スマホに支配されない生き方 の商品レビュー
デジタル社会の負の側面とどう向き合い、よりよく生きることができるかを考えることができる本です。 AIの普及をはじめ、近年のテクノロジーの進化は目覚ましいものがありますが、それに伴い、新たな問題も発生しているようです。 テクノロジーと社会の関係は常に変化してきたが、リテラシーを高め...
デジタル社会の負の側面とどう向き合い、よりよく生きることができるかを考えることができる本です。 AIの普及をはじめ、近年のテクノロジーの進化は目覚ましいものがありますが、それに伴い、新たな問題も発生しているようです。 テクノロジーと社会の関係は常に変化してきたが、リテラシーを高めることで、デジタル社会をより良く生きることができる、と著者は言います。 デジタルは、目的を持って使う、意図的に距離を取る、適切なバランス感覚をもって付き合う、の3つを意識し、どう接したいかも具体的に学べます。 便利な時代だが何か疲れてしまうと感じる方などが読んでみると、そこから抜け出すきっかけをつかめるかもしれない1冊です。 【特に「学びになった」と感じた内容の覚え書き】 (デジタル資本社会で人生を自分の手に取り戻す) 「テクノロジーと社会の関係は常に変化してきた。SNSが持つ情報拡散力は建設的にも破壊的にも働き、特に、同調圧力が強い社会の日本では、空気を乱すものとみなされると個人攻撃を受けやすい文化と結びつきやすい。」 「テクノロジーはその仕組みを理解して初めて、生活をより良い方向へと導く道具となる。コードが書けなくても、SNSのアルゴリズムがどう行動を導くか、AIがどのように学習し判断を行っているかなど仕組みを理解し、リテラシーを高めることで、デジタル社会をより良く生きることができる。」 「五感を使ったリアルな体験を意識的に取り入れると、心身のバランスを取り戻せる。季節の食材を味わったり自然の中で過ごしたりする体験で、身体感覚を取り戻せる。誰かとの対話の機会を作ると、人間関係の深みを取り戻せる。非日常の体験で、心のリフレッシュと新たな視点が得られる。」 【もう少し詳しい内容の覚え書き】 ・どんなに「理性」を使って賢く使おうとしても、デジタルテクノロジーには人をインターネットにハマらせる”巧妙な仕組み”が備わっている。デジタルは、目的を持って使う、意図的に距離を取る、適切なバランス感覚をもって付き合う、の3つを意識すると、「主導的に使う」ことが可能。 ・どんなにテクノロジーが進化しても、目指す未来は「人間らしさ」を失わないものであるべき。便利な道具だが、振り回されて目の前の大切な瞬間を失ってはいけない。他人の期待やSNSの評価に振り回されず、本当に大切と思うことに時間を使う。遠回りしても物語の一部、「間違い」ではない。 (なぜスマホに振り回されてしまうのか) ・日常で見られる”スマホ風景”は、無意識のうちに設計された仕組みの産物。テック企業は行動心理学でユーザーを”ハマらせる”。取り残されることに対する恐怖が、”画面を見ずにはいられない”心理を強化している。 (デジタルテクノロジーの光と影) ・利便性と負荷は両立できない。デジタルテクノロジーは便利さと効率性をもたらす一方で、健康、注意力、人間関係に大きな影響を与えている。注目は、分断を生み、さらには暴力やヘイトを助長することもある。情報をもとに行動パターンを予測する「監視資本主義」が、選択を誘導している。 ・SNSはさまざまな認知バイアスを増幅しやすい環境。バイアスは判断を無意識のうちに偏らせ、他者や状況を正しく理解する力を低下させるリスクを含む。バイアスによる誤解や感情的な対立を防ぐには、SNS上の情報に対してメタ認知を働かせ、冷静かつ公正な視点を保つことが重要。 (デジタルテクノロジーの適切なスタンスとは) ・デジタルスタンスを主体的に選択し、自分の価値観に合った距離感を意識的につくる。テクノロジーに振り回されず、生活を豊かにするツールとして使いこなす。リアルな体験とオンラインのバランスを大切にする。スクリーン外の時間を意図的に確保することで、より豊かな人生を実現できる。 ・生活の多くの場面でテクノロジーに依存しているが、その行動を批判するのではなく「振り返る」ことが大切。完全に断ち切るのは現実的ではない。意識的にデバイスとの距離を調整し、本当に必要な使い方を見つけることは可能。 (より健全なスタンスをとるためのマインドセット) ・ハイパフォーマーと呼ばれる人々に共通するのは、忙しい中でも「やる方法」を見つけ、選択する力。お金や時間という有限のリソースを意識し、情報を選び集中する、身体と心のケアを優先するなど、その活用方法を日々工夫しているが、実は誰でも真似できる習慣や行動原理に基づいている。 ・マインドセットを築くことは、自分らしい人生をデザインするための鍵。外部の評価やプレッシャーに左右されず、本当に大切にしたいものを見つけると、可能性を最大限に引き出せる。自分と向き合い、問いかけを重ね、一つひとつの気づきを行動に移すと、少しずつ自分らしい道が見えてくる。
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スマホやSNSにハマるのは、あなたの意志が弱いからではない。人の感情や欲求に刺さるよう“そう設計されている”からだ。本書はその仕組みを明快に解き明かし、他者比較や刺激過多が自己肯定感や睡眠を静かに削る危険も示す。だからこそ大切なのは、通知やアルゴリズムに流されず、自分の価値観で時...
スマホやSNSにハマるのは、あなたの意志が弱いからではない。人の感情や欲求に刺さるよう“そう設計されている”からだ。本書はその仕組みを明快に解き明かし、他者比較や刺激過多が自己肯定感や睡眠を静かに削る危険も示す。だからこそ大切なのは、通知やアルゴリズムに流されず、自分の価値観で時間と注意を配分すること。自然や食などリアルな体験を取り戻し、デジタルと健全な距離を築く――それが、奪われた主導権を取り戻す第一歩になる。
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現代人の多くにとってはとても重要な本だと思った。しかし書いてあることは、よく言われている内容が多くて、新たな発見は少ないなと思った。しかし、チェックリストなど具体的に自分を見直すための方法が体系化されていることが、この本のメリットだと思う。 私は SNS に囚われたくなくて、I...
現代人の多くにとってはとても重要な本だと思った。しかし書いてあることは、よく言われている内容が多くて、新たな発見は少ないなと思った。しかし、チェックリストなど具体的に自分を見直すための方法が体系化されていることが、この本のメリットだと思う。 私は SNS に囚われたくなくて、Instagram のみやっているが、 Instagram は1日5分までとデバイスで設定している。この本に書いてあることを前に実践しているので、あやっぱり自分がやってることは間違ってない、デジタルに距離を置くにはこういう方法があるというの具体的に書いてあって良いと思った。 余談だが、 今朝も起きたら妻は、Twitter や X を見ていた。 歯磨きする時ですら、tiktok でショート動画を見る。 しょうもない時間を過ごしてるなと、思った。 その tiktok の動画が、自分の生きる糧になるのか?そのように考える時間すら与えないのだと思う。 現代の人々の意識にSNS やデジタルツールによって、時間を奪われている。自分1人で考えたり、リラックスする時間すら与えない。 定期的にこの本のチェックリストを見て、私がデジタルツールによって縛られているかどうかを、また、私がデジタルツールを活用できているかどうかを確かめたいと思った。
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SNSやスマホそのものを悪者にするのは簡単です。しかし本書を通じて学んだのは、問題の本質は「私たちの使い方の無意識さ」にあるということでした。 人間の脳が本来持っている仕組みを、テクノロジーがいかに刺激し、依存させているか。そのメカニズムを論理的に理解することで、初めて「スマホに...
SNSやスマホそのものを悪者にするのは簡単です。しかし本書を通じて学んだのは、問題の本質は「私たちの使い方の無意識さ」にあるということでした。 人間の脳が本来持っている仕組みを、テクノロジーがいかに刺激し、依存させているか。そのメカニズムを論理的に理解することで、初めて「スマホに振り回されない」ための具体的な対策を立てることができました。
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人間には多くのバイアスがある。スマホはそのバイアスを増長させるため、時にスマホから距離を置く必要がある。 テクノロジーを健全に使いこなし、決して使われないようにする。
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前半は、スマホ等のデジタルが人の興味を惹きつけ縛り付けていくのは何故か、という話。 後半は、それを理解してどのように使っていくか、という話です。 あまり「手段が中心のライトなビジネス書」っぽくはなく、上記のような背景というか、色々と理解もしていきたい人向けかなと思います。
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スマホを悪にするわけではなく、距離を置いて、賢く使う、利用されるのではなく利用する、がわかった。ついつい触ってしまい集中力がないので、まずは寝室に持って行かない、寝る前1時間前は見ない、午前中はSNSを見ない、あたりからスタートさせたい。
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