きのう何食べた?(24) の商品レビュー
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手元にはだいぶ前に届いてたのだけど、読むのがもったいなくて寝かせていた。 うっかりネタバレレビューを見ちゃったこともあり、ある程度覚悟しつつ読んだのだけど… そのことについては涙が浮かぶくらいだったものの、お父さんがケンジに話したこと、そして別れ際に頼んだこと…これにはこらえきれなかった(´;ω;`)ウゥゥ お父さん、ケンジはちゃんと、この先もずーっとシロさんにしてあげますよ。 もちろん笑えることもいろいろ。 ジルベールがさんざん旅行をしてきて気づいたこと(;^ω^) それを聞いた小日向さんの顔…(笑) やっぱり大好きな作品。
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「家族」として暮らすからこそ訪れる 人生の大きなできごと。 きちんと時間が流れるこの漫画だから こうやって描かれる。 いやもぅ〜、タブチ君っ。 相変わらずいい味出してるね。 最初に登場した時はこんな長く レギュラーで関わるキャラとは思わなかった。 餃子パーティーに千波さんも呼ん...
「家族」として暮らすからこそ訪れる 人生の大きなできごと。 きちんと時間が流れるこの漫画だから こうやって描かれる。 いやもぅ〜、タブチ君っ。 相変わらずいい味出してるね。 最初に登場した時はこんな長く レギュラーで関わるキャラとは思わなかった。 餃子パーティーに千波さんも呼んで これからも付き合いは続きそう。
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前半はいつもの感じでご飯美味しそうだな〜2人の周りの人達あったかいな〜と読んでたのに後半…!! 緩急、緩急がすごすぎる… 今だから話してくれた親サイドの物語泣いてしまった
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泣いた。映画を一本観たような気分。久栄さんとの別れは読者としても寂しい。シロさん両親はシロさんのことを非常に愛しているのに、息子への期待が高い。完璧な親ではない姿がリアル。3度の流産はつらかったでしょう。しかしだからと言ってシロさんが結婚して孫を見せることを望むのは身勝手。もしシロさんがストレートだったとして結婚したとしても不妊だったら、シロさんを責めるのだろうか。相手の妻を責めるのだろうか。ゲイでなくても孫が見れるとは限らない。だから子の人生を親がつべこべ言ってはならないんだ。でもこれは正論であって、シロさん両親の世代では受け入れられなかったんでしょう。よくシロさんは山上容疑者のようにならなかったなと思う。人によっては耐えられないと思う。 そしてケンジが良い人すぎる。この漫画はこれからシロさん父、ケンジ母などの別れを描いていくのかな…。シロさんかケンジが相手を看取る姿まで描くんだろうな。ちょっと耐えられないかもしれない…。でも私自身いつか親を看取り、夫を看取り…をするしかないんだろうな。
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生活していれば、ハレの日もあれば、ケの日もあるとテレビで誰かが言っていたが、23巻で幸せな結婚式の日があり、まさかケの日が描かれようとは思っていなかった。 お父さんが過去を振り返り、ケンジにシロさんを託す言葉は愛に溢れていて、オジさんになっても子どもは子どものままなんだと思った。 前半は寝室別々問題やケンジのカワイイ嫉妬などがあって、クスッと出来たところも面白かった。
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相変わらずどこまでもリアルですね… いやそんな気はしたけども。 この漫画なら、ここでお母さんが元気に復活!とかしないだろうな、と思ったけども。 結婚式のような嬉しいことの後にこれか、と思いかけて、いやでも良いも悪いもないよな、自然なことだよな、と思う。だって筧さんたちが60ってことはお母さん80以上でしょ? むしろ若々しい見た目で元気じゃん? そして筧さんのお母さんが、我が母と重なって見えるから余計にズシン…ときた。 神経質なところとか、ショックな出来事を受け止められなくて宗教に走っちゃうところとか(我が母は宗教まではいかなくてもスピリチュアルとかご祈祷とか、目に見えないものに縋るタイプ)。 ケンジのお母さんタイプではないから、あぁここでそう来るか…としんみり。 お父さんのお話を、ケンジがきちんと受け止めて、「お母さんを愛してらしたんですね」って、そりゃ素敵すぎるよ。ケンジ、すごいな。筧さんもきっとそういうとこが好きなんだと思う。 あぁ、でも、今不用意に軽い気持ちで「好き」なんて言ってしまったけど、そんな軽い言葉で表されるようなものじゃない。布団をかけ直すことを頼まれるとか、毎日の家事や夕飯作りを怒り口調でやるよ!と言うところとか、 ほんとどこまでも日常で、クサい言い方だと愛だよね。 ほんと、勘弁してくれないかなぁ、この愛っていう言葉。感覚としてはほっこりも切ないももどかしいもポジティブな感覚とネガティブな感覚がないまぜになっているものなのに、愛と表現した途端にキラキラ美しいものになってしまう。違うよ、そんなんじゃないよ。 そして今回は割と一品料理メインでドーン!が多い感じがした。まあ結婚式の後だし、お母さんのこともあるし、毎日そんな一汁三菜をキッチリ続けられるわけじゃないもんね。そこも含めて、ほんとリアリティしかないなこの漫画は…と思った。
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号泣してしまった。長く続くシリーズであれば当然あることなのかもしれないけれどずっとずっとそのまま続いてほしいと思ってしまっていた。 次巻がどうなるか、シロさんの周りの人は話を聞いてどう行動するのか気になった。
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シロさんのご両親と4人での会食、なぜか読んでいて心がザワザワしたんだけど、まさかお母さまがお亡くなりになるとは。 あの自分の感じた心のザワザワはちょっとした描写に引っかかりがあったから?と思って読み返したけど具体的な箇所はわからず。 これってもしかして同年代(なおかつ高齢の両親が健在)ゆえのアンテナがあるから??と、読み終わってからちょっと考えてしまいました。 シロさん呼びをしていいのはケンジさんだけ!のくだりはフフッてなりますね。 この気持ち、わかる気もするし、自分にはそんな嫉妬めいた感情はもうわかないかもなーと、ちょっと複雑な心持ち。
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ケンジがかわいくて、シロさん…といつもの何気なくもあたたかい日常生活の中で突如起こった不幸。 前巻と今回中ごろまで人の縁がつながり、今まで以上に幸せだったから、余計に突き落とされた感じがして、読んだ後も放心状態で涙が止まらなかった。 毎日の何気ないご飯を大切な人と食べる。何気ない日常を描きながらも人生の節目節目を描き抱えている問題を丁寧に描いてきた作品。 今回のことも人生では逃げることはできない問題。 シロさんの親子関係のいびつさもすべて明かされる。ある意味終止符が打たれたのかもしれない。 このストーリー展開に、よしながふみさんのすごさを改めて感じた。ケンジ目線で描かれるから余計に心に響くものがあり、シロさんの冷静さは大丈夫なのかと心配になる。 お父さんの話を聞いて、寝ているシロさんに掛け布団をかけてあげるケンジがすごくよかった。 今回の1話の話。何気にこの巻の伏線なのではないかと思った。 どなたかの感想を拝見し、改めて表紙カバーイラストを見て、そういう意味だったのかと実感。
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独身未婚中年男性の自分が読みました。 いつもこのマンガは泣きポイントがあるのですが、今回はかなりボロボロ泣きながら読みました。 自分はゲイ寄りのアロマンティック(アセクシャルではない)で、自分の中に男尊女卑と強固な恋愛至上主義が内面化されてしまっていて未だに苦しんでいますが、ヘテロになれないのだったら、パートナーがいないよりも、同性でもパートナーがいることが羨ましいと思うことがしょっちゅうあります。 それが、この巻でのシロさんのご両親の思いとも重なり、泣きながら読むとともに、自分は人生でパートナーが得られなかったことに一抹のみじめさも痛感する読後となりました。 よしなが先生は、人間のこころの襞を描くことに、なんと長けているのでしょう。 自分は残念ながら理想とする人生(ガンガン働いて自分の収入だけで妻子を養うこと)は歩めなかったので、そのことはおそらく死後でないと納得できないとは思いますが、このよしなが先生の作品はじめ、素敵な芸術作品に出会えたことは、人生の宝だったとは思えそうです。この作品に出会えたことは、少なからず自分の救いにはなっていて、そのことには感謝できそうです。
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