根も葉もある植物のはなし その多様なすがた・かたちについて の商品レビュー
生態ピラミッドは本来逆三角形で人類は最下層に辛うじてぶら下がっているだけだと思いますが上位に位置すると思われる植物はいまだ生存のために変容を繰り返しているのでしょう。そんな植物の「見かけ」を中心にやさしく語ってくれている。でも素人にはやっぱりよくわからないところも多いけど/カリフ...
生態ピラミッドは本来逆三角形で人類は最下層に辛うじてぶら下がっているだけだと思いますが上位に位置すると思われる植物はいまだ生存のために変容を繰り返しているのでしょう。そんな植物の「見かけ」を中心にやさしく語ってくれている。でも素人にはやっぱりよくわからないところも多いけど/カリフラワーは食感も見た目も苦手なのですがますます苦手になったかも/海藻と海草が違うと初めて知った/花も萼も葉っぱの変化したものなのか/サボテンの葉に見えてるのは茎なのか/ミョウガとヤブ蚊はつきものなのか/なんのための変化なのか不思議感もいっぱい。
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植物学の研究者である著者が、身近にある植物から世界最大の花などについて素人でも興味が持てるような内容をわかりやすく解説している。まだ解明されていないと記されることも多く興味がわいた。写真もとてもきれいだった。
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2025年出版。身近だったり、全く実物を目にする機会の無いものだったりだが、興味深い、植物に関するおはなし。61歳の博士の著書で、文体は「昭和初期?」と感じられる堅さがある。が、章を進めると面白くなってくる。やたら学術的になったり、専門用語が頻出したりといったことは無い。写真も多...
2025年出版。身近だったり、全く実物を目にする機会の無いものだったりだが、興味深い、植物に関するおはなし。61歳の博士の著書で、文体は「昭和初期?」と感じられる堅さがある。が、章を進めると面白くなってくる。やたら学術的になったり、専門用語が頻出したりといったことは無い。写真も多く、美しくて楽しい。何気にエッセイ的な要素も差し込まれていて飽きない。
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