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嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか の商品レビュー

4.4

30件のお客様レビュー

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2026/04/13

落合監督が自分の上司だとしたら、とてつもない緊張感で笑顔のない職場だっただろう。仕事は辛く、モチベーションもあがらず、働くことがいやになったかもしれない。いやだな。 落合監督はプロフェッショナル、契約が一番。記者や選手や説明はせずに結果だけを見て、評価される選手。暴力はないが恐...

落合監督が自分の上司だとしたら、とてつもない緊張感で笑顔のない職場だっただろう。仕事は辛く、モチベーションもあがらず、働くことがいやになったかもしれない。いやだな。 落合監督はプロフェッショナル、契約が一番。記者や選手や説明はせずに結果だけを見て、評価される選手。暴力はないが恐怖。シビア。最後に選手が自発的になって、監督なしで動ける、考えられるようになるというところをもたらしたのは最大の成果だろう。選手に強い影響を与える監督、、 学びとしては三つ。 ひとつめ 部下を好き嫌いで判断しないこと。勝つ結果をもたらすかどうかを客観的に評価して仕事を与える。 ふたつめ なぜそうしたのか落合は説明しないが、それではうちの職場の部下はついてこないし、モチベも上がらない。お互いの極度のプロフェッショナルじゃないと無理。部下には自分の行動の説明をすること、笑顔の上機嫌を保つこと。落合かんとくの反面教師。 みっつめ わすれたー

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2026/03/30

かつて野村克也が「組織はリーダーの力量以上に伸びない」という名言を残したが、言い換えればそれはリーダーの力量が高ければ、それだけ組織は伸びるということ。 落合博満が率いた8年間の中日ドラゴンズに何が起こったか。 全てを語るようなことはしない落合博満だからこそ、記者や、当時の選手、...

かつて野村克也が「組織はリーダーの力量以上に伸びない」という名言を残したが、言い換えればそれはリーダーの力量が高ければ、それだけ組織は伸びるということ。 落合博満が率いた8年間の中日ドラゴンズに何が起こったか。 全てを語るようなことはしない落合博満だからこそ、記者や、当時の選手、コーチなどの第三者を通して語られるこの真相は、衝撃的なものばかりであった。 ラストのシーンは、涙を流さざるを得ない。

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2026/03/21

自分の持っている強い中日のイメージは落合監督時代のものだったと知った 自分が正しいと思うことをやること、感情を表に出さないこと、 だからといって、周りが気にならないわけでも、感情がないわけでもない ということを改めて思った

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2025/11/06

プロ野球の全監督バージョンを読みたい。ファン目線では絶対に知ることができないチームの、個人のドラマがたくさんあるんだなと改めて思った。

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2025/11/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

落合中日の強さと、その後の中日の苦難の理由が分かる本。 勝つことを突き詰めることを監督に望むとこうなるのかもしれないけれど、未来のチームを考えることはできないのかもしれない。 勝利と育成。それを両立することの難しさ。 けれど、類稀なる目を持つ落合監督には勝つ筋道が見えていたから、その道を進むしかなかったのかも。 プロ野球好きとしては面白かった。 ただ、ファイターズファンとしては2007年の日本シリーズの話は辛かった(笑)

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2025/10/28

2004-2011年に中日ドラゴンズを率いた落合博満監督は、選手としても三冠王を3度達成するといった超一流のバッターであり、監督としても在任8年間すべてAクラス、リーグ優勝4回、日本一1回という圧倒的な結果を出している。そして結果を求めすぎる余り野球が面白くないとして、謎の解任劇...

2004-2011年に中日ドラゴンズを率いた落合博満監督は、選手としても三冠王を3度達成するといった超一流のバッターであり、監督としても在任8年間すべてAクラス、リーグ優勝4回、日本一1回という圧倒的な結果を出している。そして結果を求めすぎる余り野球が面白くないとして、謎の解任劇が起こった。 当時は我が阪神タイガースは岡田監督や真弓監督が指揮して、戦力的にも金本選手や鳥谷選手がピークだったにも関わらず、中日ドラゴンズが立ちはだかって勝てなかった記憶がある。伝統的に選手を信頼して任せる一方で実績ある選手は我慢して使う傾向のある阪神に対して、守備や走塁の一芸に秀でた選手をワンポイントで使う中日の用兵は脅威だった。 この本では、落合監督の特性を語る上で重要な選手たち一人ひとりのエピソードを掘り下げ、どのようにチームが変貌していったかが描かれている。プロ野球チームの変革に留まらず、個々の選手たちの能力を開花させその人生を変化させていく。傍目からみれば何を考えているのか分からない無表情な合理主義者は、実は愛に溢れた指導者でもあった。 落合博満は語らない。自分の信念は言葉では伝わらないことを知っているからだ。落合博満は俯いて歩く。目で見える世界よりも思考や心の中を重視するからだ。落合博満は孤独だ。答えを出すのは自分であり責任も自分で負うからだ。落合博満は嫌われる。世間に評価されたい見栄がなく本音で生きているからだ。 野球やスポーツという範疇に留まらず、優れたノンフィクションとしておすすめの本である。

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2025/09/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

⚫︎落合選手 前からファンで、嫌わるの意味がわからず購入してみた。日頃の落合氏の言動がマスコミ側の目線から書かれている。 一般的に面倒という扱いになるなとはわかったが、信念や考えがあってのものとわかる。

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2026/01/06

中日監督8年。勝てる組織への変遷、プロフェッショナリズム、競争。情、任期ではなく成熟、実力。勝つ確率、定点観測

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2025/08/18

 本書では、野球経験がなく野球のルールがわからない方でも、胸が弾む体験を得られる。  本書を読了して、嫌われた監督の「嫌われた」とは、周囲がそう決めつけているのではないのかと思った。  落合監督は、私情に流されず、常に冷静で選手をよく観察しているが故の采配、判断であったと思う。そ...

 本書では、野球経験がなく野球のルールがわからない方でも、胸が弾む体験を得られる。  本書を読了して、嫌われた監督の「嫌われた」とは、周囲がそう決めつけているのではないのかと思った。  落合監督は、私情に流されず、常に冷静で選手をよく観察しているが故の采配、判断であったと思う。そのことを周りは、嫌われる、冷徹等というが、監督は選手のパフォーマンスを最大限に引き出すことが業務だと思うので合理的な判断であると感じるし、選手に関心があるからこそ成せる判断でもあると思った。  管理職のビジネスパーソンにもお薦めしたい本である。

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2025/05/23

自分にとって中日と言えば星野仙一、その熱血漢とは対極のイメージを感じさせる落合博満。天才ゆえか、人に見えないものが見えているのか、他人をバカにしているとも捉えかねない目線や冷笑。そりゃ嫌われるだろう。ただ、そのご家族を見ると、本当は優しい人なのかもとも思わされる。 本書は12名...

自分にとって中日と言えば星野仙一、その熱血漢とは対極のイメージを感じさせる落合博満。天才ゆえか、人に見えないものが見えているのか、他人をバカにしているとも捉えかねない目線や冷笑。そりゃ嫌われるだろう。ただ、そのご家族を見ると、本当は優しい人なのかもとも思わされる。 本書は12名の選手や関係者の目を通じて、落合監督時代の2004年から2011年までの8年間を追うノンフィクション。最初から川崎憲次郎という選択は、中日ファンではなくても惹きつけられた。 勝つ球団にすることにこだわり、人に理解されることを放棄したように見えるリーダーシップ。プロなのだから当たり前だが、一人一人が自分の頭で考えて、自分の仕事をすることを求める。本当の意味で厳しい世界。自分にも選手にもそれを求めたということ。 読み物としてとても面白かったが、少し綺麗過ぎるようにも感じた。

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