蠱囚の檻 の商品レビュー
特殊な能力を持つ兄妹、悠希と水月のマンションに、ある晩、新宿署の刑事・魚名がやってくる。魚名には、何者かによって強力な呪術がかけられていた。魚名を襲った「蠱」とは?禍々しい呪術を操る人物を探ろうとする悠希だが、そこに立ちはだかったのは親しい者の死だった―。新宿の街に蠢く闇と、闇を...
特殊な能力を持つ兄妹、悠希と水月のマンションに、ある晩、新宿署の刑事・魚名がやってくる。魚名には、何者かによって強力な呪術がかけられていた。魚名を襲った「蠱」とは?禍々しい呪術を操る人物を探ろうとする悠希だが、そこに立ちはだかったのは親しい者の死だった―。新宿の街に蠢く闇と、闇を祓い生きようとする人々を描く傑作呪術シリーズ、第二弾。(e-hon)
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古からの蠱毒使いが現代の新宿に出てきて、ゾクゾクワクワク。主人公達もカッコよくてキャラクターが立ってて、読んでて映像が想像しやすかった。 そしてさすが加門七海先生。膨大な専門知識が背景にあるのがわかり、面白い。 前作からずっと悠希が不憫で、なんとか楽にしてあげたかったんだけど、本作のラストで少し希望が見えてきた感じで。よかったね、と微笑みたくなりました。
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シリーズ2作目。 前作より全然面白くて一気に読んでしまった。 こーゆー世界観好きだなぁ。 まだまだ続いてほしい。
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前作以上に面白かった!悠希の孤独に少し寄り添って理解を示した魚名に救われた。恐ろしすぎる「蠱」の呪術。
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特殊な能力を持つ兄妹と、新宿署の刑事が関わる呪術サスペンスシリーズの最新作。今回も気づけばあっという間に読了。前作以上に、悠希の繊細さや優しさ、心の奥にある孤独や苦しみが丁寧に描かれ、胸が締めつけられる場面も。魚名が避けてきた「呪術」という異世界への恐れも描かれ、彼らの孤独や不安...
特殊な能力を持つ兄妹と、新宿署の刑事が関わる呪術サスペンスシリーズの最新作。今回も気づけばあっという間に読了。前作以上に、悠希の繊細さや優しさ、心の奥にある孤独や苦しみが丁寧に描かれ、胸が締めつけられる場面も。魚名が避けてきた「呪術」という異世界への恐れも描かれ、彼らの孤独や不安に共感が抱きやすかった。 読後には、「もしかしたら現実にも蠱師がいるかも」と思わされ、恐怖というより不気味さがじんわりと残りました。 どうか、誰かを守り続ける悠希に、少しでも幸せが訪れますように、そう願わずにはいられなかった。
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