睡眠の起源 の商品レビュー
研究者と言われる方々がどのように思考して、日々どのような活動をしているのか、というのが具体的に知れたのが良かった。 私は寝るのが大好きなので、「生物は寝ている状態がむしろ自然」説に一票入れたい。気持ちよく寝るために仕方なく起きている。
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「睡眠とは意識がなく脳波がゆったりとした状態」みたいなふわっとした認識だったが、では「脳のない生き物は眠るのか」、また「意識がある」とはどういった状態なのか、についての最新研究の本。 思った以上に「睡眠」は解読されておらず、また「意識」についても研究の半ばなんだなぁーというのが...
「睡眠とは意識がなく脳波がゆったりとした状態」みたいなふわっとした認識だったが、では「脳のない生き物は眠るのか」、また「意識がある」とはどういった状態なのか、についての最新研究の本。 思った以上に「睡眠」は解読されておらず、また「意識」についても研究の半ばなんだなぁーというのが読後の感想。多分さらに研究が進む分野なのかと思うと今後が楽しみだな。 あと著者の来歴がなんか、すごかった。すごい「研究者」というのは子供の頃からの強い資質、あるんだなぁー
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著者の子供の頃から研究心が旺盛で、いろいろな生物を対象に気になったことを研究してきたこと、その過程や内容は面白く感じた。同じ子供であってもこういう違いが出てくるのはなぜなのかの方が気になった。逆に、睡眠の起源という題名だが、この睡眠自体の深掘りは今ひとつと思う。確かに対象となった...
著者の子供の頃から研究心が旺盛で、いろいろな生物を対象に気になったことを研究してきたこと、その過程や内容は面白く感じた。同じ子供であってもこういう違いが出てくるのはなぜなのかの方が気になった。逆に、睡眠の起源という題名だが、この睡眠自体の深掘りは今ひとつと思う。確かに対象となった生物、ヒドラやらネズミなどの睡眠がどういう機構なのかはわかるが、人の睡眠がどうこうというところまでには言及がない。ということで求めていた内容とは違っていたということです。
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著者が若くて、驚き。今まで、研究は年齢が上の人がやるものというイメージがあったが、ある程度同世代の人も頑張ってると知ることができ、嬉しい。 睡眠は大事。
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「睡眠の研究をしている研究者の物語」といった内容。エッセイっぽくもある。結局のところ、睡眠とは何なのか。
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僕達は寝ている方が本来の姿だ!というわけでたくさん寝よう〜 脳がなくても寝るというのはなかなか面白かったですね〜あと麻酔は何に作用して意識を失うかは分かっていないとか…わからずに使われてるのか… 楽しめました!
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ヒドラも眠るんだな。ヒドラなんて実物を見たこともないけれど、脳みそもない生き物でも眠るのか。ぼんやり読んでいて楽しかった。
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睡眠の本かと思いきや、序盤は27歳とまだ若い著者の、さらにもっと若い小学生時代のクロアゲハの研究から話は始まる。 幼虫、蛹、蝶の観察日記(ビデオ)で夏休みの宿題とし、それが年々パワーアップ、 凄い少年がいたものだ、と感心。 そのまますくすく高校生になり、大学受験をせざるを得なくな...
睡眠の本かと思いきや、序盤は27歳とまだ若い著者の、さらにもっと若い小学生時代のクロアゲハの研究から話は始まる。 幼虫、蛹、蝶の観察日記(ビデオ)で夏休みの宿題とし、それが年々パワーアップ、 凄い少年がいたものだ、と感心。 そのまますくすく高校生になり、大学受験をせざるを得なくなって、 出会ったのがヒドリ。この脳のない、植物だか動物だかわからないものに魅せられ、 ヒドリが眠る、ということに気づく。 そこから興味は睡眠へと移り、九州大学で学んでいた彼は東京に出て、 研究を続ける。 麻酔が何で効くのかがいまだわかっていないというのがすごい話。 しかし我々は麻酔に命を預け、手術の痛みから逃れることができる。 不思議な世界。 それにしても将来有望、というか、少年の時からすごいこの著者。 文章も一所懸命だ。自分を惜しみなくさらしている。好感が持てる。 だがまだところどころ稚拙な部分もあって。 この辺りは今後腕を磨いてもらおう。 いずれにしても楽しみな人物だ! はじめに――生物はなぜ眠るのか? 第一章 クロアゲハは夜どこにいるのか 第二章 眠りのホメオスタシス 第三章 眠りと時間 第四章 ヒドラという怪物 第五章 眠りのしくみ 第六章 眠りの起源は何か 第七章 眠りと意識
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睡眠とは一体何なんだろうか。何故生物は眠るのだろうか。睡眠から目覚めるとはどういうことなのだろうか。私たちは寝て目覚めそして寝るという周期を繰り返している。 さて、本著では睡眠とは何かという本質的な問いと思索を深める内容である。本著曰く脳の有無は関係無く神経がある生物は皆睡眠する...
睡眠とは一体何なんだろうか。何故生物は眠るのだろうか。睡眠から目覚めるとはどういうことなのだろうか。私たちは寝て目覚めそして寝るという周期を繰り返している。 さて、本著では睡眠とは何かという本質的な問いと思索を深める内容である。本著曰く脳の有無は関係無く神経がある生物は皆睡眠するという考察が述べられている。起きている状態が特殊な状態であり、本来の姿は睡眠をしている状態だという。著者の研究として、「神経」の睡眠に焦点が当てられているように感じる。神経として見れば本著が主張するような内容が一つの睡眠としての解釈を紐解く研究として有効に活用されるだろう。 では、脳を持つまたは意識を持つ生物はどうなのだろうか。睡眠をしている間に人は情報の整理を脳内で行うという。人は起きている間に思考し睡眠中に整理されている。神経が無い生物も同様に整理されているのだろうか。これらの課題や問題はとうに著者は気付いているだろう。本著の内容は脳の有無に優劣は無く等しく睡眠とは何かを問う内容となっている。今後、人工的に神経有無関係無く生物が誕生することだろう。その生物も眠ることが確認されたらそれは正しいと証明されるだろう。もしかしたら、神経では無く遺伝子レベルかまたは更にミクロな話になる可能性もあるだろう。 私たちにとって睡眠がとても重要なものだ。しっかり眠り回復することは多くの研究から証明されている。本著は純粋に睡眠とはという問いを深める良書であるといえよう。
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Audibleで聴いた。睡眠の起源というタイトルであるが、なぜ眠るのか、いつから眠るようになったのかは結局良く分からなかった。どこかで述べていたのかもしれないが、聞き逃した。自説でも良いのでまず起源を明確に提示して、その上でその結論に至った根拠や経緯を述べるような構成にしてほしか...
Audibleで聴いた。睡眠の起源というタイトルであるが、なぜ眠るのか、いつから眠るようになったのかは結局良く分からなかった。どこかで述べていたのかもしれないが、聞き逃した。自説でも良いのでまず起源を明確に提示して、その上でその結論に至った根拠や経緯を述べるような構成にしてほしかった。 本丸のところは良く分からなかった本書だが、いくつか面白いエピソードがあった。 少年時代のクロアゲハの成育に取り組んだ思い出、植物のような”動物”であるヒドラという無脊椎動物とそれを研究対象に選んでからの一連の発見、韓国の大学での睡眠研究に関する成果交流、吸入麻酔薬の謎など。 特に最後の吸入麻酔薬の謎が個人的に気になった。以下に引用する。(※耳で聴いてメモしているので句読点など正確な引用ではない可能性有り) ”麻酔が効かなかったと言う報告はこれまでない。 麻酔は薬であるから標的が存在する。その標的はタンパク質である。しかし何のタンパク質に効いているのかわからない。” 現在につながる麻酔薬が開発、使用され始めたのは1840年頃である。そこから既に180年近く、なぜ効くのか分からないまま使われているということに興味を持った。 最終章で全身麻酔による意識消失から、意識と睡眠状態についても触れるが結局、両者のつながりがよく分からないまま終わってしまった。 総じて、冒頭にも書いた通り、タイトルにある「起源」は結局よく分からないものの、睡眠にまつわる最近の研究成果や小ネタ(不眠によるギネス記録など)は多く、読み応えはあった。ただし、オススメしたいかと言われると微妙である。
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