アフターブルー の商品レビュー
納棺師の仕事やそこで働いている人たちの裏事情など繊細に描かれていて、新人作家さんとは思えないくらいでした。 宗教的なことか分からないけど、何故こういった仕事をしている人たちを忌み嫌ったりするんでしょう。 誰しも死は訪れるものなのに。そして凄く厳しくて辛い仕事であると思うから、むし...
納棺師の仕事やそこで働いている人たちの裏事情など繊細に描かれていて、新人作家さんとは思えないくらいでした。 宗教的なことか分からないけど、何故こういった仕事をしている人たちを忌み嫌ったりするんでしょう。 誰しも死は訪れるものなのに。そして凄く厳しくて辛い仕事であると思うから、むしろ感謝しかないと思う。
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新人の作品である事を思えば凄く良く書けていると思います。ただ主な登場人物のバックボーンが特異なため、今一つ感情移入がし辛かったです。
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闇を抱えた納棺師たちのお話 死を意識することは普段生活していくなかほぼないが、死ぬことの意味や、生きている意味を考えさせられた 話自体は重いので気分も重くなる描写はあるけれども、すこし生きていくことを頑張ろうと思える作品
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納棺師の中でも 損傷の激しい遺体を復元する「二課」に勤める5人 章ごとに視点が変わり、あっという間に読み進めた 有明さん、入相さん、朝未、八宵、東雲くん みんな大事なものを失い、もがいて、でも希望を捨てずに生きていて 読みながら「こんな言葉をかけられる人間になりたいなぁ」と思...
納棺師の中でも 損傷の激しい遺体を復元する「二課」に勤める5人 章ごとに視点が変わり、あっという間に読み進めた 有明さん、入相さん、朝未、八宵、東雲くん みんな大事なものを失い、もがいて、でも希望を捨てずに生きていて 読みながら「こんな言葉をかけられる人間になりたいなぁ」と思わされるセリフが幾度となくあった 「死」を感じさせる仕事だが、同時に「生き方」についても考えさせられる 読み終わりは「二課」の一員になったかのようなきもちだった
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冠婚葬祭業に就いていた事があるので、その業界の世界観みたいなものは細かな描写で伝わればと思う。 突然大切なものをなくした喪失感から、気持ちの移り変わりを優しく表現されている作品。
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ブクトモさんで読んでいないのが私だけになってきて、焦って本屋さんで新品購入しました^^; 探すのに苦労しました。そこそこの大きさの書店ですが、在庫一冊しかありませんでした(ー ー;) 損傷の激しい遺体を修復する納棺師たちの姿を描いた作品。 このお仕事は、みんみんさんおすすめの「...
ブクトモさんで読んでいないのが私だけになってきて、焦って本屋さんで新品購入しました^^; 探すのに苦労しました。そこそこの大きさの書店ですが、在庫一冊しかありませんでした(ー ー;) 損傷の激しい遺体を修復する納棺師たちの姿を描いた作品。 このお仕事は、みんみんさんおすすめの「吸血鬼と愉快な仲間たち」で出会っていた為、それほどの目新しさを感じることもなかったです。 それぞれ問題を抱えた社員さんたちが、人の死を通して、『生』に向き合う姿が描かれていました。 大きくは無いですが、静かに余韻の残る作品かなぁ*( ᵕ̤ᴗᵕ̤ )* ------------- この三連休で、毎年恒例の京都に行ってきました。 今回は予告通り嵐山と鞍馬です。 紅葉の時期なので、嵐山の渡月橋付近と、叡山電車、四条の混み方がエグかったです(^^;; 近隣住民の方は、生活に支障が出るんじゃないのかなぁ。。。 拝観料は2人分の値段です。 行き 高速 6,010 1日目 天龍寺駐車場 1,000 天龍寺 庭園のみ 1,000 あだしの念仏寺 1,000 愛宕念仏寺 土曜定休日(-。-; 祇王寺 600 常寂光寺 1,000 昼食 和食のさと天丼×2 1,866 鈴虫寺駐車場 500 西芳寺(苔寺)予約制で入れず 地蔵院(竹の寺)1,000 華厳寺(鈴虫寺 )1,000 滋賀能登川ホテル二泊 21,700 夕食 屋台寿司 お通し 726(高っ) 生中×5 (私3杯) 1,515(安っ) ネギたん塩 604 甘エビ唐揚げ 494 海鮮サラダ 879 餃子 439 ハイボール(旦那)248 お得巻寿司 879 2日目 能登川→山科 770×2=1,540 山科→三条京阪 260×2=520 三条→出町柳 240×2=480 出町柳→八瀬比叡山口 280×2=560 瑠璃光院 4,000(高すぎね?) 八瀬比叡山口→宝ヶ池 220×2=440 宝ヶ池→鞍馬 410×2=820 昼食 にしん蕎麦(私) 1,300 木の葉丼(旦那) 900 鞍馬寺 1,000 貴船神社 無料 貴船口→出町柳 470×2=940 出町柳→祇園四条 240×2=480 お土産 高島屋 5,648 三条京阪→山科 260×2=520 山科→能登川 770×2=1,540 夕食 昨日と同じ屋台寿司 お通し 726(高っ)昨日と全く同じやつ。 鳥の唐揚げ 604 枝豆 395 天ぷら盛り合わせ 769 うめしそ細巻(私) 285 つぶ貝寿司一貫(旦那)219 本マグロ寿司一貫(旦那) 252 メガ大人レモンサワー ×2(旦那) 946 ぜいたく細巻き3色 1,319 生ビール×6(私4杯)1,818 3日目 養老の滝 無料 昼食 美合PA かき揚げうどん(旦那)750 醤油ラーメン(私)750 帰り 高速 4,190 2泊3日 合計 77,171円(1人 38,586円) 1日目 17,797歩 2日目 19,467歩 3日目 6,825歩 京都は拝観料が高いので、どうしても割高の旅行になりますね(^◇^;) それでも毎年行きたいですっ! ※瑠璃光院は事前予約必須です。 ※ホテルはアズイン東近江能登川駅前 朝食込みの値段です。 ※ホテルには、1人1泊につき、 アサヒスーパードライの350が1本と、 おつまみ付きでした♪ ※勿論ビールは大量に持ち込んでおります♪
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生きる意味は生きる当事者が決めるものであり、他者に委ねたり搾取されるものではない。自分がいいと思えることをまっすぐに続けられる環境で、ほんのきっかけから自分の大切なものの本質を見直して少し方向を変えまた歩きだす面々。人生は二度とない一瞬の連続。
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『#アフターブルー』 ほぼ日書評 Day951 また凄い新人が出てきたものだ。 主人公は "納棺師"、エンバーミングを専門とする。いつぞや映画になったような世界を連想するが、それは主人公の勤め先では "一課" という外向きの業務を担当...
『#アフターブルー』 ほぼ日書評 Day951 また凄い新人が出てきたものだ。 主人公は "納棺師"、エンバーミングを専門とする。いつぞや映画になったような世界を連想するが、それは主人公の勤め先では "一課" という外向きの業務を担当する部門の仕事。 彼ら(なぜ複数形なのかは、ぜひ本書で確認願いたい)の勤める "二課" の仕事は、投身や首吊り、交通事故等により、破損、腐敗、虫や魚に啄まれることで原型をとどめなくなった顔を修復し、硬直した体を何とか棺に納める(文字通り納棺)こと。 と書くと、これまた非常にグロテスクな好奇本のように思われかねないが、そうしたシーンの描写はありながらも、むしろ静謐感や優しさ・穏やかさが全体のトーンとなっている。 "二課" のお世話にならざるを得なかった人々の死の理由や経緯に思いを馳せつつも、生きている人たちに、強さや希望を与えてくれる一冊。 https://amzn.to/44nDTKT
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この一年で、身近な人がふたり亡くなりました。 だからなのか、死を扱った小説に引き寄せられるように、たくさん読みました。そのなかで、一番よかったな、と思った1冊でした。 亡くなった人に関するエピソードが感動的でないこと。亡くなった人の気持ちは遺された者にはわからないこと。 そんな流れが、よかったです。 自分の感情に翻弄されるとき、読書は、気持ちの咀嚼をする、ただ言葉を与えてくれる。感謝。
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ブク友の皆さんの本棚を眺めて、ずっと読みたかった本。 以前、テレビで納棺師のお仕事密着番組を見たことがあって、登場した納棺師さんはご自身のお母さんの葬儀のメイクで感じた違和感や寂しさがきっかけでこの仕事に就かれたと話されていた。特殊な仕事だけに自分の体験から…という人が多い職種な...
ブク友の皆さんの本棚を眺めて、ずっと読みたかった本。 以前、テレビで納棺師のお仕事密着番組を見たことがあって、登場した納棺師さんはご自身のお母さんの葬儀のメイクで感じた違和感や寂しさがきっかけでこの仕事に就かれたと話されていた。特殊な仕事だけに自分の体験から…という人が多い職種なんだろうか。 この本の登場人物達も訳ありの人が多い。 それぞれが寂しさや後悔、生きづらさを感じながら、仕事にはプロとして向き合う姿が格好いい。同じ気持ちで働く仲間、そして仕事を通して見えてきた景色、そこに希望が感じられて、読み終える頃にはこちらまで前向きな気持ちになっていた。 遺体の描写がめちゃくちゃリアルだなと思ったら、著者の朝宮夕さんは元納棺師なのだそう。 遺体に日々接する彼女の「死後は無だと思うからこそ、生とは何なのかを考えさせられる」という言葉が重く響く。
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