性はほぼ排除される職を持とうとする二人の道は目指すところに行けるのか……

久しぶりの髙田郁さん
祖父と父のお話は少しかたい？
と思ったけれど
暁と美津のお話に入ると
だんだん柔らかくなった感じがして
嬉しかった♡

2025/11/28

高田郁さんの新刊をずっと待ってました。高田さんは女性の半生を描く小説が多いのですが、今回は、女性が活躍し難い世界の中でその壁に立ち向かう二人の少女の姿が描かれており、その二人が出会う場面で一巻目は終わってます。これまで高田さんの作品の主人公から、沢山の勇気や前向きになれる気持ちを貰ってきました。まだ一巻目ですが今回のシリーズもそんな匂いがぷんぷんしてます。２巻目がとても楽しみです。

2025/11/28

仕事社会では、女性など全く蔑ろにされていた、
江戸時代。

勇猛果敢な二人の女子が、未来を切り開いていく、
きっと、颯爽として、胸が熱くなる物語。

一人は、伝説の女刀鍛冶を祖母に持つ、暁。
そして、もう一人は、医家に生まれ、生まれながら
医師の道を目指す美津。

この二人が、たどる、そして目指す道は違えど、
きっと、二人で、切磋琢磨して大きくなって
いくのだろうと、熱い予感しかない。

この二人がいよいよ、江戸で出会う瞬間を目前に、
今作は終わったが、どんな出会いをするのか、
もう、楽しみで仕方ない。

2025/11/26

新シリーズと云うことで、紹介的なストーリー。まずは二人が出会うところまで。本格的な展開は2巻目からやね。今からドラマ化が待ち遠しい、そんな話はないけど

2025/11/25

待ってた新シリーズ。あっという間に読んでしまった。相変わらずの面白さ。
今回は序章という位置づけで、ダブル主人公の群像劇のプロローグという感じ。これは貯めこんでから読むべきかも。でもきっと出るたんびに読んじゃうんだろうな。

2025/11/24

髙田郁さんの作品は心に沁みるものが多く、新シリーズも楽しみに待っていました。期待を上回る作品で第２巻が早くも待ち遠しいです。つる屋がさり気なく登場した場面も嬉しい驚きでした。

2025/11/22

高田郁さんの作品が好きだが、シリーズものが終わってしまったので、新シリーズが始まりとても嬉しい。

同じ晴明の日に産まれた二人の女性。
医師を目指す美津、刀鍛冶を目指す暁。
長い間男性優位の仕事であった世界で、
強い志を持って、その道を切り開いて行こうとする二人。
強いメンタルが必要と思うが、これからの
困難な道をどのように進んで行くのか。
どう乗り越えていくのか。
次巻が待ちどうしい。

医学、刀鍛冶などの専門的な話が詳しく描かれている。
作者もずいぶんと丁寧に調べたであろうことがわかる。
みをつくしの1巻の頃に比べると、文章もかなり
練られ上手くなったなと思う(偉そうでごめんなさい)
これからも楽しみな作家である。

最後につる家が出てくるのでクスッとした。
つる家の澪とも交錯すると楽しいな
澪も含めて、話が広がることはないのかな。
どちらにせよ、楽しみなシリーズが始まった。

2025/11/21

高田郁さんの新シリーズ。
女性だから故に難しいとされた医学、鍛刀を志す二人の娘の話。
祖父も父も藩医を務める家系の美津と、祖母は女刀鍛冶として知られる暁の今後の人生はた易くない。一見、関係のなさそうな二人はどう関わるのか。
今後の二人の成長が楽しみ。

2025/11/20

「みをつくし料理帖」「あきない世傳 金と銀」どちらも図書館で数冊ずつ借りながら一気読みした。
今回、新シリーズを買って読んだのは初めて。
うわ、先が楽しみ過ぎる。。。
読み切ったシリーズを今度は購入して読みながら、続きを待つとしよう。

2025/11/08

思いの外新しい作品もはや大河ドラマの域では。女性の2人の主人公って、これから楽しみが増えます。何故刀鍛冶に医師にと思いましたがどちらもしょーもない男社会を打破して痛感この上ない物語になってください。教随の章 だけで面白かった