普通に青い東京の空を見上げた の商品レビュー
何やら既視感ありながら読み進め 途中で「東京ドーン」の加筆修正か〜と気づきましたが昔読んだ時よりなぜか刺さるわ ちょうど同い年の一人娘といろいろ被るとこが多くて 9年前は読んでてイラついたんだけどね 今回は登場人物の親達にイラつく不思議 親達の駄目な部分、私もしっかり被ってたわ ...
何やら既視感ありながら読み進め 途中で「東京ドーン」の加筆修正か〜と気づきましたが昔読んだ時よりなぜか刺さるわ ちょうど同い年の一人娘といろいろ被るとこが多くて 9年前は読んでてイラついたんだけどね 今回は登場人物の親達にイラつく不思議 親達の駄目な部分、私もしっかり被ってたわ 反省反省
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現在、小説『ロイヤルファミリー』がまたドラマ化され注目を集めている作家、早見和真さんの6つの短編からなる小説。表示が素敵なので即買い。 主人公はいずれも東京に住む27歳の同じ歳。会社員であり、アルバイトであり、派遣社員だったり、バーテンダーであり、そのうちの2人は恋人同士だった...
現在、小説『ロイヤルファミリー』がまたドラマ化され注目を集めている作家、早見和真さんの6つの短編からなる小説。表示が素敵なので即買い。 主人公はいずれも東京に住む27歳の同じ歳。会社員であり、アルバイトであり、派遣社員だったり、バーテンダーであり、そのうちの2人は恋人同士だったりし、またそれぞれの主役の話に、脇役として登場したりする。この辺りの設定がうまいなあと思う。 自分が主人公でもあり、人の人生においては脇役なんだけど何かしらの干渉をし合うもの。そんなドラマチックな要素がたくさん小説に含まれている。 また主人公の年齢が27歳というのも、物語を一層面白くしているのかな。自分自身の27歳を想像してみてもそうだが、社会にでてからの壁にぶち当たり、自分の『立ち位置』を自問する…このまま30歳を迎えていいのか、結婚はどうするんだ?そんな微妙な年齢なんだよね。そんな悩みや葛藤の中で、何かに踏み切る人と踏み切れない人もいる。その人の人生だから、いずれも正解だ。
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ザ・ロイヤルファミリーから気になり早見さんの作品を初めて購入。 27歳の登場人物たちが紡ぐ苦労、後悔、失敗、けど至って普通で誰にでもあるような日々が描かれている。 自分も実際こんなことしているのではなどと思わされ、読みながら動悸がする場面もあったような、なかったような。 読後感はあまりよくない話が多くあったが、だからこそ頑張ろうとも思えるような一冊だった。
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最初読む時間がとれなくて途切れがちで読んじゃって短編?ってなりながら読了。 解説を読んであー!なるほど…と思い2周目にすすむ。 でも最初のお父さんの台詞が胸に残っちゃってこの話だけ長編で読みたくなった。 一気に読めばよかったなー。
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6編の主人公は共通点が3つある。 全員27歳、東京住み、名前が明かされない。 各編での登場人物が繋がり、 最後の2編は対照になっており、今までの登場人物の 後日談も分かるようになっているので 読み進めて行くのがとてと楽しかった
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以下、メモに控えた箇所である。 "お前ってホント他人のことはよく見えてるよな。自分のことは何ひとつ見えてないくせに。" "彼女を否定する余裕のない女に成り下がったら、私はたぶん私自身を否定する。" 6話の中で印象的だった『碑文谷...
以下、メモに控えた箇所である。 "お前ってホント他人のことはよく見えてるよな。自分のことは何ひとつ見えてないくせに。" "彼女を否定する余裕のない女に成り下がったら、私はたぶん私自身を否定する。" 6話の中で印象的だった『碑文谷フラワーチャイルド』は、当時付き合っていた彼女にフラれた時を思い出させてくれたよ笑 あの時の未練たらたらな私は、彼女を懐柔しようとしていたのだと、とても恥ずかしくなった。
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文庫の新刊。ちょっとお洒落かなと思い買ったのですが、東京を舞台にした20代の男女の再生の物語で短編集。感動系よりはエンタメ系です。関西人のおっさんには、地名知らんし難しいかな。若者たちどうそ。
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早見さんの初期の作品の改題文庫化だったんですね。 早見さんていろいろな作風で楽しい(笑) 27歳と言う微妙な年齢人々から6編。 ゆるっと繋がっているのがまたいいですね。 私は一編目のお父さんの結婚式のスピーチが最高に響きました。 「自分の人生、自分のために生きる」どんな岐路にたっ...
早見さんの初期の作品の改題文庫化だったんですね。 早見さんていろいろな作風で楽しい(笑) 27歳と言う微妙な年齢人々から6編。 ゆるっと繋がっているのがまたいいですね。 私は一編目のお父さんの結婚式のスピーチが最高に響きました。 「自分の人生、自分のために生きる」どんな岐路にたったとしても、それを基準に生きれたら。と、言いながら流されたり、人の言葉に怯えたり、惑ったりしてる自分を省みました。 東京ではない青い空を見上げて。 読書っていいもんです。省みれる。って、感じました
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二流大学の三流学部を卒業した僕が主人公。たまたま一流企業に入れたが今時珍しいくらいの激務に疲れ診断書ももらい逃げようと思った。そのタイミングで恋人が妊娠、逃げ場を失う。 今どきのありきたりの人生と思ったが、目に見えるリアル感がある。たまたま自分はこのステージでないがど真ん中の人が読んだらどう思うのだろう。
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各章の人物がそれぞれゆるく繋がっています。 27歳ははるかに遠すぎて思い出せないくらいですが、友達の友達、の話を聞いているようで楽しかったです。
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