1,800円以上の注文で送料無料

定年後の日本人は世界一の楽園を生きる の商品レビュー

3.3

22件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    6

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2025/11/27

年齢を経て、考え方は変化する。 佐藤優さんは、同志社で神学を学び、ノンキャリで入った外務省においてロシア外交で活躍、42歳で逮捕され、45歳で著作を発表、49歳で有罪確定・外務省失職、53歳で執行期間満了。慢性腎臓病に伴う人工透析、がん治療を経て、現在65歳。こんな人が語る話に含...

年齢を経て、考え方は変化する。 佐藤優さんは、同志社で神学を学び、ノンキャリで入った外務省においてロシア外交で活躍、42歳で逮捕され、45歳で著作を発表、49歳で有罪確定・外務省失職、53歳で執行期間満了。慢性腎臓病に伴う人工透析、がん治療を経て、現在65歳。こんな人が語る話に含蓄が無いはずがない。最近は死の直前を迎えている人の言うことは比較的信頼できると考えている。山崎努さんとか。残された人生で何かを伝えようとしているわけで、まさに命をかけていると思うから。 還暦はまだまだ先だけど、自分も歳をとって考えるのは、自分の残りの人生の期間とまだ続く人生への向き合い方。これまでの人生で、良いことも悪いこともあった。これまでの人生は変えることはできない。しかしなぜだか最近はあまり良くない思い出、しかもどうでもいいことばかりが思い起こされ、自分を悩ませる。何故だろう?取り戻せない過去への後悔か?更年期障害か?今が平和で暇だからネガティヴ思考で安心するなと本能が働きかけているのか?よくわからない。 この本を読むと、確かに、日本人の定年後はやりようによっては楽園って感じもする。日本という恵まれた国の仕組みがいつまで続くかはわからない。定年後でも死ぬまでは生きねばならず、ストレス低めで楽しく生きなあかんなと思った。 内容自体は扇情的でもなく至って穏健。友達を大切にせよ、投資は保守的にせよ、隠れ家を持てなどなど。波乱の人生の佐藤優さんでも普通なのか、あえて普通の人の目線に合わせて書いたのかどちらかはわからないけど、個人的には佐藤優さんが普通の事を言っているのに価値があると思った。

Posted byブクログ

2025/11/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 読みかけの本を置いて、この本を先に読みました。  魂の霊性や知識量は、佐藤優氏とは比べものにならないけど、定年後(還暦後)にはこう生きたいという考え方は、ほぼ同じ、と思いました。  友達は少なくていい。真の友達だけ、付き合う。知識を鍛えるのに、ネットニュースや、図書館など使えるものは何でも使え。月に1,000円も払えば数千本の映画を見ることができる。またはおカネをかけず、すこし環境を変えるだけ豊かな時間を過ごせるようになる。  今還暦前後の年齢の人が迎えている状況は昔と全く違う。    このあと、こう暮らしたい、こう働きたい、というところ、「まあ、それでいいんじゃない?」と言ってもらったような気になって。楽しく笑って、仕事して、暮らしていきたいと思います。

Posted byブクログ

2025/11/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

p5 バーナード・ショー 愛国心とは、自分が生まれたという理由で、その国が他よりも優れているという思い込みのことである p9 ショーペンハウアー 未だかつて、現在のなかで、自分が本当に幸福だと感じた人間は一人もいなかったし、そんなのがいたとしたら、多分酔っ払っていたのだろう p22 仏教では執着こそがすべての苦しみの根源とされる p26 新島襄を通じて、自分のためでく他者につくす人生が、結果的に本人にとってもベストになるという人生観を学んでほしい p40 嵐や荒波を乗り越えて母港にもどり錨を下ろす。そしてその錨の範囲の中で充実した人生を送ることを目指すのだ p43 世の中には意のままにならないことがあることを自覚している人は孤独にならない p44 マーク・トウェイン やったことは、田と背失敗したとしても、20年後には笑い話にできる。しかし、やらなかったことは、20年後には後悔するだけだ  p46 私は60歳になったら、「守りを強くする」ことを進める p51 人間として名誉と尊厳を維持できる生活を送る これを現在の日本で確保することは難しくない p55 金融投資をするなら、年収の5パーセント p56 最強のの投資先は健康と家族 p79 自分の感情を共振させるには、それ相応の知識や経験が必要だ。 綿矢りさ ひらいて p107 信玄 40歳から前は勝つように、40歳からは負けぬように p128 受けるより与える方が幸い 使徒言行録 パウロ p129 孤独は人を賢者にする p134 喜ぶ人はともに喜び、泣く人と共に泣きなさい ローマの使徒への手紙 p154 チャールズ・ディケンズ  旅行者は、その放浪によって家庭のありがたさを学ぶ

Posted byブクログ

2025/11/27

https://www.tfm.co.jp/tamakawa/report/134088 【目次】 まえがき 「自分が本当に幸せだ」と感じる条件が揃う日本  第1章 定年後のマインド「リセット」  第2章 定年後のおカネ  第3章 定年後の勉強  第4章 定年後の仕事  第5章 ...

https://www.tfm.co.jp/tamakawa/report/134088 【目次】 まえがき 「自分が本当に幸せだ」と感じる条件が揃う日本  第1章 定年後のマインド「リセット」  第2章 定年後のおカネ  第3章 定年後の勉強  第4章 定年後の仕事  第5章 定年後の交友関係  第6章 定年後の隠れ家  第7章 定年後の家族関係  第8章 定年後の恋愛・趣味・健康 あとがき 他人と比較してものを考えるのは致命的な習慣

Posted byブクログ

2025/11/22

著者の言う、日本は「世界一の楽園」というのは大げさではない。たしかに老後の社会保障がこれだけ整っている国は類い稀。そう思うと、定年後の人生を安心して楽しめるし、自然と楽しむインセンティブが湧いてくる。定年後のシニアが元気であれば社会も元気になる。こういう金言を待っていた。

Posted byブクログ

2025/11/19

世界一の楽園を生きる 定年後が人生で一番楽しい 知の巨人 人生の集大成 定年後に生きるための条件 自分が本当に幸せだ 心のマインド「リセット」 定年後に遅すぎることは一切ない 人生は晩年こそが華である 職場という居場所を失い 新しい自分を作り直すためのチャンス ストレスなく生きる...

世界一の楽園を生きる 定年後が人生で一番楽しい 知の巨人 人生の集大成 定年後に生きるための条件 自分が本当に幸せだ 心のマインド「リセット」 定年後に遅すぎることは一切ない 人生は晩年こそが華である 職場という居場所を失い 新しい自分を作り直すためのチャンス ストレスなく生きることに集中する 「使い方」が幸福度を決める 安定した生活基盤を守りながら 今を楽しむための消費 信頼できる人との時間を過ごすための消費 定年後の学び直し 古典には先人の知恵が詰まっており 知識を広げることよりも、それを深めること 無理のない持続 社会とのつながりを保つため 嫌いな人と無理に付き合う必要はない 心から信頼し合える友人と 適切な距離感を保つこと 家族との関係の質を高める 深掘り」することで充実感を得られる 恋愛は人生を再び輝かせる力を持つ 健康こそが世界一の楽園を生きるための基盤 他人と比較してものを考えるのは致命的な習慣 心理学的な「孤独」の価値

Posted byブクログ

2025/11/25

●読前#定年後の日本人は世界一の楽園を生きる YoutubeやTVでちょくちょくみる佐藤優さんは、とても存在感があるし、話すことも論理的なので一目を置いている存在。そんな佐藤優さんが、「定年後に特化した知の技法」をはじめて完全伝授、となれば読まないわけにはいかない https:/...

●読前#定年後の日本人は世界一の楽園を生きる YoutubeやTVでちょくちょくみる佐藤優さんは、とても存在感があるし、話すことも論理的なので一目を置いている存在。そんな佐藤優さんが、「定年後に特化した知の技法」をはじめて完全伝授、となれば読まないわけにはいかない https://amzn.to/420lkLJ ●読後#定年後の日本人は世界一の楽園を生きる 「うわぁ、なにこれ。これ、ほんとに佐藤優さんが出版を認めた本なの?」が読後思ったこと。佐藤優さんだからこその、一般論とは違う定年後に関する考えを知って、いろいろ考えてみたいと思ったのに、平凡すぎて衝撃的な本だった https://amzn.to/420lkLJ ●心に響いたフレーズ&目次 #定年後の日本人は世界一の楽園を生きる https://mnkt.jp/blogm/b250919c/

Posted byブクログ

2025/11/15

この著者には似つかわしくないテーマなので興味深かったのですが、ごく一般的な内容で同じ事柄を何度も繰り返し述べており、残念ながら刺さるものはありませんでした。

Posted byブクログ

2025/11/13

なんていうか、よくあるフツーのハウツー本かなと思った。 著者ならもっと偏ったクセのある道を提案してくれるかと期待したけど。

Posted byブクログ

2025/11/10

表題がキャッチーな割には、書いてあることはフツーでした。 たびたび「512日にわたる拘留でわかったこと」が出てくるが、一般人には真似できない話なので、ちょっと興ざめしてしまいます。

Posted byブクログ