桜ちらし の商品レビュー
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図書館で借りたもの。 千寿がお花に求婚した。その様子を目撃してしまったおかやの甲高い叫び声は町内に隈なく響き渡り、噂は「ぜんや」の常連客や熊吉の耳にも届く。お妙の出産も近づき、体調を気遣った料理で無事の出産を祈るお花と只次郎だが…。 シリーズ8作目。 千寿がお花に求婚したことで、自分の気持ちをはっきり自覚した熊吉。 だけど、お花と一緒になるために俵屋を辞めることは自分にはできないから、想いを「断ち切ろう」と決めた。 “しばらくは苦しいかもしれないが、まだ芽生えたばかりの感情だ。水と肥やしをやらなければ、そのうち枯れて消えるだろう。 オイラにとって、お花は可愛い妹だ。 そのように、胸に刻むことにした。” 切ないなぁ。俵屋に居ながら一緒になることは本当に無理なのかな。 ついにお妙さんが出産! おろおろしておかみさんたちに邪魔者扱いされる只次郎が面白い。 お妙さんは男の子「桜太」を産んだけど産後の肥立ちが悪く、なかなか床を上げられず。
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「事始め」 大騒ぎされてるが。 色目を使って誘惑しているのであれば兎も角、何もしていないのに想いを寄せられただけで恨まれたら嫌だろうな。 「箸休め」 答えは急いでない。 自信があるからこそ言えるのであるだろうが、断ろうとしているのならば一度振られてから考えてもいいだろうに。 ...
「事始め」 大騒ぎされてるが。 色目を使って誘惑しているのであれば兎も角、何もしていないのに想いを寄せられただけで恨まれたら嫌だろうな。 「箸休め」 答えは急いでない。 自信があるからこそ言えるのであるだろうが、断ろうとしているのならば一度振られてから考えてもいいだろうに。 「芽生え」 名が付く前だけど。 予想外の出来事だったからこそ余計に上手く処理できないとはいえ、長引くほど仲直りは難しくなっていくだろう。 「花散らし」 陣痛はきてないが。 何か一つでも問題が起きれば命の危険があると分かっているからこそ、余計に気が動転してしまっているのだろう。 「鯰汁」 産後の肥立ち悪し。 どんな理由であったとしても、自分の油断が招いた結末であるのであれば誰かが悪かろうと最後の責任は自分だな。
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2026.1.27 読了。 お妙が身篭りぜんやではお花が料理を任されることが多くなり、また熊吉も年頃らしい気持ちの葛藤を抱えながら成長していく。 「居酒屋ぜんや」シリーズではミステリー要素も盛り込まれていたが「花暦 居酒屋ぜんや」シリーズはお花と熊吉の成長過程を軸にストーリー...
2026.1.27 読了。 お妙が身篭りぜんやではお花が料理を任されることが多くなり、また熊吉も年頃らしい気持ちの葛藤を抱えながら成長していく。 「居酒屋ぜんや」シリーズではミステリー要素も盛り込まれていたが「花暦 居酒屋ぜんや」シリーズはお花と熊吉の成長過程を軸にストーリーは進む。 千寿のお花への気持ちが表明されお花はおかやともぎくしゃく。そして熊吉もまた自分の想いがハッキリしたものと確信してしまったがそれを振り払うよう仕事に邁進しようとする。 熊吉の想いが成就し、熊吉もお花も自分の夢を叶えられる方法があり物語の結末がハッピーエンドになってほしいと願わずにはいられない。
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優しさに溢れている物語。 それにしても、熊ちゃんとお花ちゃんの関係はもどかしい。 それに対して、千寿はなんと素晴らしいことか。 続きが気になりますね。
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熊吉がすっかり大人になり、お花ちゃんも娘らしくなった恋と青春のぜんや。 お妙さんが無事出産したのはいいけど、肥立ちが悪く薬を処方した時の事件でこっぴどく大旦那様に叱られた熊吉、お花はこれからますます綺麗になっていくだろうし、早く次作が読みたい!
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花暦ぜんやシリーズ、第8弾。 享和元年(1801)〜享和二年(1802) ・お花16→17 ・お妙37→38 ・只次郎31→32 ・熊吉20→21 前回のラストは、おかや(9)の怪鳥のような叫び声で終わった。憧れの千寿(10)が、なんと六つ年上のお花に求婚したからだ。 (奇しく...
花暦ぜんやシリーズ、第8弾。 享和元年(1801)〜享和二年(1802) ・お花16→17 ・お妙37→38 ・只次郎31→32 ・熊吉20→21 前回のラストは、おかや(9)の怪鳥のような叫び声で終わった。憧れの千寿(10)が、なんと六つ年上のお花に求婚したからだ。 (奇しくも、お妙も只次郎より六つ年上である) お花から千寿を誘惑したわけでもないのに、おかやの嫉妬からくる怒りと恨みは、しつこく深く、理屈が通じない。 以前もこういう、長〜い喧嘩があったなあ・・・ まずはこの性格で千寿に好かれようと言うのが無理である。 しかし、千寿のけっこう用意周到に考えているところも、爽やかだった印象が少し変わった。 いずれにしろ、お志乃さんがお姑さんでは手強いです。千寿のお相手は、お志乃さんの実家絡みなどで、上方の良家から迎えるのが無難なのではないかと思いますけどね。余計なお世話ですが。 お花が、しっかりとして優しい良い娘さんに育っているのは確かです。 鯰(なまず)も捌けるなんて、すごい! それに引き換え、熊吉は、仕事はできるのに脇が甘い、大旦那様のおっしゃる通りです。 仕事ができる? 調合中の薬研をそのままにして席を立つのは、普通に考えてあり得ないでしょう? 呼びにきた小僧に、薬研の始末をしてからすぐに伺いますと旦那様に返事をするよう言い付けるべきでした。 頭の中がお花ちゃんのことでいっぱいなのね。 お妙さんが男の子を産むという慶事がありました。 お花が、仕込み中だった食材をうまく活かして華やかなちらし寿司をこしらえたところは、めでたさの象徴のような場面でした。 しかし・・・今回も不穏なところで終わります。
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大好きなぜんやシリーズ。 お花ちゃんと熊吉の関係が進展しないのがもどかしい! 熊吉が番頭になるのを待たなきゃダメなのかな?長い〜。 「花散らし」で不穏な描写があって、それが今後を暗示しているようで怖い。その未来は辛すぎる。次回はみんな元気で登場して欲しい。
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いよいよお妙の出産! 一期ファンとしては嬉しさひとしおです。 とはいえこの時代、やはり命懸けなので端々にある不穏な描写が恐ろしい。 早く元気になって欲しいです。 熊吉がこんなにグダグダになるとは思わなかった……
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恨み辛み、騙されたりするような事件は起きなかったけど、面白かった。お花を中心に若者達の心のざわめきが、この先どうなるのかな。お妙さん元気になるといいね。
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居酒屋ぜんやシリーズ。 熊吉も花も成長する。 お花が千寿に求婚された事により、若い人達の恋の行方がざわつく。 方や、お妙の出産が近づく。 当時、お産は命がけ。どうか無事にとみなが祈る。 温かい思いや祈りが流れ、こちらも癒される。 相変わらず料理は美味しそう!
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