努力の地図 の商品レビュー
”努力”という事を多角的に分析してあって面白く読める。 特に後半の努力のタイプ分けは、あるあると思えるし、コミックや映画など身近な例が多くとりあげてあるので、共感しやすい。 ただし楽しく読めるし、色々うなずけるものの、ここから何か”努力”と言うのもについて大きく認識が変わるとい...
”努力”という事を多角的に分析してあって面白く読める。 特に後半の努力のタイプ分けは、あるあると思えるし、コミックや映画など身近な例が多くとりあげてあるので、共感しやすい。 ただし楽しく読めるし、色々うなずけるものの、ここから何か”努力”と言うのもについて大きく認識が変わるというようなことは無かった。 面白い分析なので、自分の努力タイプの長所短所を知ってうまく活かせていけばいいのだろう。
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努力とその成果、そしてその両者をつなげるプロセスや解釈のロジックを「神話」として、類型化した本。解像度があがったのはとてもよかったけれど、終章が少し物足りなかったかな。道具に振りまわされない、が自分の求めているものなので、その点では良書。
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努力と報酬。その間に横たわる神話について構造化されモヤが晴れた。自分自身の努力の方向性にも支持線を引いてもらったが、何よりチームメンバーとのコミュニケーションにも活かせそう。
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地図というだけあって、努力をわかりやすく分解して解説してくれている。特に9つの努力神話は読み物として楽しい。確かに、知っている話から努力の形や成功のイメージが植え付けられていることに気づいた。 努力には種類があるし、努力に対する報酬にも種類がある。それを使いこなせるようになれると...
地図というだけあって、努力をわかりやすく分解して解説してくれている。特に9つの努力神話は読み物として楽しい。確かに、知っている話から努力の形や成功のイメージが植え付けられていることに気づいた。 努力には種類があるし、努力に対する報酬にも種類がある。それを使いこなせるようになれると結果が出やすいということか!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
努力は、報酬があるから続けられる。周囲の称賛は報酬の副産物。これを目的にしない。もともとの努力の目的を忘れないこと。 オリンピックで活躍した人は、オリンピック後1ヶ月はメディア出演で忙しい。その後、紅白の審査員になる。この時期に、消費される側になるか、メディアを利用する側になるか、が分かれる。 努力の報酬は、必ずもらえるとは限らない。周囲の評価はバラバラ。自分で報酬を決めれば、努力は続けられる。 スティーヴン・キング「書くことは信仰であり喜び」
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努力の地図 著:荒木博行 「努力」とは何か?「報酬」とは何か? 「努力」と「報酬」をつなぐ「神話」とは何か? ということを、過去の偉人や学者、一流のスポーツ選手の発言や行動、小説や漫画などを題材にしながら構造化を行っている。無限に散らばった「努力持論」を構造化し地図を示している...
努力の地図 著:荒木博行 「努力」とは何か?「報酬」とは何か? 「努力」と「報酬」をつなぐ「神話」とは何か? ということを、過去の偉人や学者、一流のスポーツ選手の発言や行動、小説や漫画などを題材にしながら構造化を行っている。無限に散らばった「努力持論」を構造化し地図を示している。 構造化された地図を手に入れると、「努力が本当に報われるか?」というモヤモヤに終止符を打てるだけでなく、今後まったく新しい目標や課題に直面した際も役立つ。再現性のある「思考と行動の道具」になるからだ。 本書の構成は以下の4章から成る。 ①「努力」を構造化する ②「報酬」を類型化する ③「神話」を可視化する ④「認知」を多様化する 「努力」への向き合い方は人それぞれ違う。どれが正解というではないものの、そもそも努力という概念が広すぎて、定義や捉え方を整えないと空論となって答えはおろか議論さえもできない。 本書では、「努力」「報酬」「神話」の関連性について構造化し、「努力」に関する概念を見える化してくれている。構造化しても答えは人それぞれであり、導き出すものではない。 しかし、目の前の「努力」というもののの全体のどの部分なのか、どこに向かって行けば、風向きは変わるのかそもそも変えるべきなのか等の俯瞰的な視点を身に付けながら「努力」を捉えることができる。 何のための努力なのか、誰のための努力なのか、目的と時間軸や変えられないもの等を整理しながら自身に落とし込むことで、自分の立ち位置の把握はできる。現状がわかり向かうべきところとのギャップが確認できる。 答えがないと諦めるのではなく、本書では、答え以上に大切なものが見える化により浮彫となる。
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努力は階層 x 神話 x 報酬で成り立つ多様な概念。 努力は実るのか?人によって意見は分かれると思う。一方、努力論は噛み合わないことが多い中で、本書は一つ道筋を示してくれていると感じた。 本書は努力を4つの階層、9つの神話、2 x 2の報酬とそれぞれ分解して論じていく。個人的...
努力は階層 x 神話 x 報酬で成り立つ多様な概念。 努力は実るのか?人によって意見は分かれると思う。一方、努力論は噛み合わないことが多い中で、本書は一つ道筋を示してくれていると感じた。 本書は努力を4つの階層、9つの神話、2 x 2の報酬とそれぞれ分解して論じていく。個人的に報酬の部分が結構関心惹かれ、短期的・即時型の報酬を求めることで自分を極限まで追い込めるという点に、特に納得感が強かった。 自分が努力をしようとしたとき、誰かの努力を支えようとするとき、この本で見た考えは役立つと思う。
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「努力」、努力の先に得られる「報酬」、努力と報酬の関係性についての「神話」について、歴史や漫画など様々な例を用いて分析、考察されている。努力について考えが深まった。それとともに、「努力」のような抽象的な概念は、このように細分化して考えていけばよいのかと、知見が広がった。
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2章まででもかなり有意義な内容だと感じた。 ・努力の階層(構造化) ・報酬の類型化 これらを知るだけでも自分の努力を振り返る貴重な材料となるはず。 今の自分の頑張りは即座の目標へと続いているのかを考える良いきっかけになったと思う。 努力と結果を結びつける過程の捉え方として...
2章まででもかなり有意義な内容だと感じた。 ・努力の階層(構造化) ・報酬の類型化 これらを知るだけでも自分の努力を振り返る貴重な材料となるはず。 今の自分の頑張りは即座の目標へと続いているのかを考える良いきっかけになったと思う。 努力と結果を結びつける過程の捉え方として『努力神話』という捉え方があるが、これは自分が努力を続けるために言い聞かせる合言葉に近いと思った。 いろんな努力神話を言語化し、認識しておくことで自己肯定感を維持することができるように思う。 自分の目標と努力の階層を見直し、何のためにどんな努力が必要なのか、そしてそれを続けるためにどんな思考を持ち続けるのか改めて考え直そうと思う。
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努力は、何かと言われて私は、続けることだと思っていました。タイトルからそれが正しいのかどうか知りたくなりこの本を読みました。 前半は、努力とは何かを細分化して捉え、中盤は努力によって得られる報酬について書かれ後半はこの努力と報酬をつなぐ神話について書かれています。 努力は、報...
努力は、何かと言われて私は、続けることだと思っていました。タイトルからそれが正しいのかどうか知りたくなりこの本を読みました。 前半は、努力とは何かを細分化して捉え、中盤は努力によって得られる報酬について書かれ後半はこの努力と報酬をつなぐ神話について書かれています。 努力は、報われるという考えと努力は、報われないと考えを報酬という考え方でとても上手く整理されていて納得できました。 ただ、それをつなぐもの神話がイマイチでした。 イマイチの理由1つ目は、神話を9種類に無理に分けていて、差が分かりにくいところです。これは、本のボリュームを持たせるために多くしてない?って感じました。 2つ目は、神話と言う言葉のチョイスが、努力に突然神様出てくるの?っと思わされていて、神話というよりは、努力の世間的な概念を示しているだけで神話は言い過ぎだと思ったからです。 努力は、意味があるのか?と疑いだしたら一度自分を整理するには良い本だと思います。
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