竹取物語 の商品レビュー
あとがきで森見さんご本人もおっしゃっていたけれど、かなりの意訳。というか超訳。もちろん森見さんなりの信念と理由があってのそうした訳スタンスで、それはあとがきを読んだら納得できた。とはいえだいぶ森見作品になっているところが好きか嫌いか読者それぞれだろうな。 私は、だいぶ竹取物語じゃ...
あとがきで森見さんご本人もおっしゃっていたけれど、かなりの意訳。というか超訳。もちろん森見さんなりの信念と理由があってのそうした訳スタンスで、それはあとがきを読んだら納得できた。とはいえだいぶ森見作品になっているところが好きか嫌いか読者それぞれだろうな。 私は、だいぶ竹取物語じゃなくなっていてうまく作品に集中できなかった。
Posted by
竹取物語は自分で書いたみたいと著者が書いていて、確かに!と思った。 著者の講演内容と、学術的な解説も盛りだくさんで、面白く読み応えがある。 高畑勲監督の「かぐや姫の物語」で重要なパートであった、幼少時のかぐや姫の人間的な生活についての記述は、原作にはまったく含まれていない。
Posted by
"超"が付くかぐや姫が話題だし、月も綺麗だったので読みました。 あとがきにも、 一、原文にない事柄はできるだけ補わない ニ、現代的な表現は無理して使わない とあるように原文ベースでそこまでクセがなく読みやすかったです。台詞の改変は面白可笑しく書かれていて楽しめ...
"超"が付くかぐや姫が話題だし、月も綺麗だったので読みました。 あとがきにも、 一、原文にない事柄はできるだけ補わない ニ、現代的な表現は無理して使わない とあるように原文ベースでそこまでクセがなく読みやすかったです。台詞の改変は面白可笑しく書かれていて楽しめました。
Posted by
5人の男たちのキャラが立ってて面白かったです。 あとがきに 「その人らしい悪だくみが、その人らしく失敗するからこそ面白いのだ。」と書かれており、確かに……!と膝を打ちました。
Posted by
森見登美彦先生の竹取物語ということで、美女と美女に翻弄される男性を森見登美彦先生の文言ではちゃめちゃに読めるかと思えばおとなしかった。
Posted by
私が読む竹取物語4作目 ところどころの言葉の選択が森見登美彦さんらしく思いましたけれど、忠実な日本語訳という印象を受けました。 かぐや姫の五人の求婚者たちへの無理難題。男たちはまともに挑戦しないで、それぞれの話に見事なオチまでつけてきます。 そして、帝の登場で、竹取物語が変調...
私が読む竹取物語4作目 ところどころの言葉の選択が森見登美彦さんらしく思いましたけれど、忠実な日本語訳という印象を受けました。 かぐや姫の五人の求婚者たちへの無理難題。男たちはまともに挑戦しないで、それぞれの話に見事なオチまでつけてきます。 そして、帝の登場で、竹取物語が変調します。森見登美彦さんは 全集版あとがきとか講義も文庫の最後に掲載されていて、地球代表の帝も振られてといった感じでとしていました。 まあ、しかし 振られた事にはなるのかもしれませんが、かぐや姫は帝の事は好きな設定なのだと思います。 彼女が全てを忘れる羽衣を着せられる前に 帝に手紙を書き不老不死の薬と共に 贈ったという事は、その永遠の時のどこかで会いたいという事だったのではと思うんですよね。 竹取物語の本当の原作は、結局いつのものかわからないし作者不詳だし、あくまで想像の世界。
Posted by
モリミーが『竹取物語』の現代語訳・・だと・・? これは読まずにはいられないでしょ! 思えば“かぐや姫の物語”って、小さい頃読んだ昔話の絵本だったり紙芝居だったりの内容のまま止まっていて、『竹取物語』をちゃんと読んだことなかったかも。 そんな訳で、竹林といえばモリミー、黒髪の乙女...
モリミーが『竹取物語』の現代語訳・・だと・・? これは読まずにはいられないでしょ! 思えば“かぐや姫の物語”って、小さい頃読んだ昔話の絵本だったり紙芝居だったりの内容のまま止まっていて、『竹取物語』をちゃんと読んだことなかったかも。 そんな訳で、竹林といえばモリミー、黒髪の乙女に翻弄されて右往左往する殿方といえばモリミー・・つまり、竹取物語×森見氏というまさにナイスマッチングな本書をワクワクしながら読ませて頂いた次第です~。 うむ!読みやすくて良き! 『新釈 走れメロス 他四篇』のような、モリミーワールド全開というのではなく、さすがに“ちゃんと訳して”いるので、所謂“森見節”的なものは控えめでございます。 とはいえ、所々に薄っすら出てくる“モリミー・エッセンス”が、五人の求婚者たちのトホホな感じを説妙に表現していて、“さすが、アホな男たちを描かせたらモリミーの右に出る者はなし!(ええ、贔屓してますとも)”って感じです。 あと、物語の中で (例えば求婚者の一人が「燕の子安貝」をゲットできなかったエピソードの後に) “・・この出来事から、思い通りにいかない事を「貝がない」すなわち「甲斐がない」と言うようになったのである・・” てな感じで、ダジャレっぽい「語源」ネタ(?)が度々投下されていて、訳を読んでいるときはモリミーのアドリブかと思ったのですが、本書の後半に収録されている「講義」によると、原文でホンマに“ダジャレ語源”が描かれているとのこと。 そう、『竹取物語』って、五人の求婚者のお間抜けぶりも含めてユーモラス且つ遊び心あふれた物語だったのですね~。 ところで、かぐや姫って罪人として月から地球に島流しされていたらしいですが、月の都で何をやらかしたんでしょうね?ちょっと気になった私です。 ということで、森見版『竹取物語』を大いに楽しませて頂きました。 さらに、あとがき&講義も森見氏がどのような思いで訳に臨んだのか等々・・こちらも興味深く読ませて頂いた次第です~。 因みに、巻末で紹介されている河出文庫さんの「古典新訳コレクション」のラインナップを見ると、様々な作家さんが現代語訳されていて、他の古典作品も是非読んでみたくなりました♪
Posted by
ところどころ森見テイストは感じられるものの、あくまで古典文学の現代語訳。 個人的には新釈走れメロスみたいなはっちゃけた話が読みたかった。
Posted by
かぐや姫を森見さんが現代語訳した本。 各章の最後が、 ”こんなやりとりから、常識はずれなことを「食べがたい」、そこから転じて「たえがたい」というようになったのである。” といった具合です。なんだか『まんが日本昔ばなし』(CV:市原悦子)のようだっておもっていたのですが、この話自...
かぐや姫を森見さんが現代語訳した本。 各章の最後が、 ”こんなやりとりから、常識はずれなことを「食べがたい」、そこから転じて「たえがたい」というようになったのである。” といった具合です。なんだか『まんが日本昔ばなし』(CV:市原悦子)のようだっておもっていたのですが、この話自体が昔ばなしでしたww。 文庫本の後半は、森見さんがどこを注意しながら翻訳したとかキャラクターの付け方とかが記載されており、作家というのはこんなことまで考えているのかと勉強になりました。
Posted by
森見登美彦訳の『竹取物語』。このシリーズはたまにイメージと違う訳になったりするけど、『竹取物語』は普通の訳で読みやすい。帯にある通り「絶世の美女と阿呆な男たち」の話。かぐや姫のおかした罪ってなんだろう。
Posted by
