エレベーターのボタンを全部押さないでください の商品レビュー
タイトルの文章だけでなく、何とも愉快な経験をする人だなと感じた。 それをのびのびとした文体で読ませてくれる。 本線であるノンフィクションをまだ読んでいないのだけれど。
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自分とは違う誰かの日常のはずなのにその中に自分と似た何かがあったり、新しい世界や気づきを与えてくれたり… そんなエッセイが大好きです 川内さんのエッセイはまさにそんな作品 楽しくておかしくて、そしてほろ苦い 癖になります
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すごく密度の高そうな人生。類は友を呼ぶ、とはこういうことなのだろうか。あふれる好奇心と行動力があって、人の人生に興味を持っている人の周りには、さまざまな個性や才能が集まるのかも。
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自分とは違うひとの日常のなかに、自分の日常を見直すきっかけが隠れている。色んな人やモノに出会い、自分を変えたくなったり既に変わってしまった自分に気づく日々が鮮やかに切り取られている素敵なエッセイがたくさん。
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川内さんの行動力が並外れてすごいから、周りの人たちの行動力も影響を受けるのか 周りの人たちの行動力がすごいから、川内さんもそれに影響されたのか それくらい、川内さんやその周りの人たちが主体的に自分の人生を生きている感が伝わってくるエッセイでした。
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タイトルに惹かれて手に取った。 なんだろう、ちょっと違う視点で物事を見ているというか、シャッターを切るタイミングがすごくいいというか。 まえがきにも書かれているが、エッセイというのはおもしろい。このエッセイ集は、書かれた時も場所も内容も違うけれど、全て川内さんの人生で、全編に通...
タイトルに惹かれて手に取った。 なんだろう、ちょっと違う視点で物事を見ているというか、シャッターを切るタイミングがすごくいいというか。 まえがきにも書かれているが、エッセイというのはおもしろい。このエッセイ集は、書かれた時も場所も内容も違うけれど、全て川内さんの人生で、全編に通底するパターンがあって、それはフラクタルなのだと。こういう視点もおもしろいーと思う。 イザベル・アジェンデの『精霊たちの家』の原稿を知人から託され出版社に持ち込んだ教授の話とか、教習所の話とか… 『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』を書いた方でした。
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川内さんは自分とは全然違う(当たり前だけど)人生を送っていて、ただただすごいなあと感心する。ひとつひとつの話が本当におもしろく、楽しい読書だった。
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人生のレールを自分の手で敷いていけるひと 自分の人生が敷かれたレールだと思うほど子供ではないにしろ、自らの明確な意思を全力で生きてきたかといわれれば言葉に詰まる 有緒さんは眩しい
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なぜこの本を図書館にリクエストしたのか忘れた。 作者の作品が積読され、ずーっと読みたいと思う中、ふと新作出た!と思ってリクエストしたのかな… いずれにせよ出会えてよかった2025!出来した自分! 旅の話が好きなので、1章のコスタリカ、タクラマカン、サラエボ、色々行ってみたくなる...
なぜこの本を図書館にリクエストしたのか忘れた。 作者の作品が積読され、ずーっと読みたいと思う中、ふと新作出た!と思ってリクエストしたのかな… いずれにせよ出会えてよかった2025!出来した自分! 旅の話が好きなので、1章のコスタリカ、タクラマカン、サラエボ、色々行ってみたくなる! 各国の免許の話はとても頷け、夢の家の石のベットも気になる! 日本国内にもまだまだ知らないところだらけ! 痛快な切り口と、思い切りの良さ、ほろっとくるところ、全てかっこいい。他作品もぜひ読みたい! バングラデシュ、ベンガラ地方「バウル」放浪の歌い手を探す旅、バウルは、既存の宗教や寺院、カーストに属さず、楽器ひとつを手に、村から村へと移動する。何百年も前から口頭で伝承されてきた歌の歌詞には、暗号のようにメッセージが組み込まれていると聞く。 「あなたたちを世界は『走る民族』と呼んでいる、それは知っていますか」と1人のタラウマラに聞いてみた。彼は、「僕らは自分たちをタラウマラとは呼ばず、ララムリと呼んでいる。それは僕らの言葉で『軽い足』とか『走る足』という意味なんだ」 実は彼らも自分たちを「走る人」と呼んでいた。ひとつの疑問が解けたった。 〜な年齢に肉薄している こうして(大陽の塔)と真正面から対峙したあとは、また岡本の言葉から受ける印象は劇的に変わった。「人類の進歩と調和」をテーマにした万博において、堂々と「人類は滅びる」と言える岡本の強さはやはり本物に思えた。だからこそ、(太陽の塔)は必要とされ、何度も壊されそうになりながら、いまだ私たちの目の前にそびえている。 痩せこけて動かた父が眠るベッドの傍で、自分はもっと優しくならねば、そうでなければ生きていく価値がないと感じ、優しさについて考えるようになった。厳しさを伴った優しさと傷ついた心や体をケアする優しさ。そのふたつはときに矛盾し合い、ときに補完し合う。ただ、それぞれ発揮するタイミングを間違えると、致命的な逆効果となる。 宮﨑駿さんは「理想を失わない現実主義者にならないといけないんです」と言ったらしいが、私も理想を抱く現実主義者でいたいから、この連載の最終回にも書いておこう。優しさが遠くまで伝播し、この日本と世界が誰にとっても優しい場所になりますように。
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エネルギッシュな人に憧れがあります。 チャレンジ精神が旺盛で、良い意味で我が道を行ける人。 「新しい海に無計画にダイブする癖がある」という著者の川内有緒さん。 仕事も日常の生活も、自分ならではの生き様を追い求めている。 そんな姿勢が伺えて、最高に魅力的でした。 彼女の緩さとスト...
エネルギッシュな人に憧れがあります。 チャレンジ精神が旺盛で、良い意味で我が道を行ける人。 「新しい海に無計画にダイブする癖がある」という著者の川内有緒さん。 仕事も日常の生活も、自分ならではの生き様を追い求めている。 そんな姿勢が伺えて、最高に魅力的でした。 彼女の緩さとストイックさのバランス、すっごくいいなぁ。 第一章の「コスタリカのバスのなかで」から、私の好奇心は煽られっぱなし。 私の全然知らない国、全然知らない人たちの「マジーー?!」と思うような日常のひとコマひとコマが読んでて楽しかった。 印象に残った話はいくつかあるけど、今の私にちょっと響いて、好きだと感じたのが「真夜中の演奏会」。 “そんなことして何になるの?”“意味ある?” 外野は何気にそう言うけどさ、成果としては残らなくても、やり切った人にしか得られないものって絶対あるよね。
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