「学び」がわからなくなったときに読む本 の商品レビュー
いろんな人の学びに対する考え方が学べる。自由とは試されること、偶然性を受け入れる柔軟性が必要。自分の中の独自の視点を作る、抽象化するには行為が必要。気づくと言う観察文が必要。
Posted by
「学び」というものを深く考えさせられると同時に、育児のあり方も考えさせられる。基本子供の意思を尊重し、必要な時に選択肢を提示できる親でありたい。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
chatGPTがビッグデータから組み合わせて文章を吐き出すように、人間も自分だけのビッグデータを持っていて、そこからジェネレートする。勉強というのは、自分専用のAIエンジンを作ることで、その意味で、暗記は重要である。 ネットは歴史的な遠近法を崩壊させる方向で機能しており、あらゆる情報を等価にしている。そのため、「積み重ねを経て、練り上げられていく」「時間をかけて発酵していく」というイメージが薄れている。 学校にはなくて塾にはあるのが、日常の外部の世界を垣間見せる機能。 ・歴史とはあくまでも、今の時代から見た一つの「歴史観」であり、「物語」である ・物理法則全体には必然性がなく、覚えるしかない こうした感覚を最初に伝えた方が、はるかに覚えやすい 人間関係には齟齬が生じるのが常で、その中で傷つき、傷つけられて、その経験を一旦飲み込んで、自分の中で発酵させるのが当たり前だった。しかし、今は衝突が起こると、それをすぐに「ハラスメント」などとしてしまう。その結果、「じゃあ、もう一切踏み込まない方が良い」とみんなが内側にこもり始めてしまった。 教師と生徒の関係においては、身体的な交流が不可欠で、ある種の利害関係や合理的な判断を超えて、踏み込んでいくような関係性が重要。だから、あえて踏み込んでいくことがむしろ大事。 教育とは、社会性と非社会性の間にある営み。 求められたことを「できる」ようにする勉強をどんなにやっても、求められて以上のところまでは踏み込もうとはしない。(受験勉強が典型)でも、実際には、求められていないのに気になって踏み込んでしまうところから、自分を拠り所にした学びが始まる。よって、学校の「型にはまった」勉強は意味がない。 学校では「できる/できない」で評価される。すると、子どもたちは「できよう」とする。その時、自分のやり方・考え方でやるのは試行錯誤、つまり何度も失敗することを前提にするので損だと思う。こうして、学びにおいて自分を封じることを「学ぶ」 大村はま 「子どもを知るためには「本当の言葉が生まれる教室」が必要」 しかし、「あなたの好きなものは?」「何に興味がある?」と尋ねられると、子どもは自分の欲望に対して正直になるのではなく、大人に忖度してしまう。だから、子どもたちが、自分の中から出てきた言葉で、本当に話したいことを話せる場所を作る必要がある。そのために、「安心」が大切。 やりたいことを見つけるには、「乗っかってみる力」がすごく大事。 貝原益軒は「真習び」を「学び」と読ませ、手本そっくりに書く「手習い」を学びの中心に据えた。すなわち、手本そっくりに書けるほどに身体化して自分のものにすることが学びの原型である。よって、今日、「暗記」に問題があるとすれば、身体化が十分に伴っていないことである。
Posted by
教育に携わる人たちがさまざまな観点から"学び"について語る。 どんな学び方があるのか、学びとはなんなのか。 そこに正解はなく、今の受験目的の学びに意味はない、という人もいれば、とりあえず基礎を身につける点で大切だ、という人もいる。 学びの最先端にいる人ですら...
教育に携わる人たちがさまざまな観点から"学び"について語る。 どんな学び方があるのか、学びとはなんなのか。 そこに正解はなく、今の受験目的の学びに意味はない、という人もいれば、とりあえず基礎を身につける点で大切だ、という人もいる。 学びの最先端にいる人ですら意見が割れるのだから、本当にこれが必ず正しい、というものはなく、人それぞれの学びかたが必要なのだな。 自分なりの学びかたを探っていくしかないのだな、と改めて考えさせられました。
Posted by
福岡で学習塾の主宰等をされている鳥羽氏が編著者となり、7名の方との対談を通じて「学び」を考えていく1冊。 個人的には、昨年職場が変わって以来、気持ち激しめのリスキリングを続けており、もはや「学び」どころか色々なものがよくわからなくなってる現状なので、何気なく手を伸ばしてしまった...
福岡で学習塾の主宰等をされている鳥羽氏が編著者となり、7名の方との対談を通じて「学び」を考えていく1冊。 個人的には、昨年職場が変わって以来、気持ち激しめのリスキリングを続けており、もはや「学び」どころか色々なものがよくわからなくなってる現状なので、何気なく手を伸ばしてしまった次第です(笑 そして読み始めてすぐに気づいたのは、「あ、コレは自分のような人を読み手として想定してないな」というコト。 本著が言う「学び」は、大人が子どもに何かを教えること、もしくは子どもに何かを学び取ってもらうことというのが主眼で、子どもとの接し方であったりカリキュラムであったりが主に扱われていたという印象です。 本著のメインターゲットは学校や塾の先生なのかなと。「子どもとかかわる大人は、どうしても変わり続けることが必要だと思う」というフレーズには、教育(鳥羽氏はこの言葉は嫌いと思われますが…)は特別な仕事という感じが出てるなと思いました。 ※個人的には「子どもとかかわる大」の部分までを削った方がしっくりきます。。何事にも学びは見つけられるのでは。 と、脱線しましたが、教育に携わる方が何を考えているのか、何に悩んでいるのかを知るには良い本だと思いますし、親として子どもにどう学習と向き合ってほしいのかを考えるにも良いキッカケになるはずです。 自分の目先のモヤモヤ感の解決にはなりませんでしたが、内容自体は面白く読ませていただきました。対談者の著作にも触れてみたいなと思った次第です。
Posted by
・リズムやセンスは暗記の先に ・確かにいまの子どもは「自由」を警戒している ・純粋な意味での「自主性」なんてあるのか ・価値判断を抜きにして、 たださらっとそこに触れる ・社会性のない先生という存在の意味 ・好き・嫌いレベルの解像度では、 やりたいことなんてわからない ・自分...
・リズムやセンスは暗記の先に ・確かにいまの子どもは「自由」を警戒している ・純粋な意味での「自主性」なんてあるのか ・価値判断を抜きにして、 たださらっとそこに触れる ・社会性のない先生という存在の意味 ・好き・嫌いレベルの解像度では、 やりたいことなんてわからない ・自分の道を行け、るのか 多様な視点から教育をみることができた。 またわからなくなったら、戻ってこようと思う。
Posted by
学びに関わる人たちとの対談集。 学ぶとはどういうことなのか。様々な面から語られるが、如何に子どもらに学びを伝えるかに関心がわく。 自主性という名の下に大人の責任を子どもに押し付けてないか、という言葉が胸に残る。
Posted by
- 1
