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努力の地図 の商品レビュー

3.8

13件のお客様レビュー

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2025/08/11
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◯学びと考え - 努力には、努力の階層と努力に対する神話、報酬の得られ方等の要素がある - 階層は「量の努力」「質の努力」「設計の努力」「選択の努力」 - 設計の努力は逆算思考。選択の努力は、目標そのものを問い直し、理想自体を自分で定義して、必要な努力を決めていくこと - 報酬は「即達成型」「ゆっくりサプライズ型」などがある。努力をしている本人は前者を意識しがち - 努力の神話は、努力に対して報酬がどのように得られるのかのパターン。努力に比例して報酬が増えるパターンもあれば、ホッケースティックのように一定の努力を超えてから急に伸びるような努力神話もある。 →自分がつまずいていると感じたときは、努力の階層のどこでつまずいているのか努力の報酬に関して別の考え方ができないか、努力の神話は状況にあっているのかを考えることが大事。その場に適した組み合わせをすることで停滞を突破する鍵になりそう。 - 努力の娯楽化現象は、得られる報酬が減退してくるので終わりを迎える。努力の娯楽化を継続するためには、報酬を自分で設定しなおすか、報酬の定義を広げていくかなどの視点の変更が求められる →現状の営業に対しても努力の階層でいうと「設計の努力」まで来て、その先の「選択の努力」の階層でつまずいている気がする。今一度「理想の営業」や「3年後の将来像」等の考え直しが必要か? ◯アクション - 理想の営業像や3年後の将来像等を考えてみる時間をつくる ◯振り返り - 今週は木曜日から有給をとり、湖にいったり、森の中で焚き火や滝を見に山登りするなど、仕事から離れ徹底的に休養する時間を取ってました。体と頭がリフレッシュされ、エネルギーチャージができ、明日からまた全力で頑張れそうです。

Posted byブクログ

2025/07/02

努力を4つの変数、直接的効果と間接的効果、9つの神話に分けて論じるやり方はある程度成功していると思う。 行っている努力はどの立ち位置にあるのか、何を目指すべきかが構造的に理解出来る良書であると感じた。 自身量の努力と質の努力は意識して使い分けていたが、設計の努力と選択の努力は思考...

努力を4つの変数、直接的効果と間接的効果、9つの神話に分けて論じるやり方はある程度成功していると思う。 行っている努力はどの立ち位置にあるのか、何を目指すべきかが構造的に理解出来る良書であると感じた。 自身量の努力と質の努力は意識して使い分けていたが、設計の努力と選択の努力は思考の中になかった。 上位レイヤーになるため、ミッションを遂行するには必要のない思考方法かもしれないが、ミッションの「そもそも」を考えるには必要かもしれない。 努力のカテゴリーに入れているけど、思考のカテゴリーのため、○○を努力するというカテゴリーには若干違和感がある。言いたい事の根幹である事、間接的努力、直接的努力を連結するためカテゴリーを作ったのではと予想している。 神話に関しては、自分は農耕型神話で捉えやすいという事が分かった。他の人がどのような神話を好むのか考えるのも面白い。

Posted byブクログ

2025/06/23

「努力すれば報われる」ということは、ずっと言われていることだが、ずっと違和感を覚えていた。その違和感を解決してくれるのがこの本である。努力というものを、深く考察し、体系立ったものにしてくれた。しかし、結論的には、努力というものを各自でさまざまな捉え方をしなさいという内容は、どこか...

「努力すれば報われる」ということは、ずっと言われていることだが、ずっと違和感を覚えていた。その違和感を解決してくれるのがこの本である。努力というものを、深く考察し、体系立ったものにしてくれた。しかし、結論的には、努力というものを各自でさまざまな捉え方をしなさいという内容は、どこか腑に落ちなかった。

Posted byブクログ