あの日、小林書店で。 の商品レビュー
言葉の力、誠意、感謝、そして『熱意』。 働くうえで大切なものを改めて感じ、かつ人への感謝や自分自身何ができるのかを考えさせられました。 ただ毎日を消化するような日々で感動は生まれない。 変わり続けていかなくちゃと、心に火が灯りました。
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「仕事で大切なことはすべて尼崎の小さな本屋で学んだ」2020年12月発行 「まちの本屋」2020年12月自主上映 2024年5月31日小林書店閉店 「あの日、小林書店で。」2024年10月発行 私は、この本で小林書店のことを知りました。だから知った時にはもう閉店していました。 ...
「仕事で大切なことはすべて尼崎の小さな本屋で学んだ」2020年12月発行 「まちの本屋」2020年12月自主上映 2024年5月31日小林書店閉店 「あの日、小林書店で。」2024年10月発行 私は、この本で小林書店のことを知りました。だから知った時にはもう閉店していました。 行ってみたかったし、「まちの本屋」も観てみたかった。 ネットで予告編を観れましたが、私は由美子さんよりも昌弘さんから目が離せませんでした。本の中の昌弘さんの言葉を思い出しながら、「この人が、あの言葉を...」と思うだけで込み上げるものがありました。 本の中の昌弘さんは30代の頃もあり、この若さでこんな事を考え、行動できる人がいるんだなぁ...と。そんな人に支えてもらえる由美子さんが羨ましく思いました。 本の感想から逸れてしまいましたが... 私はいつも心に響いた言葉は書き留めるのですが、この本は多すぎてやめました。ミニマリストなので図書館利用派ですが、この本は買います。 この本は人生を学べる本です。
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なんとなく社会人になった出版取次の新人大森理香が主人公で、上司が連れていてくれたのは、わずか10坪しかない小林書店、店主の由美子さんのバイタリティがある本屋と傘を売ることを考え、会社に交渉その熱意に押され傘の会社も承諾し売る、自分のお店に来た人やフリマでも売る。何でもええから、売...
なんとなく社会人になった出版取次の新人大森理香が主人公で、上司が連れていてくれたのは、わずか10坪しかない小林書店、店主の由美子さんのバイタリティがある本屋と傘を売ることを考え、会社に交渉その熱意に押され傘の会社も承諾し売る、自分のお店に来た人やフリマでも売る。何でもええから、売れて足しにすればいいみたいな気持ちで売るとしたら、失礼だと由美子さんは、言っていますだから小林書店を長く、2024年には閉店しましたが発想転換をする考え方が素晴らしいと思います、もし傘を売る事をしなかったら、2024年まで小林書店は、やっていけず、これほどまでに文庫本になるまで受け継がれることはないと思います。感動しました。今本屋も閉店する世の中、きっと出版取次の方や本屋さん達の力になっていると、思います。
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伝説の書店をモデルにした作品だとか。 書店が減っていくことが問題視されている今、読んでよかったと思う。 出版取次会社の新入社員と小林書店の店主との交流がなんとも魅力的な小説部分と、伝説の書店のノンフィクション部分がうまく融合された作品だった。 小林書店の店主の仕事への向き合い方か...
伝説の書店をモデルにした作品だとか。 書店が減っていくことが問題視されている今、読んでよかったと思う。 出版取次会社の新入社員と小林書店の店主との交流がなんとも魅力的な小説部分と、伝説の書店のノンフィクション部分がうまく融合された作品だった。 小林書店の店主の仕事への向き合い方からは、本や本に携わるすべての人へのリスペクトが感じられた。 決して本が好きでもなく、読書が好きでもなかった主人公(出版取次会社の新入社員)が小林書店はじめ書店の人々や上司・同僚に助けられ成長していく姿には読みながらエールを送っていた。 社会人とは、仕事とは、なんてことを考え自分の働き方についても考えさせられる1冊だった。
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これはお薦め!まちの本屋さんを応援している人、本好きには特に。小林書店をモデルにした、ノンフィクションでありながら小説。 大企業をめざし、なんとなく社会人になった出版取次の新人社員大森理香は東京育ち。なのに新人研修が終わって配属されたのは大阪支社。「どうして大阪支社なのか。...
これはお薦め!まちの本屋さんを応援している人、本好きには特に。小林書店をモデルにした、ノンフィクションでありながら小説。 大企業をめざし、なんとなく社会人になった出版取次の新人社員大森理香は東京育ち。なのに新人研修が終わって配属されたのは大阪支社。「どうして大阪支社なのか。どうして営業なのか。何故ここにいるのか分からない。」そんな思いを吐露する理香を上司は小林書店に連れて行く。この書店の店主小林由美子との出会いが、理香を変えていく。 物語の合間に挿入される由美子さんのお話がこれまたいいのです。そして、夫の昌弘さんもまた素適な人で、仕事だけでなく、物事に対する姿勢、考え方に教えられます。 私たちは「小林書店」を通じて学んだ。人生は「成功か失敗か」の二元論ではないことを。人はささやかな手応えに胸を躍らせ、思わぬ失敗や厄災に泣き、差し伸べられた手にまた涙し、再び立ち上がって歩き始める。その繰り返しのなかで、何を見い出すかなのだと。 解説の最後の一文だけど、書かれている通りのことを、この本の中にみることができる。 本当にすてきな本。広く読まれてほしい。
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本好きを自負する者として、この本との出会いが遅れたことを恥じる。兵庫県尼崎市に実在した小林書店を題材にした作品。本好きにはたまらなく面白いし、お仕事小説としても喝をもらえます。
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兵庫県尼崎市JR立花駅北口の商店街の外れに実存する小林書店と書店店主の小林由美子さんをモデルにしたもの。 (尚、本屋としては2024年5月末に閉店。) 何となく社会人になった出版取次の新入社員の大森理香が由美子さんと出逢うことで成長していく物語。 特に出版業界に興味があった訳で...
兵庫県尼崎市JR立花駅北口の商店街の外れに実存する小林書店と書店店主の小林由美子さんをモデルにしたもの。 (尚、本屋としては2024年5月末に閉店。) 何となく社会人になった出版取次の新入社員の大森理香が由美子さんと出逢うことで成長していく物語。 特に出版業界に興味があった訳ではなく、本も読書も大して好きではない 新入社員の理香。当然どんな仕事がしたいかという思いも野望もなく入社し、希望通りの配属でもなく見知らぬ大阪という配属先となり、 益々仕事へ対しての不安が募っていく理香。 入社当時の自分を振り返りながら照らし合わせてみても、どんなに大きな不安がのしかかっていたかと思います。 それも見知らぬ土地でのたった一人での出発かと思うと 理香の心境には同情してしまいました。 けれど係長が紹介してくれた街の小さな書店の店主の由美子さんに出逢ってからは徐々に見えていく景色が変わり、 理香自身も以前とは変わってハツラツとした様子になり、 仕事の意欲も増してどんどんとアイデアも浮かぶようになって人との出会いでこんなに人は変われるものなのだなと思いました。 由美子さんのエピソード話はどれも心温まるものばかりでしたが、 何もこの書店員としての場合だけでなく一般の社会人でも普通の生活を送っていてもこの人への感謝への振舞や ちょっとした心遣いは何処に行っても通じるものがあると思いました。 中でも印象的だったのは、 一日にひとつだけでも、会社やまわりの人達の「いいところ」を探すように決めた。 ということです。 こうやってみることによって今まで自分が見ていた景色が180℃変わるというのがとても興味深かったです。 店主の由美子さんのアイデアや行動力も凄いと思いましたが、由美子さんと長い間二人三脚で書店の看板を守ってきた御主人の昌弘さんの人柄と仕事に対しての心遣いが素晴らしいなと思いました。 こうやって二人が力を合わせて書店を守りながら街の本屋さんを支えていき、本と人がどんどんと繋がっていく様子がとても心温まりました。 今や街の書店がどんどんと閉店していってしまうので、 このような努力をするのは並大抵ではないと思いますが、こうやって地道な努力で小さな書店を守っていく術もあるのだなと思いました。 ビジネス書のようなこれといったハウツー本ではなく、 難しいことが書いている訳ではないですが、 仕事をすることに対しての考え方や今の時代に忘れかけている大事なものを教えてくれたような作品でした。 この作品で本は益々大切なものだと思わせられたので、 読書時間を今まで以上に大事にしたいと思いました。
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話題になっているというだけの理由で本書を読み始めた。単に「出版取次会社」の新人営業ウーマンである主人公の物語なのだと思って読んでいたのだが…。 後になって主人公の成長物語(ノベル)と実在する小林書店(本屋としては2024年5月末に閉店)とその店主のエピソード(ノンフィクション)を...
話題になっているというだけの理由で本書を読み始めた。単に「出版取次会社」の新人営業ウーマンである主人公の物語なのだと思って読んでいたのだが…。 後になって主人公の成長物語(ノベル)と実在する小林書店(本屋としては2024年5月末に閉店)とその店主のエピソード(ノンフィクション)を融合させた作品であることを知った。 文庫版のベースとなっている『仕事で大切なことはすべて尼崎の小さな本屋で学んだ』を改題し、再編集した作品であることも。 仕事や人生におけるヒントが鏤められた作品だった。なるほど、凄いな、でもなかなか実践は難しいよな、と思いながら読み終えた。小林書店店主と私の決定的な違いは、知恵を絞り実践したか、良い話だけれど実践は難しいと思っただけなのかなのだろうな。 町の本屋さんが姿を消しつつある今、本は通販で買うか電子書籍をDLして読むかになってしまっている。大型書店には無い街の書店の魅力を改めて思い出しながら、あとがきや解説まで一気に読み終えた。
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小林由美子さんの人生の全てが誰かに影響を与え、確実にその人を変えている それが仕事のことであり、そして初めからやりたかった仕事ではないところが素晴らしいと思った 自分はやりたくて始めたことも、やりたくなくて始めたことも全て小林さんのような行動力と、何よりも熱意を持って行っていた...
小林由美子さんの人生の全てが誰かに影響を与え、確実にその人を変えている それが仕事のことであり、そして初めからやりたかった仕事ではないところが素晴らしいと思った 自分はやりたくて始めたことも、やりたくなくて始めたことも全て小林さんのような行動力と、何よりも熱意を持って行っていたらどんな人生になったのだろうと考える これからの人生、仕事に対してだけでなく人との関わりに対しても見直すいいきっかけをもらえた
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尼崎市の立花商店街にある本屋さんを切りもりしてきた由美子さんの話。 実話のエピソードに新入社員の女子がアレンジを加え登場しますが、心温まるお話に震えました。特に由美子さんのご主人が出来た人でひとつひとつのエピソードに愛が感じられるのです。 2020年「仕事で大切なことはすべて尼崎...
尼崎市の立花商店街にある本屋さんを切りもりしてきた由美子さんの話。 実話のエピソードに新入社員の女子がアレンジを加え登場しますが、心温まるお話に震えました。特に由美子さんのご主人が出来た人でひとつひとつのエピソードに愛が感じられるのです。 2020年「仕事で大切なことはすべて尼崎の小さな本屋さんで学んだ」で刊行された単行本を改題して文庫化した作品ですが、5年後の続きが書き加えられてます。 小林書店は今年の5月に閉店したそうなんですが多くの人に愛されて惜しまれながら笑顔で見送られるんです。 最後は涙腺崩壊してしまいました。 かなさんは昼休憩にラストまで読まないことを、ゆめゆめお忘れなきようにっw 読了後にYouTubeで小林書店の最後の日も観られると臨場感あふれますよw https://m.youtube.com/watch?v=DyiFjbaMPRU
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