銀河ホテルの居候 落葉松の森を歩いて の商品レビュー
苅部さんの秘密が少しづつ明らかになっていくのかと前の巻を読んで思いましたが、そうではなかったですね。レギュラーのメンバーはほぼ出番がなく、主人公が各回で完全に独立してる感じですが、最近はこのスタイルはよく見かけますね。シチュエーションとコンセンプトのみ違う・・。食べ物屋さんのシチ...
苅部さんの秘密が少しづつ明らかになっていくのかと前の巻を読んで思いましたが、そうではなかったですね。レギュラーのメンバーはほぼ出番がなく、主人公が各回で完全に独立してる感じですが、最近はこのスタイルはよく見かけますね。シチュエーションとコンセンプトのみ違う・・。食べ物屋さんのシチュエーションが多いですが、この作品と四宝文房具店は落ち着いた雰囲気で好みです
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佳菜、志穂姉妹が、両親からの手紙を受け取り、それぞれの名前の由来を知る「おとぎ話の庭」。銀河ホテルのスタッフだが、手紙室で旬平さんのお父さん、裕作さんが書かれた本を書き写す早乙女由麻の「落葉松の森を歩いて」。大学最後のゼミに参加する斉藤先生の「十人十色」。 どの話もしみじみよかっ...
佳菜、志穂姉妹が、両親からの手紙を受け取り、それぞれの名前の由来を知る「おとぎ話の庭」。銀河ホテルのスタッフだが、手紙室で旬平さんのお父さん、裕作さんが書かれた本を書き写す早乙女由麻の「落葉松の森を歩いて」。大学最後のゼミに参加する斉藤先生の「十人十色」。 どの話もしみじみよかった。小さいけれど人生の真実をつくような言葉があちこちにちりばめられている。もっともっとこのシリーズが読みたい。 たまたま今年の夏に軽井沢に出かけ、数十年ぶりに歩いた旧軽井沢を思い出し。心の中にもさわやかな風が通り過ぎるように感じた。
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第1弾「また虹がかかる日に 」 第2弾「光り続ける灯台のように 」 に続くシリーズ第3弾!やっぱり良いなぁ。 爽やかな風が吹き抜けるような清々しく希望を感じられるラストでした。 「おとぎ話の庭 稲穂」 亡き両親からの手紙を受け取りにきた姉妹 「落葉松の森を歩いて Dee...
第1弾「また虹がかかる日に 」 第2弾「光り続ける灯台のように 」 に続くシリーズ第3弾!やっぱり良いなぁ。 爽やかな風が吹き抜けるような清々しく希望を感じられるラストでした。 「おとぎ話の庭 稲穂」 亡き両親からの手紙を受け取りにきた姉妹 「落葉松の森を歩いて Deep Pine Forest」 銀河ホテルスタッフの女性 「十人十色 Blue Lagoon」 毎年ゼミ合宿に訪れていたが、定年を迎える教授 手紙室の責任者・苅部さんとワークショップ受講者のやりとりや受講者が手紙を綴る様子を、どこか懐かしいような気持ちで眺めていました。 話そうとするとなかなか言葉は出てこないのに、紙に書こうとすると溢れてくるのはどうしてなんだろう……。 自分と静かに向き合える時間て大事なんだなぁと、最近しみじみ感じています。 登場するインクの名前からすでに美しいオーラ! 施設も人もサービスも、銀河ホテルのすべてにワクワクするし、作品の持つ穏やかで優しい雰囲気にずっと浸っていたくなる。 ずっと続いて欲しい大好きなシリーズ。 今回もグッとくるシーンと言葉がたくさんでした。 著者の作品は「活版印刷シリーズ」も、優しくて心が安らいで大好きです。 『見慣れていると思ったものも、きっと目を凝らせばもっといろいろなものが見えて、深まっていく。』 『なにかと向き合って、だれのためでもなく、夢中になる。そういう時間にしか見えないものもありますよ。』
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教授の万年筆の購入先は銀座のあの有名な文具店?ゼミ学生の一人は文具店の親戚? と思えてしまい、それならばいっそホテルのインクの購入先もあの文具店であって欲しい。 勝手にそう願いながら読んでいました。 苅部さんと文具店店主のクロスオーバー作品が読んでみたいです。銀河ホテルで結婚式も挙げられることですし。
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シリーズ3作目。このシリーズは、インク沼へはまりそうな危険性がある。が、人の感情・記憶などを丁寧にくみ取ってっていて、読みやすい文章ながら、自分自身の内面に降りて行くことを余儀なくされる。最後の話が特に年代的にも刺さる(といってもそれほど強い刺激ではないのだが)。やっぱり手元に置...
シリーズ3作目。このシリーズは、インク沼へはまりそうな危険性がある。が、人の感情・記憶などを丁寧にくみ取ってっていて、読みやすい文章ながら、自分自身の内面に降りて行くことを余儀なくされる。最後の話が特に年代的にも刺さる(といってもそれほど強い刺激ではないのだが)。やっぱり手元に置いておきたい気持ちが強くなってきた。積読にしている「活版印刷三日月堂」のシリーズも読まねば。
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銀河ホテルシリーズ3冊目。どんどん良くなる物語だなぁ。姉妹の話も大学教授の話も良かった。ホテル従業員の早乙女さんが「夜に想う」を書写する事で、言葉を深く感じる話も良い。「わたしはなにかを得るために生きているんじゃない。生きているのはたまたま命を与えられたということだ」銀河ホテル、...
銀河ホテルシリーズ3冊目。どんどん良くなる物語だなぁ。姉妹の話も大学教授の話も良かった。ホテル従業員の早乙女さんが「夜に想う」を書写する事で、言葉を深く感じる話も良い。「わたしはなにかを得るために生きているんじゃない。生きているのはたまたま命を与えられたということだ」銀河ホテル、泊まってみたいなぁ。
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銀河ホテルシリーズは心が温かくなる物語。 今回は3つ目の大学教授の話がとても良かった。 時代が変わって今の学生にはもう合わないのではないかと思いながらも続けてきたゼミ合宿も今回が最後。 寂しさを感じならがも毎年恒例になっている手紙を手紙室で学生のことを想いながら書く教授。 学生に手紙を渡した後、実は学生たちも教授宛に手紙を書いていたことがわかったところ、ここは胸がとっても熱くなった。 学生たちも教授のイメージのインクを選んでいたが、それがそれぞれ全く違っていたところがとても良かった。 定年を迎える、そのような年齢になると自分がやってきたことは良かったのだろうかなど過去を振り返ることがあると思うが、教授は学生たちに向けた想い、それがきちんと伝わっていたことがわかって自分の人生をいい人生だったと感じたと思う。 自分のことのように嬉しくなり、幸せな気持ちになった。
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●2025年9月15日、グラビティの読書の星で紹介してる女性がいた。 「読了 軽井沢の老舗ホテルには手紙室なる不思議な部屋がある そこでは1000種類以上のカラーインクを取り揃えており、手紙を書くためのワークショップを開催している インクを取り揃えた部屋に入れるのはワークショップに参加する人々のみ 手紙を書く相手も書く内容も決まっていない人たちが訪れては、自分なりにしっかり書き上げる不思議なワークショップだ 銀河ホテルの新作きました! このシリーズは軽井沢の美しい自然と、素敵なカラーインクを知れる優しい物語なんです しっかり手紙室に訪れた人と向き合ってインクをお勧めする瞬間が素敵すぎるの 手紙を書く相手を掘り下げたり書きたい気持ちに色をつける しっかり実在するインクでパイロットからモンブラン、フランスのメーカーなど種類も様々 しかもあえて商品名のまま、英語やフランス語で書いてあるから調べちゃうんだよね 調べる事でまんまと一緒に手紙室に入ってしまうの 手紙の相手を思う時間、自分と向き合う時間、今はもう会えない人を思う時間、どれも大切だけど日常生活では忘れがち 手紙室はそんな素敵な時間を提案してくれる素晴らしい場所です 気になった方はぜひ #読了 #読書 #ひとりごとのようなもの 」 軽井沢と聞いて読みたくなった。行きたいなぁ。
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銀河ホテルシリーズ3巻目。以前のシリーズもほっこりしたから発売を楽しみにしていた! 第一話の姉妹、家族を巡るお話が印象的だった。「穂」という字には一粒からたくさんの命が続いていく、人の助けなどのイメージを持つという。名前の由来の素敵さを感じ、心温まった。
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楽しみにしていたシリーズ3作目 私は特に第3話の【十人十色】がよかったです! 相手の事を考え思い接っしていればちゃんと思いは伝わるんだなぁ〜と そして苅部さんの名前がステキ♡ 読み終わった時には爽やかで幸せな気持ちになりました!
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