帰れない探偵 の商品レビュー
今から十年くらいあとの話。 という表現に違和感があったのに、それも読み進めれば読まず済むほどぼんやりしてくる。 すごく不思議な作品だった。
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まず総評としてはかなり微妙 外国を転々としているはずなのに 依頼者は日本人名(最後は外国人名だけど)であったり 主人公が男目線にどうしても感じるし とにかく 舞台がどこなのかがわからくて、世界観が謎。 そして最後のオチもわけがわからない 綿矢りさが良かったといっていたので...
まず総評としてはかなり微妙 外国を転々としているはずなのに 依頼者は日本人名(最後は外国人名だけど)であったり 主人公が男目線にどうしても感じるし とにかく 舞台がどこなのかがわからくて、世界観が謎。 そして最後のオチもわけがわからない 綿矢りさが良かったといっていたので 読んでみたが かなり上級者向けの小説という感じで 最後まで読みきったが、同作者の作品はもう読む気にはならないのが正直な感想。
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探偵ものや推理ものではない不思議な話。 架空の旅行記?みたいな感じ。 何を意図して書かれた作品なのかさいごまで謎だった。
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ある日突然、自宅兼探偵事務所に帰れなくなるという設定から始まる物語。まずこの導入がとても印象的で、読み進めるほどに現実と地続きのような、不思議な浮遊感に包まれる作品でした。 ジャンルとしてはSF探偵ものに近いのですが、遠い未来の話ではなく、あと10年後にはあり得るかもしれないと...
ある日突然、自宅兼探偵事務所に帰れなくなるという設定から始まる物語。まずこの導入がとても印象的で、読み進めるほどに現実と地続きのような、不思議な浮遊感に包まれる作品でした。 ジャンルとしてはSF探偵ものに近いのですが、遠い未来の話ではなく、あと10年後にはあり得るかもしれないと感じさせるリアルさがあります。主人公は調査の区切りごとに滞在する場所を変えていきますが、その土地がどこの国なのか明確には書かれていません。それでも、なんとなく、ここはあの国かもしれないと想像しながら読むことで、自分も一緒に旅をしているような感覚になります。見知らぬ街で少しずつ馴染んでいく過程も心地よく描かれていました。 依頼内容も、街の人の困りごとや初恋の人探しといった身近なものから始まり、物語が進むにつれて徐々に複雑な問題へと広がっていきます。一見バラバラに見える出来事が、ゆるやかに繋がっていく構成も見事でした。 この作品には凄惨な事件や強い恐怖描写はありませんが、読んでいて一番怖いと感じたのは、物語の背景です。自然災害に続くパンデミックをきっかけに祖国の体制が変わり、気づけば別の国になってしまう。その変化があまりにも静かで、しかも大きな抵抗もなく受け入れられてしまう様子に、現実にも起こり得るような不気味さを感じました。 静かに進む物語の中に、じわじわと広がる不安と世界の変化が描かれた一冊。読後もしばらく、独特の浮遊感が残る作品でした。
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ふわふわしてた。風景描写もふわふわしてたけど 脳内映像としては綺麗だったから淡々と読んだ。派手さはない。
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よく分からない舞台、よく分からない状況、よく分からない顛末がずっと続く。世界探偵委員会連盟に所属する決して素性を明かさない探偵達が会員番号だけで繋がっていく様子は面白かった。ただずっとふわふわしている物語は自分には合わなかった。
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audibleにて読了。 皆さんの感想が今ひとつだったので恐る恐る読んでみたが、自分はこの不思議な雰囲気は結構気に入った。 自分の事務所兼自宅に帰れなくなった探偵が、世界中を飛び回り(彷徨い?)ながら案件をこなしていく。具体的な国名は一切出さず、登場人物の本名もわからないまま...
audibleにて読了。 皆さんの感想が今ひとつだったので恐る恐る読んでみたが、自分はこの不思議な雰囲気は結構気に入った。 自分の事務所兼自宅に帰れなくなった探偵が、世界中を飛び回り(彷徨い?)ながら案件をこなしていく。具体的な国名は一切出さず、登場人物の本名もわからないまま現実的なような異世界のような、とにかく不思議な世界観。 孤独かもしれないし、帰る場所がないというのはかなりしんどい状態だとは思うが、それでもどこか羨ましいと思ってしまう。
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初めて手にする作家さんだったけれど、なんとも不思議な読後感。読み進めるうちに時間も場所も曖昧になり、まるでずっと時差ボケの中にいるような、ふわふわとした感覚に包まれる。 それなのに、不意に時代や場所を特定できる生々しい情報が飛び込んできて、激しい眩暈に襲われるのだ。境界線が溶けて...
初めて手にする作家さんだったけれど、なんとも不思議な読後感。読み進めるうちに時間も場所も曖昧になり、まるでずっと時差ボケの中にいるような、ふわふわとした感覚に包まれる。 それなのに、不意に時代や場所を特定できる生々しい情報が飛び込んできて、激しい眩暈に襲われるのだ。境界線が溶けていくような心地よさと、現実に引き戻される衝撃。その揺らぎが、いつまでも尾を引いている。「深い穴に落ちてしまった」が無重力なら、こちらは時差ボケ。現実の座標が揺らぐようなトリップ感のあるものが続いています。
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探偵小説だけどミステリではない。 ツインピークスネタにニヤリとする瞬間もあり、Googleや Amazonらしき巨大テックカンパニーの陰謀論めいた話もあり。 自分のために生きることと、自分の国と。帰属意識ってどこに芽生えるものなんだろう。
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今から10年くらいあとの話、というセリフが必ずある話です。 タイトル通り、自分の帰る場所がなくなった探偵が、探偵の仕事で世界各地を訪ねて任務をこなし、次の仕事先に向かう。。。 多分、ここは、実在するあの国かな?とか、 この話は日本だな、とか、想像しながら読めるので、旅行した気分に...
今から10年くらいあとの話、というセリフが必ずある話です。 タイトル通り、自分の帰る場所がなくなった探偵が、探偵の仕事で世界各地を訪ねて任務をこなし、次の仕事先に向かう。。。 多分、ここは、実在するあの国かな?とか、 この話は日本だな、とか、想像しながら読めるので、旅行した気分にはなれます。 そして、ちょっと読んだことのない感じの小説です。これに慣れて読めるかどうかが、評価の分かれ目かもしれません。 でも、柴崎さんの小説は、個性的ななものが多いので、それを知って読めば、この小説はなかなか面白いと思います。
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