サトウさんの友達 コミックエッセイ の商品レビュー
切ないながらもよかったねと安堵する感じもあり、 ミリさん独特の読後感でしみじみこれが人生というものかと考えさせられる。 人生、色々あるけど悪くないよねってとこかな。 しばらく休んでいたあつ森、ゆるゆる再開してみようかな。なんだかあつ森の世界が恋しくなった。
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前作がお気に入りの1冊だったので、超えてきたと感じられなかったのは残念。 筆者の知識や感覚、思い出や暮らしは過去作を見てもエッセンスは散りばめられていると思える。 無性に腹立ったときの代替行為とか、わかるけど「そっちかー」と共感できなかったのは残念。 他人に対する憧れ、煩わ...
前作がお気に入りの1冊だったので、超えてきたと感じられなかったのは残念。 筆者の知識や感覚、思い出や暮らしは過去作を見てもエッセンスは散りばめられていると思える。 無性に腹立ったときの代替行為とか、わかるけど「そっちかー」と共感できなかったのは残念。 他人に対する憧れ、煩わしさ、不安、親しみ、さまざまな感情が軽い感じで(変に重さを出しすぎることなく)書かれていたのは良かった。 そよ風みないなマンガだと思うから。
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☆サトウ りつ子さん(りっちゃん)は40歳。 ある日、会社で部長から「Nintendo Switch、いらない?」と言われました。譲り受けた(1万円で)りっちゃんは、ソフト屋さんで「あつまれ どうぶつの森」を買い、やり始めます。彼女は友達はなく、母と二人暮らしです。 ☆サトウ...
☆サトウ りつ子さん(りっちゃん)は40歳。 ある日、会社で部長から「Nintendo Switch、いらない?」と言われました。譲り受けた(1万円で)りっちゃんは、ソフト屋さんで「あつまれ どうぶつの森」を買い、やり始めます。彼女は友達はなく、母と二人暮らしです。 ☆サトウ アオバさん(アオリン)は32歳。 引っ込み思案で会社の同僚とはあまり馴染めていません。「どうぶつの森」は小学生のころからやっています。彼女も友達はなく、父母と弟の四人家族です。 ランチで同じバーガー屋さんを利用する二人は、お互いを知らずに隣同士のテーブルで「あつ森」をしていました。 とある日曜日に二人は道で偶然出会い、「あつ森」の話をすることができました。 会社の中で周りに気を使いながら過ごしている二人は、「あつ森」の島の遠慮会釈無いフランクな友だち関係に憧れていました。 そして「あつ森」世界の対人関係のような友だちに二人はしだいになっていきます。 同じサトウという名字の二人。書名の『サトウさんの友達』というのは、お互いのことを指していると言えますね。 そんな折、りっちゃんのおかあさんにある変化があらわれます。。。 そして「あつ森」を介して1年前には考えられなかった素敵なことも実現していきます。。。 この作品は、『ツユクサナツコの一生』(2023年)で手塚治虫文化賞短編賞を受賞された後の最初の描き下ろし作品ということで、発売を待っていました。 年を経るごとに、人生にはいろいろと悲しい変化が起こってきますが、根底には変わらないこともあります。変わらずに心の支えとなってくれることは、嵐の中でほの明るく燈り続ける灯りのように私たちを暖めてくれます。 日常の都度ごとの幸せを大切に思いながら暮らすことを教えてくれる作品でした。 また、この作品は「友達」シリーズの第二弾ということです。『ミウラさんの友達』(2022年)が最初のようですので、そちらも読んでみたいです。 みなさまも「友達」シリーズ、いかがですか♡
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
主人公は40代、わたしは今25なので全てがわかる〜!と共感できるわけではありません。 しかし気づけば友達も減りつつある、この一点がものすごく共感してしまいました。 学生の頃とは違って、職場の同僚と友達という雰囲気にはなりにくく、学生の頃の友人とは時間が合わず疎遠になっていくばかり…。 そんな中であつ森の中での軽やかな人間(?)関係。何かを断っても後を引かず、また話しかけてくれる。誕生日にはおめでとうといってお祝いしてくれる。わたしもあつ森をしているので、ああ確かにあつ森みたいな人間関係いいよなあ…と終始思いました。 大人になってからできる友人は、学生の頃できた友人とはすこし違う。ほどよい距離感で過ごすことができる人たちばかりだと気づくことができました。
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