令和最恐ホラーセレクション クラガリ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
背筋「オシャレ大好き」 先頭の羊に何も考えずついていく人たちの話。 澤村伊智「鶏」 メントールのタバコを吸ってもしその人が鶏になったとしても、タバコを人からもらったその人がいけないだけで、何であげた人に責任被せるような言い方するのか不明だけど、お話はちょっと面白い。 コウイチ「金曜日のミッドナイト」 結局金庫を開けたことがまずかったの?セーラームーンの格好のおばさんは金庫の中身と戦ってたの? はやせやすひろ×クダマツヒロシ「警察が認めた〈最恐心霊物件〉」 最初の話と随分違うのは置いといて、腹立つよね、関係ない人に怖い思いさせるって。結局何だったの?本当に霊ではなく人が侵入してきてるならそこは解決しないといけない問題では? 余った家/栗原ちひろ 家(血縁)が嫌なら近づかなければいいのに。どうして理解してもらおうとか思っちゃうんだろう?無理なんだし、無駄な努力なんだから自分は自分で生きていけばいいのに。この話だけ全然意味が分からなかった。 梨「恐怖症店」 一番よかったかも。とても優しいお話だった。恐怖症を売るだけでなく買うこともあるので、少し混乱する場面はあったけれど。「店主」は冷酷なようでいて情のある人(人ではないか)だな。
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この本の「恐い」が正直ほとんど理解できなかった... これはヒトコワなのかも? ただホラー作家で有名な背筋さん、澤村さんが読めるのも嬉しいし、なによりコウイチさんの書き物が読めるのも新鮮で嬉しかった✨️ ヒトコワというより、世の中の私たちの日常よりも少し近いようで遠いような人達...
この本の「恐い」が正直ほとんど理解できなかった... これはヒトコワなのかも? ただホラー作家で有名な背筋さん、澤村さんが読めるのも嬉しいし、なによりコウイチさんの書き物が読めるのも新鮮で嬉しかった✨️ ヒトコワというより、世の中の私たちの日常よりも少し近いようで遠いような人達の、でも常識という枠にはめられた中で起こる不快感みたいな本だったのかな? 私も何を感じて何を書いてるのか理解できてない。 私の感性度が低いのかもしれない。 またいずれ読みます。
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ホラーアンソロジー。どれもこれも怖い、としか言いようがありません。 お気に入りははやせやすひろ×クダマツヒロシ「警察が認めた〈最恐心霊物件〉」。実話恐怖ものだからこそのリアルな恐怖感がとんでもないです。ひっそりとしたわけの分からない怖さも、ぐいぐい来るパワフルな怖さも両方ある……...
ホラーアンソロジー。どれもこれも怖い、としか言いようがありません。 お気に入りははやせやすひろ×クダマツヒロシ「警察が認めた〈最恐心霊物件〉」。実話恐怖ものだからこそのリアルな恐怖感がとんでもないです。ひっそりとしたわけの分からない怖さも、ぐいぐい来るパワフルな怖さも両方ある……! たしかにこれは最恐の物件です。嫌すぎる。 栗原ちひろ「余った家」も怖い……というより、これは一番嫌な物語でした。普通ではないルールに支配された家から逃れようとする主人公。おかしいのは自分の置かれた環境なのか、自分自身なのか。どのように生きるのが幸せなのか、基盤が揺らいでしまう感覚がとても危うくて不安な作品でした。
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全体的に読みやすかった。 「最強心霊物件」は正統派のホラー!怪異!という感じでとてもよきでした。 あとはイヤミス(ホラ?)やらヒトコワの風味が強めで、恐怖よりもじっとり不快感……。 「オシャレ大好き」は所謂量産型やら流行、ブームのある現代だからこその作品だな、と思いました。
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全部がホラーではくくれない感じが… 心霊系はもちろんおもしろく、 『金曜日のミッドナイト』『警察が認めた〈最恐心霊物件〉』が好き。 あとはイヤミスならぬ、イヤホラーな感じで、まんまとイライラしました… 梨さんのは『玩具修理者』や『夜市』のような、ホラーというより、幻想文学み...
全部がホラーではくくれない感じが… 心霊系はもちろんおもしろく、 『金曜日のミッドナイト』『警察が認めた〈最恐心霊物件〉』が好き。 あとはイヤミスならぬ、イヤホラーな感じで、まんまとイライラしました… 梨さんのは『玩具修理者』や『夜市』のような、ホラーというより、幻想文学みたいな印象。 ホラー系はやっぱり、ワクワクしてしまいますね。
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暗がりから溢れ出し、人を呑み込む〈怪異〉。現代最高峰のホラー作家たちが生み落としたソレはあなたに一生つきまとう―。背筋×ハイファッションの呪縛、澤村伊智×深夜の客人、梨×「恐怖症」売りの女、コウイチ×地方ロケ、はやせ&クダマツ×怖すぎる心霊物件、栗原ちひろ×セレブ一家の闇…究極の...
暗がりから溢れ出し、人を呑み込む〈怪異〉。現代最高峰のホラー作家たちが生み落としたソレはあなたに一生つきまとう―。背筋×ハイファッションの呪縛、澤村伊智×深夜の客人、梨×「恐怖症」売りの女、コウイチ×地方ロケ、はやせ&クダマツ×怖すぎる心霊物件、栗原ちひろ×セレブ一家の闇…究極の6ストーリーズ。(e-hon)
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金曜日のミッドナイトと警察が認めた最恐心霊物件と鶏は分かりやすくて面白かったです。その他の作品は私には難しかったです。
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6編の短編集で、いずれも文芸誌やWEB版で既出済とのこと。 表紙や帯にはその旨の記載はなかったけど、最後のページにちゃんと記されてました。 そうですよね、だいたい初出の記載ってありますよねウンウン。 前読んだ本に初出の記載がなくて、とても残念な思いをしたから…(まだ根に持ってる ...
6編の短編集で、いずれも文芸誌やWEB版で既出済とのこと。 表紙や帯にはその旨の記載はなかったけど、最後のページにちゃんと記されてました。 そうですよね、だいたい初出の記載ってありますよねウンウン。 前読んだ本に初出の記載がなくて、とても残念な思いをしたから…(まだ根に持ってる 笑) どのお話も面白かったです。 中でも、栗原さんのお話が印象に残りました。 読み終わった後も、例の家のカギに書かれてる「なし」の意味にとらわれてて…名を成しての成し?(おじいさんの家だから) それとも名を成して無いの無し?(おばさんが幽閉されてた家だから) どういう意味なんだろ… あと、今回の梨(なしの話の後に梨さん、変にツボる 笑)さんのお話、私が今まで読んだ梨さんの他のお話とはちょっと雰囲気が違って…これも良かったです。 一見あの女の子の末路は辛いようだけど、全体的にある意味ハッピーエンド寄りのお話のように感じ、私の中にあった、梨さん=容赦ない人 というイメージが覆りました。 優しさや人間味が梨さんにもあるんだねって… なんか失礼な言い方になってしまった…すみません。。
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最恐ではないが、奇妙な話として楽しめた。澤村さんの作品はそのまま長編にしても楽しめそうだった。3.2
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ホラー小説かと言われたらそうではないけれど、不穏でじめじめとした雰囲気のお話が多かったです。 「警察が認めた最恐心霊物件」は唯一読んでいて鳥肌が立つくらい怖かったです。
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