能面検事の死闘 の商品レビュー
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無差別殺人は秋葉原を思い出して恐ろしかったけど、この笹清の犯人はまさに近いんではないか。 不破検事の能面ぶりが昔の上司に被って読んでた。 沈着冷静で、何かトラブルがあっても動じない。また勝手に色白て細身の人を思い描いてた。 笹清のようなやつを生み出した要因と 不破検事のラストが印象的。
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中山七里さんの能面検事シリーズ3作目。 今回は駅前で敢行された凄惨な無差別テロ事件、その後に大阪地検をはじめ複数起きる爆破テロと、どでかい事件に能面検事不破と若手女性事務官の惣領さんのコンビで挑む。 直近で『爆弾』を読んでいたこともあり、何かストーリーに既視感がありましたが、不...
中山七里さんの能面検事シリーズ3作目。 今回は駅前で敢行された凄惨な無差別テロ事件、その後に大阪地検をはじめ複数起きる爆破テロと、どでかい事件に能面検事不破と若手女性事務官の惣領さんのコンビで挑む。 直近で『爆弾』を読んでいたこともあり、何かストーリーに既視感がありましたが、不破も事件に巻き込まれたり、まさかのラストと最後まで安心して楽しめる一冊。
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R7.11.22. 読了。 面白かったです。 でも、不破検事シリーズでいえば一番微妙だったかも。 「能面検事」は連作短編かと思うくらいテンポよく展開していったし、読者への開示と最後の回収が絶妙だった。 二作目も若干強引だったかとは感じたが違和感なく面白くよめた。 今作は流石にそ...
R7.11.22. 読了。 面白かったです。 でも、不破検事シリーズでいえば一番微妙だったかも。 「能面検事」は連作短編かと思うくらいテンポよく展開していったし、読者への開示と最後の回収が絶妙だった。 二作目も若干強引だったかとは感じたが違和感なく面白くよめた。 今作は流石にそれはわからん。と思うオチで少し強引さを感じた。 一作目と同じく連作短編のように事件が起きるテンポ感は良かったんだけど、、、 それでも、続編がでたら読むんだろうなぁと思うくらいには面白かったです。
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今回も楽しませてもらいました、中山さんの 「能面検事」作。 岸和田、天王寺で事件が起きるなど、登場人物の関西弁含めて、大阪赴任中の身となっては今まで以上に楽しめました。 「無敵の人」笹清とロストルサンチマン、こんな凶悪な人間と対する不破検事の戦いは今回まさに「死闘」に。 え...
今回も楽しませてもらいました、中山さんの 「能面検事」作。 岸和田、天王寺で事件が起きるなど、登場人物の関西弁含めて、大阪赴任中の身となっては今まで以上に楽しめました。 「無敵の人」笹清とロストルサンチマン、こんな凶悪な人間と対する不破検事の戦いは今回まさに「死闘」に。 え!?ほんとに… そんな展開含めて、安定の楽しさ、ドキドキいただきました。
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今回もどんでん返しの連続。 それにしても不破検事、(シリーズ通して)恨まれたり疎んじられたり撃たれたり爆破されたり大変ですね。 不破検事のラストシーンは泣けた。 御子柴令司弁護士との対決も見てみたい。
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信念は揺るがない――“棄民”と“司法”が激突する、魂の法廷サスペンス。 --- 中山七里さんの作品はどれも緻密で重厚ですが、『能面検事の死闘』もその中でも特に印象に残る一作でした。シリーズを通して登場する能面検事・不破俊太郎は、一見冷徹に見えながらも、内に強い正義感と信念を秘めて...
信念は揺るがない――“棄民”と“司法”が激突する、魂の法廷サスペンス。 --- 中山七里さんの作品はどれも緻密で重厚ですが、『能面検事の死闘』もその中でも特に印象に残る一作でした。シリーズを通して登場する能面検事・不破俊太郎は、一見冷徹に見えながらも、内に強い正義感と信念を秘めています。今回もまた、その不動の姿勢が、社会の“闇”と激しくぶつかり合います。 中山七里さんの作品に出てくる登場人物たちはどれも一癖ありながら、自らの信念を貫く強さを持ち、その生き様が物語に深みを与えています。彼らは社会的には「不適合者」とされながらも、近くにいる人間にはちゃんと理解され、尊敬される――そんな関係性の描き方が実に中山作品らしい魅力です。 事件のスリルと心理のぶつかり合い、そして司法の理想と現実のあいだで揺れる人間たちのドラマ。ラストには緊迫感の中にも清々しさがあり、シリーズの次作にも大きな期待を抱かせます。 不破検事シリーズのファンならもちろん、骨太な社会派ミステリーを求める方にもおすすめです。
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不破検事が好きです。 能面って言われながらもすごく優しいんだろうなと思う。 色々な社会問題も混ぜ込まれてて複雑な気持ちになった。
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能面検事が現代の問題を取り上げて考察できるような犯罪事件。でも、ステレオタイプな感じもした。結局犯人はそこにいたのかと思う結末。でも、途中は犯人の犯行に事務官晴美と一緒に怒りを感じながら読んでいろいろ考えさせられた。
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中山七里の能面検事シリーズ、 舞台が大阪になってる事からイメージがつきやすかった。不破検事の活躍する設定を作り出す著者の技術の高さを改めて感じた。設定に無理がありそうな場面もあったけど、意外な視点で犯人をあぶり出すところも不破検事の魅力の1つと思う。主筋から外れが惣領事務官の成長...
中山七里の能面検事シリーズ、 舞台が大阪になってる事からイメージがつきやすかった。不破検事の活躍する設定を作り出す著者の技術の高さを改めて感じた。設定に無理がありそうな場面もあったけど、意外な視点で犯人をあぶり出すところも不破検事の魅力の1つと思う。主筋から外れが惣領事務官の成長も感じらる一冊でした。
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南海電鉄岸和田駅で無差別殺人事件が発生。七名を殺害した笹清政市は、自らを〈無敵の人〉と称する。数日後、大阪地検で郵送物の爆発事件が発生。被疑者〈ロスト・ルサンチマン〉は笹清の釈放を求める。不破俊太郎一級検事も新たな爆破に巻き込まれ―連続爆破事件は止められるか?〈ロスト・ルサンチマ...
南海電鉄岸和田駅で無差別殺人事件が発生。七名を殺害した笹清政市は、自らを〈無敵の人〉と称する。数日後、大阪地検で郵送物の爆発事件が発生。被疑者〈ロスト・ルサンチマン〉は笹清の釈放を求める。不破俊太郎一級検事も新たな爆破に巻き込まれ―連続爆破事件は止められるか?〈ロスト・ルサンチマン〉の真の目的は?大人気検察官シリーズ第三弾!
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