小澤隆生 凡人の事業論 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
事業会社で働いた経験もほぼない中で、 事業論って何だろうというところから読み始めました。 新しい事業を考えて、初めて、成長させて、成功させるにはどうしたらいいか、 というような感じでしょうか。 小澤さんについては、知らずに読み始めてしまいましたが、楽天イーグルスやPaypay、Yahoo!ショッピング、すごい豆まき、などなど、これまでの大活躍についても知ることができました。 とにかくビジネスへの熱量が半端なさそうだし、 仕事を通して人生を楽しむ、その生き方を私はまだ取り組んだこともないけれど、 そんな人々も少なくないんだなーとあらためて思ったりしました。 とにかく人生のなかで自分のやりたいこと、を明確にできていることはすばらしいですね。 自己認識力という言葉も少し出てきましたが、 それは何かしたいことがある、ということではなくてもいい、 起業家だけではなく事業家という、やることはその時々に変わるけれども、 やりがいのある仕事はどんな立場にいても実現できるのだなーと感じました。 やはり一番印象に残ったのは、徹底的に取り組む、というところでした。 気持ちの入れ方の度合いが違うのかもしれないですね、そして、その始まりは、そうせざるを得なかった状況から始まったこと、つまり父の会社の経営状況が悪化し、億単位の借金を抱え、それをどうにかしないといけない、という中で、本気で取り組まざるを得なくなったこと。そしてそこで始まった回転がうまく回ったこと、というかうまく回るまでまず失敗をやめず、試行錯誤して取り組み続けたこと、そしてそれが成功体験になり、成功要因や型を検証して見出し、徹底的に取り組んだことが一つの重要な要因として割り出されて、それを続けられているということですね。やっぱそこまでできる人は本当に少ないからやっぱ凡人ではないのですが、 基本を徹底すること、つまり誰にでも取り組めること、という意味ではほんとうに皆にとっての教訓というか、励みになりますね。
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巨大ビジネス成功の影にはいつでも小澤さんのような方がいるのかもしれない。影でもないか。 胆力とやり抜く力は改めて大切だと思わされた。 tipsも実践的。明日からの仕事に生かせそう。
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本書は、「凡人でも素質がなくても成功できる」という章から始まり、日本を代表する起業家である小澤隆生さんの経験を通じて、「事業を作り上げるための執行力」の重要性を描いた一冊だ。 ビジネス書というと、読んだ後に「意識して取り入れよう」と漠然と思うことが多いけれど、本書は具体的で実践...
本書は、「凡人でも素質がなくても成功できる」という章から始まり、日本を代表する起業家である小澤隆生さんの経験を通じて、「事業を作り上げるための執行力」の重要性を描いた一冊だ。 ビジネス書というと、読んだ後に「意識して取り入れよう」と漠然と思うことが多いけれど、本書は具体的で実践的なエピソードが豊富で、すぐに現場で試してみたいテクニックが満載だった。 例えば、市場を選ぶ際には「市場の成長性」と「シェア率」を基準にすることや、戦略の核となる「センターピン」や、人間の根源的欲求に基づく話。また、チームのモチベーションは数字目標ではなく、希望やワクワク感を呼び起こす言葉で動かすほうが効果的だという話も興味深い。どれも、実際に事業を立ち上げたり運営したりする立場としてはすぐ活かせる内容ばかりで参考になる。 特に後半、小澤さんが強調するのは「意思決定力」の重要性だ。意思決定力こそが「やりきる力=執行力」の源泉で、「決められないリーダーにはそのポストにいる意味があるのか」と厳しく指摘する場面もある。この箇所を読みながら、会社員時代のさまざまな上司の姿を思い出した。決断力のある人とない人では組織の雰囲気も成果もまったく違うことを改めて感じ、自分自身もフリーランスとして独立したことで、小さな意思決定を積み重ねることが成長につながっていると実感できた。 また、小澤さん自身の人物像として印象深かったのは、自ら立てた仮説に対する圧倒的な執着心だ。仮説が正しいかどうかに夢中になれるのはそれ自体が才能であり、一方で執着は苦しみも生むため、適切なバランス感覚が重要だとも感じた。この「こだわり」と「手放す勇気」の両立は、キャリアや人生をデザインするうえでとても大切だと思う。 他にも、本書の具体的なエピソードで面白かったのは「弁当」の話だ。どれだけ弁当自体が素晴らしくても、ネットで買う場合は写真が大きな判断基準になる。実店舗なら行列や匂いといった周辺情報で決めることもあるけれど、オンラインは視覚的要素が意思決定の大半を占める。自分の経験にも照らして、「確かにそうだな」と納得した。 事業をつくり運営する立場になったら、「再現性」のあるシンプルな言葉で戦略や戦術を部下や仲間に伝えることも重要だという話も参考になった。組織としてのゴールをはっきり示し、それをみんなが理解し、自分の言葉で語れるようになることで成功体験につながるというのは、リアルで納得感があった。 小澤さんは、孫正義さんや三木谷浩史さんのようなカリスマ経営者の例を挙げつつも、成功には「天才的なアイディア」もそうだが、「やりきること」が重要だと繰り返し述べる。この「やりきる執行力」は特別な才能がなくても身につけられるものであり、そこには常に「意思決定力」が関わっているのだという。このポイントは自分がフリーランスとして独立したいま、さらに強く共感できた。 僕自身も趣味の山登りを通じて、あらゆる行動が小さな意思決定の連続であることを感じている。どこで休憩を取るか、どのタイミングで何を食べるか、細かな判断がすべて最終的な目的達成に影響する。人生や仕事も同じで、小さな意思決定の積み重ねが結果を大きく左右するのだと思う。 今後、自分で事業を立ち上げたり会社を起こしたりすることを考える上でも、本書は非常に役立つ内容だった。意思決定という視点を軸に、「やりきる力」を身につけていきたい。
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経歴を見ると凡人ではない著者だが、事業立ち上げ時の下記3点の重要項目は、規模に関わらず大変参考になる。 ■51点目標 ■打ち出し角度 ■センターピン 早速こちらを参考に自社の新規事業でも活用を始め どのように事業を進めていくかの指標を確認できた。 また、楽天球団やPayPa...
経歴を見ると凡人ではない著者だが、事業立ち上げ時の下記3点の重要項目は、規模に関わらず大変参考になる。 ■51点目標 ■打ち出し角度 ■センターピン 早速こちらを参考に自社の新規事業でも活用を始め どのように事業を進めていくかの指標を確認できた。 また、楽天球団やPayPayなどを運営していた当時を知ることができるため興味深い。
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ゴール設定で51点の状態、戦略の肝としての打ち出し角度、打ち出し角度を実現する最重要事項をセンターピン、を定義すると言う、とてつもなく重要なことを素晴らしい言語化能力で伝えて頂けた良書
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memo: ・最低限達成するゴールを決め、センターピン/打ち出し角度を見極める ・仮説をたてテストする/人間の根源的な欲求を満たしているか?良い市場か(拡大しているか?独占されているか?デジタル化は進んでいるか?) ・見つかった正解を愚直に実行し続ける/不可逆性の低いものはどんど...
memo: ・最低限達成するゴールを決め、センターピン/打ち出し角度を見極める ・仮説をたてテストする/人間の根源的な欲求を満たしているか?良い市場か(拡大しているか?独占されているか?デジタル化は進んでいるか?) ・見つかった正解を愚直に実行し続ける/不可逆性の低いものはどんどん意思決定する
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目標設定ももちろん大切ではあるが、まずは市場があること、確実に勝てる手段を粘り強く続ける胆力、など振り返ると王道で当たり前なことが書かれているかと。 だが、これを緻密に、戦略的に、かつ、愚直に実践するからこそ、というのはあるので、その点を改めて見直してみるよいきっかけになった。 ...
目標設定ももちろん大切ではあるが、まずは市場があること、確実に勝てる手段を粘り強く続ける胆力、など振り返ると王道で当たり前なことが書かれているかと。 だが、これを緻密に、戦略的に、かつ、愚直に実践するからこそ、というのはあるので、その点を改めて見直してみるよいきっかけになった。 良書です。
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元ヤフーCEO、その他数々の輝かしい実績により多くのビジネスパーソンから尊敬される小澤隆生さんの珠玉のインタビュー。 これはすごい!めちゃくちゃ勉強になるー!!と思って、この感動をみんなに伝えなきゃ!つって。えっほえっほ言って。感想を書き出したんですけど。 あれなんか、むずい...
元ヤフーCEO、その他数々の輝かしい実績により多くのビジネスパーソンから尊敬される小澤隆生さんの珠玉のインタビュー。 これはすごい!めちゃくちゃ勉強になるー!!と思って、この感動をみんなに伝えなきゃ!つって。えっほえっほ言って。感想を書き出したんですけど。 あれなんか、むずい。これ伝えるの。 要約して書くと、ごく普通のことを大声で言ってる人みたいになっちゃう。 言ってしまえば普通のことを、めちゃくちゃちゃんとやろうぜってことになるんだけど。 そのちゃんとやるの部分がすごいんだけど。 なんて言いったらいいのこれ。 小澤さんのやってきたこと、 エピソード込みでインプットしないとこのニュアンス伝わらないのかもしれん。ううむ。 仕方ないのでとにかく刺さったワードをメモしていきます。 - 事業づくりに奇策は不要。 - ゴールを定めて、優先順位をつけて、そこへ向けて実行していく。 - この当たり前のことをやりきれる人はほとんどどいない。 - 問題があまりにも多いため優先度がつけられない人が多い。 - アイデア「何をやるか」はなくていい。とにかく「どうやってやるか」というエグゼキューションが大事 - 「打ち出し角度」を定めて - それを倒せば他も倒れる「センターピン」を狙え - なぜ失敗するのか?→ほとんどの人は今まで自分がやってきたことの延長でビジネスを考える。 - たとえ経験したことがなくても、市場が成長している分野でやるべき。 (→ どうしても自分が得意なことをやろうとしてしまうの、すごい分かる・・) - 戦略は一度決めたら原則変えない。戦術は間違えたと思ったらいくらでも変えていい。 - マネジメントはとにかく決めること。たとえ悪手でも決着がつけられるようにする。意思決定が正しかろうが間違っていようが、とにかく判断して決着がつけられる状態にすること。 とにかく執行力。 天才じゃないからこそ勝てる。という話で。とても勇気をもらいました。 仕事柄、なにか素晴らしいアイデアがどこかにあるんじゃないかと考える時間をやたらとかけてしまう傾向があるし、そういう会議もいっぱい増えてしまうんだけど。 いいからやれ。能書きはいらん。実行しろ。と。 言われている気がしました。 うん。 やろう。
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事業作りで読んでてかなり良かった。 具体的なHOWというよりは、大枠の戦略論的な話。 この本読んで一番刺さったのは、「才能よりやり方」。 最初に決めるゴールと、どの方向に走り出すか(=打ち出し角度)がめちゃ大事って話がすごく納得できた。あと、「センターピン」っていう絶対外しちゃ...
事業作りで読んでてかなり良かった。 具体的なHOWというよりは、大枠の戦略論的な話。 この本読んで一番刺さったのは、「才能よりやり方」。 最初に決めるゴールと、どの方向に走り出すか(=打ち出し角度)がめちゃ大事って話がすごく納得できた。あと、「センターピン」っていう絶対外しちゃいけないポイントを見つけるとか、市場選びのコツも具体的で分かりやすい。良書。
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執行力 正しいゴール設定 打ち出し角度 センターピン 市場選び 失敗は挑戦の裏返し 仮説検証 小さく試し失敗から学ぶ 執着心と逃げ足の早さ 分かりやすく表現することで組織に戦略を浸透させる 危機管理のポイントは、誰かが意思決定できる状態にしておく 最悪なのは何も決められない状態 ...
執行力 正しいゴール設定 打ち出し角度 センターピン 市場選び 失敗は挑戦の裏返し 仮説検証 小さく試し失敗から学ぶ 執着心と逃げ足の早さ 分かりやすく表現することで組織に戦略を浸透させる 危機管理のポイントは、誰かが意思決定できる状態にしておく 最悪なのは何も決められない状態 正しくても間違っていても、判断して決着をつけられる状態が正解
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