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ひきこもり家族 の商品レビュー

4.1

124件のお客様レビュー

  1. 5つ

    43

  2. 4つ

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2026/04/20

意外性も多様な視点もあり、とても面白かった。友達にお勧めしたい。できれば登場人物の心情をオチとして、丁寧に描いて欲しかった。

Posted byブクログ

2026/04/19

ブラックな引きこもり支援施設に送られた者たちの生活に転機が訪れる。  話の展開がスムーズであっという間に引き込まれ一気に読み切りました。これは面白かった。  引きこもることによって社会の居場所を失う恐怖がそうさせなかっただけで、行きたくない学校や会社に行き続けた自分を振り返り...

ブラックな引きこもり支援施設に送られた者たちの生活に転機が訪れる。  話の展開がスムーズであっという間に引き込まれ一気に読み切りました。これは面白かった。  引きこもることによって社会の居場所を失う恐怖がそうさせなかっただけで、行きたくない学校や会社に行き続けた自分を振り返り、共感するなあという感覚と、「だからってドロップアウトするとか結局甘ったれなことには違いない」という社会人側の冷徹な傲慢さが交互に去来したのですが、なにしろ一線を越えてからの”ひきこもり家族”のさまがなんなら楽しくさえ感じられ、それもまたまんまと作者に乗せられてるなあ(いい意味で)と思いました。彼らが形はどうあれ「生きている」を実感できたということが読んでいて素直にうれしかった。  話の腰を折るような不要なエピソードがなく、ストレスなく読み進め、その展開も大筋として予想がつきつつもスリリングでかつすっきり晴れがましい結末でもありました。ひきこもりという社会問題のことを考えさせられる部分もありつつ、そこに過度な重点を置いた重苦しさがあるわけではなく、とにかくまっすぐに面白い、よい作品でした。

Posted byブクログ

2026/04/22

ひきこもりたちと、ひきこもりをカモにするブラック支援会社の話です。 実在の事件を元にしています。 ブラック支援会社は、ひきこもりたちを無理矢理自宅から連れ出して更生施設に入れ、暴力と恐怖で入所者を支配します。 物語の中で、施設に入所しているひきこもりたちはとある事件を起こします...

ひきこもりたちと、ひきこもりをカモにするブラック支援会社の話です。 実在の事件を元にしています。 ブラック支援会社は、ひきこもりたちを無理矢理自宅から連れ出して更生施設に入れ、暴力と恐怖で入所者を支配します。 物語の中で、施設に入所しているひきこもりたちはとある事件を起こします。 ひきこもりたちの反乱にスカッとしますが、次第に雲行きが怪しくなっていきます。 暴力を受けてきた者たちが、また暴力で人を支配するようになる…という暴力の連鎖が恐ろしいです。 最後は希望を感じる終わり方でしたが、実際のひきこもりの対策ってどうしたらいいんだろうなぁと読後ぼんやりしてしまいました。 ひきこもりの解決は本当に難しい問題だと思います。有効な対策がないまま何十年も引きこもった息子や娘を社会に出すために藁にもすがる思いで頼った会社が酷い悪徳業者だったら本当に救われない…。 引きこもりもその家族も、どちらの気持ちも分かって苦しい気持ちになりました。

Posted byブクログ

2026/04/18

僚太と大知が物語の中心人物だけど、大知目線の語りはなくて何を考えているかが不可解なところがおもしろいなと思った。 大知の母親はちょっと痛々しい。 長年の引きこもりは、何もしなければ本人の力で変わるのは難しいと思うので、強制的に外に連れ出すのはきっかけとしてはいいと思うけど、リヴァ...

僚太と大知が物語の中心人物だけど、大知目線の語りはなくて何を考えているかが不可解なところがおもしろいなと思った。 大知の母親はちょっと痛々しい。 長年の引きこもりは、何もしなければ本人の力で変わるのは難しいと思うので、強制的に外に連れ出すのはきっかけとしてはいいと思うけど、リヴァイブのような強制施設は恐怖を強めるだけだと思った。 ラストの養鶏場のおじさんの言葉は感動した。 染井為人さんの小説は、難しくない&テンポが良いで、圧倒的に読みやすい。 嫌なやつが出てきて怒りを煽られ、ハラハラする展開で一気に引きつけられる。 せっかくおもしろいのに、最後はふわっとしていたのは残念。 そこからが見どころなのに!と思う話の流れで終わってしまうし、エピローグはありきたりだし、ラストだけやや消化不良。

Posted byブクログ

2026/04/16

おお! 引きこもりはこういう風に改善していくのか!? なんて思いながら読み進めた先には全然想像しない引きこもりの立ち直り方が・・・ いろんな人のドラマが出てきてとても胸熱くなるシーンのある物語です。

Posted byブクログ

2026/04/13

引きこもりの青年と家族の視点の二つから書かれていてハラハラ、ドキドキだった。後半は社会的弱者と捉えていた彼らが立場が逆転し力を手に入れたら同じように危うくなる…人間って置かれる立場で変わって行くものだと思ってしまった。そこに意志を持って立つ隊長、かっこいい…そして時々、5人のやり...

引きこもりの青年と家族の視点の二つから書かれていてハラハラ、ドキドキだった。後半は社会的弱者と捉えていた彼らが立場が逆転し力を手に入れたら同じように危うくなる…人間って置かれる立場で変わって行くものだと思ってしまった。そこに意志を持って立つ隊長、かっこいい…そして時々、5人のやり取りに和み、最後の皆んなの姿を想像してしまいました。

Posted byブクログ

2026/04/12

家族の問題なのか、社会問題なのか、その判断が難しいけど、解消されるにこしたことはないひきこもり問題に触れた1冊。

Posted byブクログ

2026/04/12

引きこもり歴7年の19歳の青年と、20年以上引きこもっている40代の男性の母と、2人の視点が交互に描かれる。 気になって調べたら、引きこもり矯正施設って実際あるらしく、強制連行や監禁などの実態も中にはあるらしい。 変わりたいと思っていても自身で道を切り開けない人や、そもそも引き...

引きこもり歴7年の19歳の青年と、20年以上引きこもっている40代の男性の母と、2人の視点が交互に描かれる。 気になって調べたら、引きこもり矯正施設って実際あるらしく、強制連行や監禁などの実態も中にはあるらしい。 変わりたいと思っていても自身で道を切り開けない人や、そもそも引きこもりの自分をどうにかしたいと思っていない人も多いと思うので、強制的に連れ出されても施設での生活でなんとか抜け出せるんじゃないかと最初は思ったけれど、家に戻った後で引きこもりが加速するケースも実際あるらしい。 もちろん、改善されたケースもあるらしいけど。…難しい。 親目線で言えば、我が子が引きこもりになってしまったら、自分の死後に子どもがどうなるのか心配になる。なんとか社会に戻ってほしい。 でも人ってなかなか変われなくて当たり前。それこそ殺人くらいのパンチが効いた出来事が起こらない限り…。 極限状態が彼らを大きく変え、なんだか逆に楽しく生活しだして微笑ましい展開もあったけれど、発覚しないよう綱渡りの状態でハラハラドキドキ。一気に読了した。 でもなぁ。 気持ちは分かるけど、死体遺棄はマズイよね。 情状酌量される部分は大いにあっただろうけど、殺人+死体遺棄で量刑はどうなったんだろうか。 ラスト爽やかだったけど、それだけが心残り。

Posted byブクログ

2026/04/11

途中まであまり楽しくなかったけど最後は涙 優しい人が弱い立場になる世の中 隊長の優しさが本物の強さなんだな ひきこもりって親や家族以外誰にも迷惑かけないけど、親はどうにかしたいよねそりゃ 難しい問題だな

Posted byブクログ

2026/04/08

ひきこもりの年代も背景もバラバラな人たちが、ブラック企業のような施設に送り込まれるという設定がまず衝撃的で、「これ、現実でもありそう…」と妙にリアルに感じました…グループホームとかね。 5人が結束していくきっかけも、決して前向きなものではないけれど、そこから物語が動き出していっ...

ひきこもりの年代も背景もバラバラな人たちが、ブラック企業のような施設に送り込まれるという設定がまず衝撃的で、「これ、現実でもありそう…」と妙にリアルに感じました…グループホームとかね。 5人が結束していくきっかけも、決して前向きなものではないけれど、そこから物語が動き出していって目が離せませんでした。 それぞれが抱えているものや弱さが少しずつ見えてきて、変化をしていく姿に引き込まれます。重たいテーマだけど、ただ暗いだけではなく、人と人との関わりの中でしか生まれないものも描かれているように感じました。 最後は思わず泣いてしまって、なんとも言えない余韻。 簡単に「良かった」と言い切れないけど、読んでよかったと思える一冊になりました!やっぱり染井さん好きだな!

Posted byブクログ