熊はどこにいるの の商品レビュー
うぅなんか終始気持ち悪かった、、、。匿ったシェルターにいても支配される性欲には嫌気がさしたし、その抑えられない性欲が故に人との交流が絶たれてしまうのも尚気持ちが悪い小説だった。。
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表題に釣られてなんとなく手に取ってみたのだが… 設定や登場人物たちに共感できない、などという生易しいレベルの話ではなく、読者がドン引くラインをわざと踏み越えてくるあの女この女すべての女に嫌悪感を抱いてしまい、色んな意味でびっくりしたマジデ(…)
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性の業と生々しさ。捨て子の男児とシェルターで暮らす中年女性とのそれぞれ性別を逆にして読むと幼児の世話をしている間の視線や感情や情動がいかに異様かがわかるしキモい。絵本や童話のなかの熊は愛らしく人間の友だちなのに、現実の熊は身に危害を及ぼす可能性のある存在、というのが、男児に対して...
性の業と生々しさ。捨て子の男児とシェルターで暮らす中年女性とのそれぞれ性別を逆にして読むと幼児の世話をしている間の視線や感情や情動がいかに異様かがわかるしキモい。絵本や童話のなかの熊は愛らしく人間の友だちなのに、現実の熊は身に危害を及ぼす可能性のある存在、というのが、男児に対して甘い母性のようでいて内面に抑えきれない加害の危険性を持つシェルター内の大人の存在の比喩になっててめちゃ巧い。男児は恐らく何も判らないままに何かを感じとって、または何かが繰り返されての脱走では。実際、昼寝させてる横で行為に及ぶな。こわーいうまーいきもーい。虐待だから! ハルを出すために(それか震災やっとけば的なマーケ目的で)震災とサキの設定を入れたんだろうけど無くても成立するよね?入れないと短編になっちゃうからがんばって引き伸ばした感がある。文体は好きだった
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わからん。 どこが「強度」なのだ、さっぱりわからん。 私の人生が能天気でペランペランだからわからんのだろか。 割と渾身の能天気やねんけど。
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正直、よくわからなかった。リツの言動に共感できなかった。自分の不愉快な気持ちをただ周りにぶつけているだけのような感じがして、性への嫌悪感を強く示す一方で執着もあるところがどうもつかみきれない。 みんな色々な失敗や挫折や理不尽を経験しながら日々を送り、その中で周りに対する優しさとか...
正直、よくわからなかった。リツの言動に共感できなかった。自分の不愉快な気持ちをただ周りにぶつけているだけのような感じがして、性への嫌悪感を強く示す一方で執着もあるところがどうもつかみきれない。 みんな色々な失敗や挫折や理不尽を経験しながら日々を送り、その中で周りに対する優しさとか距離感をつかんでいくものなのに、リツはなんだかずっと自分の世界に閉じこもっている感じがした。 なるほどなあと思うことも、こういう世界もあるよねと思うことも、あまりなかった。
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湧き上がってる嫌悪感は特定の誰かに対してのものではなく、言ってしまえば登場する女性全員に対するものであったと思う。 利己的な性欲の気持ちの悪さは、身体的な男性から女性に対する場合で感じることが多かったが、女性から男性の場合でも当然同じように気持ち悪い。 リツの行為には目を覆いたく...
湧き上がってる嫌悪感は特定の誰かに対してのものではなく、言ってしまえば登場する女性全員に対するものであったと思う。 利己的な性欲の気持ちの悪さは、身体的な男性から女性に対する場合で感じることが多かったが、女性から男性の場合でも当然同じように気持ち悪い。 リツの行為には目を覆いたくなるが、アイの方が怖いのはなぜだろう。相手の気持ちを勝手に想像、というか妄想して全て自分の良いように脳内変換している辺りが相当怖い。青年を泊めてあげたときの行動には心底ゾッとした。 この本を読んで、自分がOKなら相手も当然OKっしょ!という思い込みで不利な立場にある人に迫ったらあかん、ということを全人類にわかってほしい。
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よかったんだけど、ちょっと評価が難しい作品だった。四人の女の視点から描かれているが、特にリツ視点が重要な作品。だがなぜリツが訪問者(リツが救った女たち)から「独裁者のよう」など言われなきゃいけないのか、そこらへんがうまく伝わってこなかった。リツは性被害者であり、だからこそ性加害者...
よかったんだけど、ちょっと評価が難しい作品だった。四人の女の視点から描かれているが、特にリツ視点が重要な作品。だがなぜリツが訪問者(リツが救った女たち)から「独裁者のよう」など言われなきゃいけないのか、そこらへんがうまく伝わってこなかった。リツは性被害者であり、だからこそ性加害者に転じることを恐怖している。その点はわかる。 フミ先生だけがリツの理解者ではあるが、先生はなぜユキをあんなに長期間、保護したのか。警察嫌い、という説明ではあるが……ユキは病気にもなっているし…その点での人物への理解が進まなかった。 でもよかったですよ。
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女性だけの空間に男の赤ちゃんが入り込み関係が崩れてゆく。 割と面白くなりそうな題材なのだけど、期待したほどには面白くならなかったなという印象。 意外な話の展開とか、劇的な瞬間みたいのが少なく、なんか盛り上がらないままに感じました。 子供の持ち込んでくる嫌さをうまく描いていたと...
女性だけの空間に男の赤ちゃんが入り込み関係が崩れてゆく。 割と面白くなりそうな題材なのだけど、期待したほどには面白くならなかったなという印象。 意外な話の展開とか、劇的な瞬間みたいのが少なく、なんか盛り上がらないままに感じました。 子供の持ち込んでくる嫌さをうまく描いていたと思います。それに寄って崩壊が加速していくのは分かりつつ、でもこれもともと壊れる関係性だよなとも思ったり。 なぜほとんどの登場人物をカタカナ2文字にしたのだろう。最初誰が誰やらこんがらがり分かりにくくて読むの面倒くさかったです。何か意図あってのことかと思ったが最後まで何もなく。いらないことしないでほしかった
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あらすじ紹介では4人の女とあるが、大部分はリツとアイによる山の上の生活である。特に、望まない子を殺すサキはかなり描写が少ない。 谷崎潤一郎賞を受賞して、選者たちには絶賛されていた。でも、あらすじの大枠は、なんらかの理由で傷ついた女たちが疑似家族的な子育てによって回復する物語であ...
あらすじ紹介では4人の女とあるが、大部分はリツとアイによる山の上の生活である。特に、望まない子を殺すサキはかなり描写が少ない。 谷崎潤一郎賞を受賞して、選者たちには絶賛されていた。でも、あらすじの大枠は、なんらかの理由で傷ついた女たちが疑似家族的な子育てによって回復する物語であって、そこまで特筆するほどのものではないと思う。 むしろ、その物語を描く独特の文体のほうが良いと思う。ただ、自分はこの作家の小説は本作しか読んでないので、世の中では文体のほうはとっくに評価されてるのかもしれない。
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