竜の医師団(4) の商品レビュー
竜を診察する医師を養成するための医学校へ入学した少年の奮闘記シリーズ第4弾。 幼竜チューダの翼を治療する方法を探るため、竜の医療の最先端である国イヅルに向かうことになる。 医療行為そのものについての思想など重いテーマを扱っていたり、いかにも「感動の涙を流してくださいませ」というシ...
竜を診察する医師を養成するための医学校へ入学した少年の奮闘記シリーズ第4弾。 幼竜チューダの翼を治療する方法を探るため、竜の医療の最先端である国イヅルに向かうことになる。 医療行為そのものについての思想など重いテーマを扱っていたり、いかにも「感動の涙を流してくださいませ」というシーンをエピローグに持ってきたりはするものの、登場人物たちの性格や言動のライトノベル風ハチャメチャ具合にも磨きがかかり、げんなりとしたという読後感。 異世界ファンタジー小説だとはいうものの、それなりにリアリティは備えていてもらわないと、ドタバタコメディを演じている役者さんを観ているようで、個人的には感情移入できず、私には合わないなという印象。
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前巻で子竜の可愛さと暴れっぷりに癒されたと思ったらこりゃまた重いテーマをぶっ込んで来たな。 「血を見たくないなら出さなければいい」レオの天才ぶりが輝いていたけど後遺症が深刻なようだ。
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ようこそイヅルへ! まぁゆっくり茶でも飲んで行ってくれたまえ… とも言ってられないぐらい色んなことが起こります。 相変わらずリョウとレオとリリのトリオ、いい。 仲間がどんどん増えていってるね。 早く続きが読みたいが、来年以降…お会いしましょう!待ってます!
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第4弾。面白い。 ただ、第3弾が前巻読み終わってからの期間が長すぎて、キャラの細かい設定をすっかり忘れてるのが辛い。うーん、もう一回読み返すか。 相変わらずのキャラ立ての魅力だが、ちょっと今回展開早いかという気がした。 医療大国の陰謀。 あ、そうなんか、と思ったままの設定と、...
第4弾。面白い。 ただ、第3弾が前巻読み終わってからの期間が長すぎて、キャラの細かい設定をすっかり忘れてるのが辛い。うーん、もう一回読み返すか。 相変わらずのキャラ立ての魅力だが、ちょっと今回展開早いかという気がした。 医療大国の陰謀。 あ、そうなんか、と思ったままの設定と、キャラの表現。ステロタイプ的すぎたし、若干安直だし、もうちょっとストーリー進めてからの方が良かったのではないかと思った。 みんな可愛いなあ。出てくるキャラ達。もうこれでいい。
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これまでの1〜3巻も十分楽しませてもらったが、4巻でさらにいろんなことが分かってきてページを捲る手が止まらなかった。 アルワンがカランバスに来た意味…そうか、そういうことか。 また一つ、読めたことを嬉しく思える本に出会えました。
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図書館で。 竜の病気とか、自然動物との関係性とか世界観は面白いんだけど、正直リリが苦手。 自分のワガママを主人公は叶えて当然というような態度が好きになれない。リリの助けもあって主人公は学園で何とかやっていけるという事もあるけど、それにしても子供だから、女の子だからしてもらって当...
図書館で。 竜の病気とか、自然動物との関係性とか世界観は面白いんだけど、正直リリが苦手。 自分のワガママを主人公は叶えて当然というような態度が好きになれない。リリの助けもあって主人公は学園で何とかやっていけるという事もあるけど、それにしても子供だから、女の子だからしてもらって当然、というようなところが好きになれない。前巻の危険を伴う飛行機に乗せるのもだまし討ちみたいでいやだなと思ったし、今回のホームシックも何だかなぁと思う。 というかその甘えや無理を何で母親に言わないんだろう。母親も一緒に行動してるなら叱れよなって思う。自分の感情をコントロールできないうちは高等教育に進ませるべきじゃないんじゃないのか、なんて思いました。幼少時に情操教育を受けるって大事なんだなぁと。 まぁそれを言うと、優等生おぼっちゃまも何だか主人公に粘着系?というほど依存しているので、なんか不健全な3人組だなぁって思います。良い所を伸ばしているというより、弱点をかばいあってるような関係性というか… まぁ訳アリの3人なのでそうなるのも必然なのかもしれませんが。 竜ではないけれども、大分前に動物園で絶滅危惧種の動物を人工交配する際に、優性な個体だけでなく、劣性遺伝子を持つ個体の子孫も残さないと、種として弱くなる、なんて事を読んだことがありますが、ぼんやりとそんなことを考えました。 というか、竜が人間より先に繁栄していて、人よりも長い時間存在するのならば、人間の医療がリソース不足で追いつかないなんて心配は烏滸がましいのかもなぁなんて思いました。 まぁ意思疎通できる存在を前にしたら、なんとかしたいという気持ちはもっと強く思うのかもしれませんけれども。
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4巻目、前巻の最後が、海外旅行決定、だったので渡航シーンから。新たなキャラクター登場と新しい竜の登場。青が美しい若い竜。素晴らしく美しい青とのこと。実物を見てみたいととよく感じた。 物語はちょっと核心に触れ始めたかなという感じ、あいかわらずこのお話は面白い!!!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
子竜チューダの翼の治療法を学ぶため、竜の医療先進国のイヅルにやってきたリョウたち。そこで片翼に異常があり骨接ぎ治療で飛べるようになった竜アルワンを見ます。 チューダの治療に希望を見出すリョウ。 イヅルの医療長官で英雄、リョウと同じヤポネ人のクズリの技術に感嘆するも、「優るる生」のため「断種」をしようとしているクズリの考え方に戸惑います。 アルワンの手術をとめようとするリョウたちは間に合うのか ―― 。 人間が自然に逆らい生きる個体を選んで良いのか、考えさせられます。確かに飛べない翼をもった竜が生まれるのは不幸かもしれないし、それによって人間が受ける被害も甚大なのかもしれませんが…。 でもチューダが元気に飛ぶ姿を見られたら、それはとても嬉しいことだと思うのです。チューダの為にカランバス国に来てくれたアルワン、ありがとう!
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今まで出た4冊のうち 一番面白かったですね。 幼竜チューダの翼の治療法を知るため 竜医療先進国イズルにやってきました。 主人公のリョウ リュウ ジ 名門のレオ 竜の巣生まれのリリ 名門のナスターシャ リョウとレオの指導医 カイナ ナスターシャの大叔父 カランバス大使のソボレーヴァ...
今まで出た4冊のうち 一番面白かったですね。 幼竜チューダの翼の治療法を知るため 竜医療先進国イズルにやってきました。 主人公のリョウ リュウ ジ 名門のレオ 竜の巣生まれのリリ 名門のナスターシャ リョウとレオの指導医 カイナ ナスターシャの大叔父 カランバス大使のソボレーヴァ イズルには 青竜 アルワンがいる。 アルワンも片翼 手術した竜 そして 医療艦艇の長官 グズリ ユウ ジ この人がリョウの 竜の目にすごい関心がある。 この国では 竜の目で どこまで深く見れるかで 出世コースも決まる。 グズリは 身体の弱い竜は 生殖して増えるべきではない。増えると人にも負担がかかる。 弱い因子を持つ者は 淘汰した方がいい。 という考え 青龍アルワンが 生殖器を取る手術をされる現場に リョウたちは向かう アスワンの身体に入ったものの 動脈が切れる事故が起こる。 いつもなら 血が苦手なレオが手となり リョウが目となり 止血する。 その時 グズリの副官だったヤーマも頑張る。 この竜を死なせたくない。 この攻防が実にドラマチック! 医療を知ってなきゃ書けない文章です。 青龍アルワン 見てみたいですねえ! 綺麗なんだろうなあ! 青い竜が海に潜ったり 空を飛んだりするのを 下から口開けて見ていたいなあ! おまけに賢い こんな竜は 殺したくない なんとしても助けたい とたかが100年しか生きれない人間が 強く思う って素敵ですねえ! こういう たかがちょっとしか生きられない人間が思いを繋いで竜を守る いいですねえ! 竜同士の愛情も良かったなあ! 青い竜を登場させるなんて とってもよかったです。
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4巻めっちゃ良かった! イヅルの国にいって、差別されてきた人から優遇される人になったらリョウと、どっちかというとその逆のレオ。でも2人の関係はより強固になって、レオの才能はより煌めきを増す。 っていうのはレオ贔屓でしょうか笑 それにしても青い竜って美しいですねぇ 2025.7...
4巻めっちゃ良かった! イヅルの国にいって、差別されてきた人から優遇される人になったらリョウと、どっちかというとその逆のレオ。でも2人の関係はより強固になって、レオの才能はより煌めきを増す。 っていうのはレオ贔屓でしょうか笑 それにしても青い竜って美しいですねぇ 2025.7.26 152
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