なんとかしなくちゃ。 青雲編 の商品レビュー
とりあえず 梯結子の幼少期から大学生まで 本人が なんとかしなくちゃ と感じたことに向き合って行き なんとなく なんとかなっていく のが面白い 結子さんと家族の考え方にはフムフムと 考える事もあった 時々唐突に表れる「私」の話も面白い 「歌子」さんの絡む場面では 金春屋 ゴ...
とりあえず 梯結子の幼少期から大学生まで 本人が なんとかしなくちゃ と感じたことに向き合って行き なんとなく なんとかなっていく のが面白い 結子さんと家族の考え方にはフムフムと 考える事もあった 時々唐突に表れる「私」の話も面白い 「歌子」さんの絡む場面では 金春屋 ゴメス のイメージが沸き上がり 別人べつじんと呟きながら読んでいた 笑えるところも結構あって 楽しく読めましたよ フフ
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文春文庫の恩田陸の本は、ポップでクスッと笑ってしまう文章なところが好きです。主人公結子の前に立ちはだかる問題に対して、結子の思考回路だけでなく、著者が常々思ってたことが定期的に入ってくるのが読んでいて楽しかったです。 最後の方では、思ったより長くなっちゃったけど、これは結子が城郭研究会に入ったせいで…と言い訳ぽく話されてて、確かに結子を扱うのは大変だよなぁって勝手に同情してしまいました。笑 週末の気分転換に最適な本でした!
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梯結子の発想や視座の高さが本書の魅力!^_^! 読んで分かるこの面白さ。 読まなきゃ知れないこの面白さ。 続編も刮目するとも〜!^_^!
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梯結子さん、同い年じゃないですか! 『なんとかしなくちゃ』っていうほど、ガシガシチャキチャキしている訳ではなく、堅実だけど、信念持ってまえを向いている感じが、羨ましい。わたしももっと考えて、この時代を過ごしたかった。
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時々出てくるナレーションみたいなのが最初は少し気になったけど…慣れてくると面白かった。物語読みながら、たまにコラム読んでるみたいな感じだった。 出てくる人たちも魅力的な人が多く続きそうな感じなので、次が出たら読もうと思う。
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これは時代背景や地域の雰囲気もすっごくうまく表現できていて、自分が生きて来た時代の雰囲気を感じられてとても面白い。お嬢様で頭が良くて独特の感性を持ってるなんて、とっても羨ましい限りです。政治家になって欲しかったなあ。
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今までとちょっと違った。 まさに 朝の連ドラ風 1人の女の子の話だけど、おもしろい。 時々 はさまれる 作者の声が ナレーションのようで また クセになる。 途中で飽きさせないのは、やはり恩田ワールド
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ニューヒロイン登場 「梯結子」 様々人達を救う 鋭い名探偵のような頭脳で問題を解決! 社会人として梯の姿を早く見たい
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再読。読みながら何度も作者名を確認してしまうほど、恩田さんにしては不穏さや不安定さがなく軽やかで明るく楽しい。合間合間にエッセイ風の差し込みがあって、不思議な気分になるのだけれどそれが心地よい。魅力的なキャラクターにワクワクするエピソードが満載で、続編が明言されていて、待ち遠しいです。
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理論派の成瀬って感じで、面白かったです。そのときそのときになされる結子の分析に、いちいち首肯しながら読みました。作者も書いてて楽しかっただろうな。
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