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アフターブルー の商品レビュー

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231件のお客様レビュー

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2026/04/14

納棺師の仕事に誇りを持った人達の話。新人も含めそれぞれの章に異なる視点で語られていく。命を終えた人に最後の華を持たせるという言葉がぴったりだと思った。 良いお話でした。

Posted byブクログ

2026/04/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

良かった。 重さやテーマは違うけれど、佐藤正午さん『熟柿』に似た印象を思わせる作品だった。 しかし、これがデビュー作とは恐ろしい。 次回作以降にも、とても期待。 p.196-197 「時間によって、色も明るさも、名前も変わる。同じようで、同じではない。人生もすごく果てしない時間を過ごしているようで、本当は一瞬の出来事なんです。辛く暗い日々も、幸福に溢れた時間も、全て含めてほんの僅かな時間です。(中略)一度たりとも、同じ空はありません。ましてや薄明なんて、毎日訪れるけど、見ようとしなければ見られない景色です。そういう、だった一瞬の出来事を紡いでいくことで、ひとつの人生になる。今しか見られないものがそこにあるのだから、下を向いていたらもったいないですよ」 だから、俯きそうになったら上を向いてみてください。 「きっと、見えなかったものが見えてきますから」 p.267 「人生なんて長く感じられるけれも、ほんの僅かな時間なんだよ。でも人は、当たり前に広がる景色を見ようとしない。目の前はこんなにも開けているのに、映したいものしか映さない」

Posted byブクログ

2026/04/11

同じ会社で働く納棺師5名それぞれの物語。 ベテラン、中堅、新人。 この仕事を始めたきっかけや理由はそれぞれ異なるが思いは同じものを感じた。 色んな事情を抱えたご遺体がやってくる。 人間の形を留めていないものや私達が普段目にする事もする事も無い状態になっている。 そんな遺体を綺麗に...

同じ会社で働く納棺師5名それぞれの物語。 ベテラン、中堅、新人。 この仕事を始めたきっかけや理由はそれぞれ異なるが思いは同じものを感じた。 色んな事情を抱えたご遺体がやってくる。 人間の形を留めていないものや私達が普段目にする事もする事も無い状態になっている。 そんな遺体を綺麗に復元し美しく整える。 納棺師とはこんなことをするんだと改めて知った。

Posted byブクログ

2026/04/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

5人の納棺師たちは全力を尽くす。 遺された人々が、最後に顔を見てお別れを言えるように。 「どんなに考えても、探しても、人が死んだ理由なんて絶対に見つからないんだよ」 納棺師、遺品整理士、生花装飾技能士……葬儀関係のプロ集団「株式会社C・F・C」。 とりわけ損傷の激しい遺体を専門に扱う「二課」は、無残な状態から生前の面影を復元するのがミッション。 事故、事件、自殺ーー二課には毎日のように遺体が運ばれてくる。 入学式を明後日に控え線路に正座していた少年、ゴミ屋敷で餓死した男性、幼い我が子を残して事故に遭った母親、飛び降りる瞬間を動画配信していた少女ーー 二課の納棺師たちはその手で、失われた生前のおもかげを復元していく。 愛する人が突然この世を去った時、どうすれば立ち上がれるのか。 あの人はなぜ命を絶ったのか。 遺された者はどう生きればいいのか。 それぞれに「喪失」を抱えた納棺師たちもまた、明日を生きる微かな光を見出していく。

Posted byブクログ

2026/04/11

納棺師、それもかなり酷い遺体の修復を手がける人達の物語。5人の人達のそれぞれの視点で語られ、それぞれが抱える問題と納棺師としての仕事が重なり合って、心に響いてくる。

Posted byブクログ

2026/04/08

淡々とした綺麗な文章でご遺体の壮絶な状態を語る。実際の世界本当にそのようなご遺体がたくさん運ばれてくるのだろうか…。生前とできるだけ同じ姿にする、残された遺族にとっても大変意義のある仕事。

Posted byブクログ

2026/04/03

鈴木保奈美さんのあの本読みましたで紹介されていた。 なぎらゆう、塩田武士、薬丸岳推薦 納棺師の話。 登場人物がやけに凝った苗字だなと読み始めに気になった。それぞれにドラマがあった。 息子を不慮の事故で亡くした有明。人に恋愛感情を抱いたことがなく、化粧をすることの楽しさを祖母か...

鈴木保奈美さんのあの本読みましたで紹介されていた。 なぎらゆう、塩田武士、薬丸岳推薦 納棺師の話。 登場人物がやけに凝った苗字だなと読み始めに気になった。それぞれにドラマがあった。 息子を不慮の事故で亡くした有明。人に恋愛感情を抱いたことがなく、化粧をすることの楽しさを祖母から教わり、性的マイノリティを疑った両親から祖母を引き離されたまま、祖母を孤独に死なせてしまった朝未。行方不明者の妻を探し続けている、また、八宵の夫の遺体を担当していた入相。 ちょうど一年前、知人が亡くなった。去年はまだ桜が咲いていなかった。一年たって桜を見るとその人を思い出して胸が苦しくなる。きっと毎年少しずつ苦しさは和らぎながらも桜を見るたびに思い出すのだろうな。

Posted byブクログ

2026/04/03

納棺師の中でも特殊なご遺体を担当する彼らの仕事ぶり、ご遺体への向き合い方、全てがかっこよく、尊敬する。 命の儚さや重さ、メメントモリを感じ、これからの生き方、使者との向き合い方も考えさせられました。

Posted byブクログ

2026/04/02

2026/4/2 遺体を修復し、納棺するお仕事。 そんな仕事があるなんて考えたこともなかった。 人の死も、病死、交通事故死、自殺だけじゃなくて他殺だったり風呂死もあるんだよね。 自分が死ぬとき、家族が死ぬ時はどうなるんだろうって考えた。

Posted byブクログ

2026/04/01

このところ映像化をイメージできる作品が多かったけど、これは無理かもしれない。 誰もができる仕事ではない…初めて知る世界のお話でした。作品を書く上での取材も大変だったんじゃないかと想像してしまう。 そして私はまだ身近な大切な人たちが生きていて死に直面していない幸せな人間なのだと気づ...

このところ映像化をイメージできる作品が多かったけど、これは無理かもしれない。 誰もができる仕事ではない…初めて知る世界のお話でした。作品を書く上での取材も大変だったんじゃないかと想像してしまう。 そして私はまだ身近な大切な人たちが生きていて死に直面していない幸せな人間なのだと気づきました。

Posted byブクログ